hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 50代からの知的好奇心をくすぐる放送大学の魅力!: < その3 > 入学試験の内容 編 】

 

 

放送大学に入学する目的は、40年前に書いた ひどい卒業論文をやり直したかったから・・・

そんな単純な思いから、放送大学のカリキュラムなどを自分なりに確認し、費用のメドも何とかつきました。

 

そうなると、あとは試験に受からないと始まらないので、その内容を確認していきました。

その内容と準備について お知らせします。

 

目 次

 

入試科目に英語があるのかあ~・・・でも、これは選択するプログラム(コース)によって異なります!

 

 

放送大学で選択できるプログラム(コースのこと)は、現在 次の7つ。

 

・生活健康科学

・人間発達科学

・臨床心理学

・社会経営科学

・人文学

・情報学

・自然環境科学

 

募集人員は毎年4月の開始のみ、全部で500名。実際の合格者は 毎年これよりも多くなっています。

詳しい内容は、放送大学のホームページから、「大学院案内パンフレット」や「授業科目案内」、「学生募集要項」を取り寄せて、最新情報をご確認ください。

 

私が選択した人文学プログラムの試験科目は2つ。

1つは英語。もう1つは研究計画書。配点の割合は、英語  :  研究計画書 =30  : 70。

 

試験内容はプログラムによって 毎年異なります。

そのため、最新版の「学生募集要項」で必ず確認してください。

 

7つのプログラム(コース)のうち、どれにするか?

 

 

どのような分野・内容で、修士論文を書くのか。これが決まれば、自ずとプログラムが決まります。

 

逆にこれがあいまいだと、あとあと 困ることに。そのため、ここは少し時間をかけました。

これまでに学んできたこと。現在、関心があること。

どうせやるなら、心機一転で前から興味があったけど、なかなか取り組めなかったことなど・・・

この際にいろいろ考えてみました。

 

それでも、なかなかイメージしにくいときは、Google Scholarとか、CiNii(サイニー)などの論文検索サイトを使う手があります。

関心のあるキーワードを入れて検索すると、たくさんの論文がヒットします。

 

そのタイトルをじっと見ていると、何らかのヒントになります。

全部は無理ですが、一部の論文はPDFで内容を無料で閲覧できます・・・

 

とりあえず放送大学に入ってから 分野を考えようというわけにはいきません。

なぜなら、プログラムによって試験内容が違うため。

 

たとえば、人文学プログラムであれば英語の試験があります。

それ以外にも、生活健康科学と社会経営科学のプログラムも英語が必須。

それに対して、他の4つのプログラムでは、それぞれに専門分野に関する試験がありますが、英語の試験はありません。

 

そのため、まずは自分が研究したい分野と内容を、あらかじめ よくよ~く 考えて、頭を整理することをおすすめします。

ここだけは、じっくりと考えることが重要!

 

ここまで決まれば、英語の試験を受ける必要があるのか。

別の試験科目の対策が必要か。研究計画書の内容をどのようにするかなど が決まります。

その上で、過去問を放送大学のホームページから 3年分ダウンロードできるので、傾向と対策を立てればスムーズに進むと思います。

 

英語対策は 細かいことよりも、「文章全体や段落が だいたい何を言っているかが 書ければ」・・・レベルの学習を!

 

 

神奈川学習センターで放送大学 大学院を修了した先輩から当時 聞いたこと。

英語はひどい点数を取らなければ大丈夫・・・!?

 

ひどいって、どれくらい?

高校時代に赤点は40点だったような。

であれば、少し安全を見て50点くらい取れればいいのかなあ。割合は試験全体の30%だし・・・

 

放送大学のホームページには、プログラムごとの過去問を見ることができますが、その内容を実際に見たときはちょっと焦りました。

これは・・・なめたら落ちそう。

 

A4サイズで1枚半ぐらいある けっこうな長文の英語。

単語はどこかで見たことがあるけれど、え〜と これは何だっけレベル。

 

設問をみると、下線部分の趣旨を何文字以内でまとめるとか、あるいは著者が全体として言いたいことを何文字以内でまとめるのが・・・大半。

重箱の隅をつつくというよりは、文章や段落ごとの趣旨を問うものが多い印象。

 

しめた、これなら単語が多少わからなくても、だいたいの趣旨をとらえて なんとかそれらしく書けるかも。

あまり細部にこだわる必要がない感じです。

 

考えたら、中高年に英語の細かい点を聞いても あまり意味はないかもしれません。

また、そんなことを聞かれても、英語の世界から遠く離れている中高年には 酷というものなどと、妙に納得。

 

電子辞書は持ち込み不可ですが、紙の辞書は持ち込めます。

とはいえ、重要と思われる単語の意味を忘れている場合に、引くくらいでしょうか。

中高年が辞書に首ったけになると、試験時間内に書き終えられないような・・・

 

まとめ

 

 

放送大学修士課程に進もうとする場合、選択するプログラム(コース)によって試験内容が違います。

英語がある場合は、過去3年分の過去問題を見て、そのレベルをまず確認しましょう。

 

中高年は、既に忘れてしまっている英単語が圧倒的に多いもの。

でも、うまく話せないけど、膨大な時間をかけて勉強したはずの英語・・・

過去3年分の過去問を5回くらい眺めていれば、そのうち気合いで なんとか意味がわかるような気になるもの。

 

英語の試験では、細かな訳文などを求めるのではなく、文章の重要なことをまとめる内容がメイン。

わかる英単語を拾いつつ、長い会社人生で蓄積してきた中高年の経験をもとに 適切な肉付けをすれば大丈夫では?

 

・入試科目に英語があるのかあ~・・・でも辞書の持ち込み可!

・7つのプログラム(コース)のうち、どれにするか? これがとても重要!

・英語対策は 細かいことよりも、「文章全体や段落が 何を言っているかが 書ければ」・・・レベルの学習を!

 

今回は、放送大学の試験対策のうち、英語について お話しさせていただきました。

参考になれば幸いです。

 

なお次回は、もう1つの とても重要な試験である「研究計画書」について、お知らせしたいと思います。

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。