こんばんは、百萬です。
50代になると子供の手が離れ、それなりに自分の時間がもてるようになります。
であれば、それまで できなかったことをやってみたい・・・
知的好奇心の旺盛な人は、学生時代にもう少し真剣に学習しておけばよかったなどと、たいていは後で思うもの。
そんなことを思うものの、何をどうしていいか・・・迷う人も多いのでは?
そういうときは、放送大学の門をくぐるのが とてもおススメかも。
放送大学の中高年学生たちは、まさに知的好奇心のかたまり集団。人生経験も豊富。
入学すると、会社でかく汗とは違って、とても楽しい? さわやかな? 大汗をかくこと間違いなし・・・
子どもの手が離れたので、私は50代半ばで放送大学に入学。
好奇心のおもむくままに、自由な時間を使って、学生時代のひどい論文のリベンジをしたい・・・
放送大学では自分がけっこうな年齢だろうと思っていたら、50代はとってもヤング。
まさに、ひよっこ。
論文原稿をゼミで発表しては、さまざまにかわいがられ!、いたぶたれ!、いろいろな楽しい?苦難がありました。
毎回、ゼミの教授から汗のしたたるような ステキな指導。
さらには、中高年の学生仲間からするどいツッコミをたくさんもらって、無事 修士論文を2年間で完成させることに・・・
今回は中高年学生たちの、熱いあつ〜いゼミについてお知らせします。
目 次
- 人生経験に裏打ちされた中高年学生たちのツッコミは一流かも? ・・・おかげで学生時代のひどい論文のリベンジができました!
- ゼミの運営はとってもスリリング・・・質疑応答は毎回 40〜80代とは思えないバトルのような感じ?!
- 30〜40歳の年齢差を感じさせない、放送大学の中高年学友とのステキな交流はすばらしい!
- まとめ
人生経験に裏打ちされた中高年学生たちのツッコミは一流かも? ・・・おかげで学生時代のひどい論文のリベンジができました!
研究成果をゼミで定期的に発表。
するとその度に、仲間の中高年学生からさまざまな質問と、たくさんの予期せぬ指摘の嵐、あらし、アラシ・・・
さすがは人生経験が豊富な放送大学の中高年学生たち。いつも舌を巻き、けっこうな冷や汗をかきました。
そうか、そういう切り口もあるのかぁ・・・なるほど確かにそうだ、など。
教科書に書いてあるような理論・理屈だけでなく、仕事を40年以上経験する中で考え抜いた中高年学生たちからのさまざまな指摘。
くやしいものの、冷や汗と脱帽の日も・・・
でも、かいた汗の量に比例して、自分の取り組みの甘さがよくわかりました。
そのおかげで、論文に確かな厚みができたような感じ。
自分なりに納得のいく論文にしたい。
十分に練った研究計画書に沿って、資料を集めて読み込み、原稿をセッセと書く土日。
ゼミでは折れそうになるときも。
思わず、みんなからブラボー?!のような反応があるときも。
こだわりを大いに持つ 中高年の放送大学生たちの中で、みなそれぞれに刺激を受けながら奮闘しました。
ゼミの運営はとってもスリリング・・・質疑応答は毎回 40〜80代とは思えないバトルのような感じ?!
私が所属したゼミは全員で20名くらい。
年齢は40代から80代までいて、質疑応答がとても活発。
50代半ばで参加した私が、とってもヤングに見えてしまいます。
ゼミの開催は2か月に1回くらいの割。開催日は朝から夕方まで丸1日の日程。
ほとんどが、東京・茗荷谷の東京学習センターで、土曜日に開催されました。
ゼミでの発表は1人20分、質疑応答が15分くらい。
でもだいたいこの時間を軽くオーバーしました。質疑応答が多くて、終わらないのです。
自分の論文の報告だけでなく、みな ほかの学生の論文にも興味深々。
発表者は前もって 発表の予約を取るのがルール。
出席者はそれまでの論文作成の進行状況に応じて、取り組んでいる内容を時間内に述べます。
けれど、熱が入ってしまい、時間はだいたい守られない感じ・・・
社会人も多いため、仕事の関係もあってか、土曜日のゼミは毎回数名が出席できません。
そのため、20名中15名くらいが当日集まっていました。
学生は全国から自費で出席。
飛行機で来る中高年学生も。それで、前泊または後泊する学生もけっこういます。
神奈川から電車で1時間の私は、その執念にまさに頭の下がる思い・・・
30〜40歳の年齢差を感じさせない、放送大学の中高年学友とのステキな交流はすばらしい!
学生仲間とゼミで何度も会っていると、年齢差を超えてまさに学友の感覚に。
第三者が見たら、親子または三世代のように見えるかもしれませんが・・・
そのうちに、毎回 誰かが地元のお菓子などを土産に、持ってきてくれるようになりました。
北海道、四国、東海、関西などいろいろ、さまざま。
ペットボトルのお茶を飲みながら、そのお菓子をゼミ中にちょこっと食べながらの進行。
教授もおいしそうにバクバクと・・・
ゼミでぐったり疲れた後は、いつも夕方から近くの居酒屋で会費制の飲み会。
ゼミの教授も学生たちも大のお酒好きなので、場が激しく盛り上がります。
同じような志を持つ中高年学生ですから、自然とそのうちに論文作成に関する議論が再開・・・
この場でけっこう みんなの本音が飛び出し、それが最も参考になる指摘になったりします。
なお、中高年とはいえ、放送大学の学生です。そのため、論文の資料収集で博物館などに入るときは、大学生の料金で入ることができました。
また、論文作成に必要な出張などは、放送大学の証明があればJR料金が学割扱いになりました。
この年齢で、大学生の料金とはちょっと不思議な感覚。
まとめ
年齢差を超えた中高年学生の仲間という、不思議な感覚の世界。
放送大学をひとことで言うと、そういう感じ。
最初は違和感がありました。
自分の親や子どもと一緒の教室に座っているようなもの。
けれども、めざすものはみな同じ・・・
1回、2回と回を重ねるごとに、学友の意識が芽生えていきました。これはみな同じだと思います。
溢れんばかりの知的好奇心を持った放送大学の学友たち。
40〜80代の学生たちに、毎回たくさんのエネルギーをもらいました。
なかには 放送大学を卒業、または大学院を修了したあとも、ゼミに参加する中高年もけっこういます。
その先輩たちがいまだに研究を続けて、ゼミでときどき発表している光景は後輩にとってはいい刺激。
まさに生涯学習の ものすごい手本かも・・・
・人生経験に裏打ちされた中高年学生のツッコミは一流かも?・・・ おかげで学生時代のひどい論文のリベンジができました!
・ゼミの運営はとってもスリリング・・・質疑応答は、毎回40〜80代とは思えないバトルのような感じ?!
・30〜40歳の年齢差を感じさせない、放送大学の学友とのステキな交流はすばらしい!
今回は、放送大学のゼミの様子をお知らせしました。
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
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