子どもが手を離れる50代は、それなりに時間の余裕ができるもの。
これまでやりたかったけれども、なかなかできなかったことに専念できるチャンスかも・・・
知的好奇心が旺盛な人は、放送大学にチャレンジするのもいいのでは?
・・・ということで、私は放送大学に入学しました。
大学時代に書いた卒論を後日 見る機会があり、そのあまりのひどさにガクゼン!
・・・なんとかリベンジしたい。
私の場合は、そんな単純な理由から。
2年間の放送大学の生活でしたが、いい体験ができました。
今後 めざす人がいるかもと思い、放送大学での学生時代の振り返りを お知らせします。
目 次
- 放送大学の2年間を振り返って・・・自分の最初で最後?のわがままを 押し通してよかった のが本音!
- 継続できたエネルギーの源は、なんといってもやっぱり好奇心・・・中高年に限らず、これが最も大切かも?!
- 放送大学の卒業・修了式でビックリ・・・99歳の大先輩卒業生から また新たなエネルギーをもらいました!
- 知的好奇心たっぷりの中高年には、放送大学がとってもおススメ!!
- まとめ
放送大学の2年間を振り返って・・・自分の最初で最後?のわがままを 押し通してよかった のが本音!
放送大学の全過程をなんとか終えて、1つの目標が無事に終わってやれやれというのが本当のところ。
仕事と学業の両立はなかなか難しい・・・そう思ったことが、何度かありました。
本当に学習・研究してみたかった分野に取り組んでみたものの、仕事が忙しくなると、いつの間にか自分に言い訳をしたくなるときも・・・
けれども、そういう弱腰のときも、ゼミの学友と定期的に会うとすぐに吹っ飛びました。
70~80代になる人生の先輩たちがニコニコしながら、とてもエネルギッシュに研究の成果を毎回発表。
その姿を見ていると、無意識のうちに自分にハッパをかけられているみたいな気分になりました。
年齢差を超えて、同じ目的意識を持って 日々取り組む学友というのはいいものだ・・・
仲間との輪をとても心強く思ったしだい。
「学習するのに年齢は関係ない」
「中高年でも、これからの人生で 今日が一番若い! だから がんばろう!」
・・・70代の学友のこの言葉は、私の宝物になりました。
なお、妻には金銭面での節約をお願いすることになりました。
全部で60万円くらいの出費のはずだけど、どうしたのだろう???
その後、しばらく頭が上がらず・・・
継続できたエネルギーの源は、なんといってもやっぱり好奇心・・・中高年に限らず、これが最も大切かも?!
放送大学で学習・研究している中高年を見ていると、私の会社仲間の中高年よりもかなり若々しく見えます・・・
好奇心が旺盛だと、それが行動や顔・姿などに現れるのかもしれません。
放送大学に限らず、アウトドア、ジョッギングなど、何かが大好きという中高年はとてもイキイキして見えます。
でも、その底知れぬ好奇心はいったい どこから出てくるのでしょうか?
大好きなことがある。
とってもやりたいことがある。
同じようなことを思っていても、すぐ行動する人としない人・・・
「これからの人生で、今日の自分が一番若い」と思えれば、まずはいったんやってみる・・・
そんな軽いノリがいいような気がします。
結果として三日坊主になったとしても、そのときは また次のことを考えればいいのだから・・・くらいの気持ちのほうが 前に進めるかも。
放送大学の卒業・修了式でビックリ・・・99歳の大先輩卒業生から また新たなエネルギーをもらいました!
放送大学の卒業式・修了式は合同で、例年3月下旬の土曜日に行われます。
日本全国から東京にやって来る人・ひと・ヒト・・・すごい熱気。
東京に来れない人は、都道府県の学習センターに。
学部、大学院ごとに総代が代表で学位記を授与されると、会場から割れんばかりの大拍手。
けれど 私が最も感動したのは、北海道の放送大学に通う99歳 男性の大学生でした。
特別賞とのことでした・・・
99歳になっても、学習したいという熱意には完全に脱帽。
私など、まるで孫みたいなもの。
紹介内容によると、放送大学を過去に3回も卒業されているとか・・・
それでも、まだまだ学び足りなくて、その後に4回目の入学をされました。
頭は真っ白ですが、背中がしゃんとされていて、とてもそのお歳には見えません。
上にはもっと上がいる・・・また新たなエネルギーをもらいました。
場所は東京都渋谷にあるNHKホール。
髪も服装もキレイになった中高年が大勢集まりました。
みな「確かに何かを終えた」みたいな とってもいい顔、かお、カオ・・・
当日、会場にかなり早く着いた私は、会場中央の一番前の席が空いていたので そこにずうずうしく座りました。
すると、なんとNHKの放映した映像に私も映っていました。
会社の先輩がテレビでたまたまたそれを見ていて、私に教えてくれました。
先輩は、あなたもモノ好きだねえ みたいな顔?でしたが・・・
知的好奇心たっぷりの中高年には、放送大学がとってもおススメ!!
放送大学のよさには いろいろあります。
学友と話していると、それは実にさまざま。
私が中高年のみなさんに放送大学をおススメする理由は、次のことから。
①知的好奇心を満たす「本物の学習・研究」に取り組めます!
誰にやれと言われるわけでもなく、自分のこだわりのままに取り組めます。
いい点を取りたいわけではなく、自分の本当の問題意識をもとに、可能な限り放送大学の場で戦ってみたい・・・
放送大学は、その機会と みちしるべを提供してくれます。
1人で何でもできる人は ほんの一握りでしょう・・・
であれば、経験豊富な指導者と、心強い中高年の学友がいれば より一層頑張れます。
しかも、長年の経験から生まれた わかりやすい教材と指導方法。
これは、各大学がここ数年で始めたオンライン講座とは比較にならないと思います。
②社会人でも「自分の時間とペース」で学習できます!
社会人は平日の昼間、仕事を持っています。
そして年間を通じて、けっこう忙しい月とそうでもない月があるもの。
忙しい月でも、放送大学であれば、テキストとテレビ・ラジオの録画があらかじめそろっているので、それなりに調整できます。
たとえば、6月が超忙しいとわかっていれば、5月のうちに6月分の半分をカバーするなどの対策が取れます。
または、調子が乗っているときは 次の月の分までやってしまうとか。
あるいは、今月は精神的に乗らないなぁ〜と思うときは、ちょっとだけ翌月に回して、小旅行に行って気分転換するなど、ある程度の融通が可能。
③志を同じくする、年齢差を超えた学友との交流はとってもステキです!
最初のゼミでの違和感・・・これは今でも覚えています。
あまりの年齢差・・・上はどう見ても80代。50代半ばの私はちょうど真ん中あたりかも。30代くらいの人もいるなあ。
けれども、それは今となっては笑い話。
仲良くなった今では、ときどきメールで近況報告。
まだ、みんなで LINEを使うまでには至っていませんが、なんだかいい感じです。
コロナ感染が広がってから、集合形式でのゼミはずっと延期中・・・これがかなり残念。
再び、みんなで お土産とみやげ話を持ち寄って、それぞれの研究成果を「リアルに」味わいたいものです。
まとめ
仕事をしながら、大学や大学院に行きたい。
自分がずっと本当にやってみたかったことに、チャレンジしてみたい。
子どもの手が離れた50代からの中高年は、いろいろなことを想うもの・・・
こういう方面に興味のある人は、放送大学を考えてみるのもいいかも。
時間にしばられず、自分のペースで。
自分で決めた目標地点まで、自分の計画に沿って前進。
困ったときには、経験豊富な教授と、何でも話し合える学友たちからの熱いアドバイスの嵐・・・
オンライン学習が主体なため、基本的には自己管理ですが、仲間が定期的に刺激をくれるので がんばれることうけあい。
・放送大学の2年間を振り返って・・・自分の最初で最後の?わがままを押し通してよかった!
・継続できたエネルギーの源は、なんといってもやっぱり好奇心・・・中高年に限らず、これが最も大切かも?!
・放送大学の卒業・修了式でビックリ・・・99歳の大先輩学生から また新たなエネルギーをたっぷりもらいました!
・知的好奇心たっぷりな中高年には、放送大学がとってもおススメ!
私の放送大学大学院の体験についての ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
過去の放送大学のブログは次のとおりです。
よかったら、ご覧ください。
◎ < その1 放送大学の魅力 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その2 入学動機・説明会・家族の反応 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その3 入学試験 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その4 研究計画書 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その5 提出書類の準備・受験本番 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その6 入学後の楽しい?学生生活 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com
◎ < その7 論文作成 編 >
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◎ < その8 中高年がとっても熱くなるゼミ 編 >
hyakuman-amane.hatenadiary.com