hyakuman_amaneのブログ

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【 絵本は50代からの中高年にとって、かたい頭の破壊ぐすりかも? : <その5> 今回の3冊は「ステキな友情」 編 】

こどもは絵本に夢中・・・
中高年も絵本で 頭が少し
柔らかくなれるかも?

 

こんばんは、百萬です。

 

50代からの中高年・・・

「そろそろ頭が硬くなってくるころなので、ご注意を・・・」

雑誌やネットなどでこんな記事を見かけませんか?

 

よけいなお世話と、中高年は思いがち。

 

でも、20代の若者たちが関心のあることにまったく興味がない。

話している言葉がよくわからない。

知りたいとも思わない。

そう思いはじめると、かなり危険なゾーンかも・・・??

 

そんな中高年は、絵本の世界にしばし浸るといいかも。

何も考えずに、絵と少しのことばを見て、ただただ 感じるだけの時間を持つ・・・

 

これだけで、四角い頭の角が少しだけ削れたような感覚になるかも。

子どものころの純な気持ちがちょっとだけ蘇るかも?

 

今回の絵本は、友情ってやっぱりいいなあ、ステキだなあと思える感じ・・・

コチコチになった中高年の頭を、少しだけ破壊するお手伝いができればうれしく思います。

 

目 次

 

レオニート・チシコフさんの『そらに かえった にゅうどうぐも』(2022年)は、子どものような発想の豊かさと、少年と雲のステキな友情に 思わずほほ笑んでしまうかも?!

横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

おばあさんにマフラーとセーターを編んでもらいたい。

そんな思いから 男の子は山に登って、一番近くにいた雲の友だちをつかんで、棒にクルクルと毛糸がわりに巻きつけました・・・

 

さて、雲がマフラーとセーターに姿を変えた後、どうなったのでしょうか?

 

男の子は自然が大好き。

いつも近くの山に登っては、空に浮かんでいるたくさんの雲をず〜と眺めています。

 

雲は男の子と仲のいい友だち・・・

男の子はいろんな形の雲を見ていると、とてもワクワクしていられるのです。

 

けれども山にいると、日によってはとても寒くなります。

男の子がかぜを引かないかと心配なおばあさん。

 

男の子が山でかぜを引かないようにと、マフラーとセーターを編んであげることに・・・

しかし、貧乏なため、毛糸が底をついているのに気づきます。

 

ごめんねぇ・・・おばあさんは男の子に謝ります。

男の子はいつもの雲のうち、1つくらいなら毛糸がわりにしてもだいじょうぶだろう。

 

雲の糸を使って、おばあさんに編んでもらったマフラーとセーターはとても暖か。

男の子はとってもうれしくなります。寒くないので、ずっと雲を眺めていられますから・・・

 

ところが・・・空から雲が1つなくなってしまったことで、降る雨の量が変わってしまい、動植物などに大きな影響を与えることに・・・

 

男の子は大好きな友だち雲を、マフラーとセーターにしてしまったことを反省します。

大切な友だちに甘えてしまってごめんね・・・

 

メルヘンチックな香りが漂うこの絵本。

思わず、異次元の世界に引き込まれること、うけあい。

 

トミー・ウンゲラーさんの『エミールくん がんばる』(1975年)は、人といきものの心のふれあいに出会えるかも?!

横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

人間とタコの間に生まれた友情は、はたして永遠でしょうか?

 

そんな奇想天外な、こころ温まるストーリーにほほ笑むことができれば、中高年に子どもの目線がまだ残っているかも・・・

 

かっぷくのいい警察の船長は、一度海で死にそうに・・・

そのときに救ってくれたのが、タコのエミール。

それ以来、2人?は大のなかよしに。

 

警察の船長が、違反のものを密輸をしようとした船を捜索中。

なんと、悪い連中に逆にやられてしまいます。

 

タコのエミールはすかさず、警察の船を奪った悪い連中をサササッと追いかけます。

8本の足を巧みに使って拳銃を奪い、悪いやつらをあっという間に・・・

 

エミールはずっと長い間、海にいる元気なタコ。

とってもひょうきん。人間にも大人気です。

 

このあと、警察の船長はタコのエミールに友情のあかしを贈ります。

さて、それは・・・???

 

子どもに限らず、こころが和むストーリーは中高年にも合うような・・・

特に、仕事でヘロヘロになって、笑いを忘れかけている方にピッタリかも。

 

とい よしひこ さんの『ぼくらの ひみつきち』(2022年)は、すぐにうちとけ合う少年たちにほっこりできるかも?!

横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

都会から来た男の子と、田舎の少年たち。

お互いになかなか なじめないことが多い シチュエーション・・・ですが、どうすれば仲良くなれるのでしょうか?

 

親としてはそのあたりがすごく心配でしょう。

 

大きな都市から転向してきたばかりの男の子。

この田舎では、みんなと言葉も違うし・・・なかかな友だちができないみたい。

 

男の子が珍しいトンボをつかまえました。

それを田舎の2人の少年たちがとってもほしがります。

男の子はクワガタには興味がありますが、トンボはそれほどでもないので、あっさり いいよ・・・と。

 

少年たちは、クワガタやカブトムシなど、いろんな昆虫がいる大きな木に「ひみつのきち」を作っています。

普段なら、そんな大切なことを教えない少年たち・・・

 

けれども、トンボのお礼にと男の子を誘います。

そこから3人の友情がドンドン深まって・・・

いくつもの山を超え、川を潜って、着いたところは・・・???

 

まとめ

頭の固くなった中高年、
絵本が固さを壊してくれるはず・・・

 

今回の3冊の絵本は、友情をテーマにしたもの。

子どもはたぶん・・・すなおに こういうのいいなあと、思うような気がします。

 

では、頭がかなり固くなった中高年はいかがでしょう?

ほほえんだ人、しかめっ面の人、バカバカしくて途中でやめる人それぞれでしょう。

 

頭をまっさらにする時間を少しでも持つと、けっこう頭がスッキリする人が多くなるとか・・・

中高年は疲れたら寝ますが、目を開けているあいだはずっと何かを考えている・・・そんな調査結果もあります。

 

子どもの目線を一瞬でも取り戻すと、まわりの世界が少し変わって見えるかも・・・

 

・レオニート・チシコフさんの『そらに かえった にゅうどうぐも』(2022年)は、子どものような発想の豊かさと、少年と雲のステキな友情に 思わずほほ笑んでしまうかも?!

・トミー・ウンゲラーさんの『エミールくん がんばる』(1975年)は、人といきものの心のふれあいに出会えるかも?!

・とい よしひこ さんの『ぼくらの ひみつきち』(2022年)は、すぐにうちとけ合う少年仲間にほっこりできるかも?!

 

固くなってきた50代からの中高年の頭を壊してみたい・・・

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

これまでの「中高年のための絵本」シリーズは、つぎのとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その1>・・・「幸せは人とのふれあいの中に」  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その2>・・・「こころの冒険」  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その3>・・・「豊かな発想」  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その4>・・・「大切なことを教えてくれる」  編

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