hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩!:<その11> 全国に広がる こどもの国 編 】

【ブログをしばらく休止します】

 

こんにちは、百萬です。いつも、ありがとうございます。

さて、ブログをしばらくの間、休止します。

3本のばね指が悪化し、手術する予定になりました。指がこんなに固くて動かず、痛くなるとは初体験。

医者からは「老化ですねえ」。もうちょっと、何か言ってくれない?みたいな感じ。

またお会いできる日を、楽しみにしています・・

 

かわいい牛たちが
中高年を迎えてくれそうな・・

 

こどもの国って子どもやお父さん、お母さんにとって楽しく遊べる広い場所・・・そんなイメージでしょうか?

 

けれども、最近は中高年がこどもの国をのんびり散策する光景が増えてきたような・・

疲れたら芝生の上で休憩してゆっくりお茶を飲むなど、幅広い年齢層が利用するようになってきました。

 

そんなこどもの国ですが・・

いつごろ、どんな目的でこんなに広い施設がつくられたのかと 思ったことはありませんか?

今回は、こどもの国についてのささいなウンチクを・・

 

目 次

 

こどもの国って、いったい全国にいくつあるのでしょう?

 

こどもたちの大声は、中高年に
とって心地よいものかも・・??

 

◼️現在 全国に20以上ある「こどもの国」

 

小さな子どもに大人気の こどもの国。

第1号は、神奈川県横浜市の元祖「こどもの国」。

 

その様子をじっくりと観察したら、子どもたちの遊び場としてバッチリ・・・

そんなことから、千葉県や沖縄県をはじめとして、類似の施設が全国に次々とつくられていきました。

 

ピーク時には関連する施設を含めると、なんと全国70か所以上になったこともあるとのこと。(※)

けれども、1990年代のバブル崩壊時期に入場者数が激減したため、経営難に陥った施設が増えて しだいに減ることに・・・

 

東京町田市と横浜市の間にあるこどもの国。広さはなんと、東京ドーム21個分・・

なぜ、こんな広い場所が東京と神奈川の境に確保できたのでしょうか?

 

ここには旧陸軍の弾薬製造・貯蔵施設があり、その広大な土地を利用できたため。

当時は、田奈弾薬庫(田園都市線の田奈駅の名前と同じ)と呼ばれていました。

敗戦後は米軍に接収されたものの、1961年に日本に返還されました。

 

第1号となる「こどもの国」の候補地には、他にたとえば、埼玉県朝霞市の米軍キャンプや神奈川県藤沢市辻堂の旧日本軍の遠州路などがありました。

さまざまな話し合いの末に、最終的にこの地に決定されました。

 

※ 『こどもの国50年史』(2016)からの引用。

 

◼️各地の子どもたちが 大きな声を張り上げて遊べる広場

 

もちろん、ひつじたちも
中高年の仲間・・

 

全国にあるこどもの国の面積を、大きい順に並べると次のように・・・

 

① こどもの国(神奈川県横浜市青葉区) 約100ヘクタール

② こどもの国(岡山県)(岡山県岡山市北区) 約80ヘクタール

 

③ こどもの国(福島県)(福島県郡山市) 約70ヘクタール

④ こどもの国(長野県)(長野県上田市) 約60ヘクタール

⑤ こどもの国(宮城県)(宮城県仙台市太白区) 約50ヘクタール

・・・

 

どれをみても、けっこうな広さ。こんなに広ければ、大勢の子どもたちが大声で叫んだり、走り回ってもビクともしない感じかも・・

 

こどもの国って、いつ、なぜつくられたの?

 

中高年は歩き疲れたら、
この牛イスで休憩を・・・

 

◼️神奈川県のこどもの国が第1号で、当時の皇太子殿下のご結婚記念として

 

神奈川県に こどもの国がつくられることに決定したのは・・・1959年(昭和34年)4月。皇太子殿下(現 上皇陛下)のご結婚を記念してのこと。

 

全国からたくさん寄せられたお祝いを、皇太子殿下が「こどもたちが健やかに育める施設に使ってほしい」とのお気持ちから・・・

 

その後、建設がドンドン進み、1965年(昭和40年)5月5日に開園。

こどもの国は、自然と触れ合いながら遊べる場所。関東近郊の多くの子どもたちと家族にずっと親しまれてきました。

 

◼️児童厚生施設として全国に拡大・・

 

こどもの国が全国に拡大したのは、神奈川県のこどもの国が開園した後に、各地方公共団体や法人が独自に設置運営するようになったから。

 

その主な足跡は・・・

・1965年(昭和40年)5月5日

神奈川県横浜市に「こどもの国」が第1号として開園。

・1965年(昭和40年)11月4日

「第一回こどもの国 全国会議」が開催され、「こどもの国けんぽう」が制定されました。重要事項やルールの決定ですね・・・

 

・1970年(昭和45年)

全国に「こどもの国」が20か所を突破。

・1973年(昭和48年)

「こどもの国全国協議会」が発足し、全国的な連携が進み、それぞれの施設の持つノウハウなどが共有されていきます。

 

中高年は各地を旅行するときに、その地域のこどもの国を散策していかが?

 

ただ歩くだけでなく、あちらこちら
の景色を楽しめます・・

 

◼️こどもの国の全国めぐりと散歩がおもしろそう

 

子どもが小さい頃は、月に2〜3回くらい神奈川県のこどもの国で1日中遊んでいました。

何度行っても、子どもが真っ黒になるまで遊んで、大声を上げていたのを覚えています。

親の私たちは、毎回けっこう大変な思いをしましたが・・

 

子どもが大きくなってくると、子どもの国に行くことは次第になくなります。

けれども、こんなに自然がある広大な場所。中高年が散策に使わない手はないでしょう・・

それ以降、毎年のように四季折々に、こどもの国に行って楽しんでいます。広さや施設の内容などはさまざまに異なりますが、それもまた興味深いもの。

 

たとえば、各地に旅行に行く機会があれば、その折にその地のこどもの国を終日ゆっくりと散策してみるのはどうでしょうか?

 

そういうイベントを旅行に組み込んでみると、なんだか面白そうな感じかも。

各地のこどもの国を散策している中高年に出会えて、ひょんなことから話が弾むかもしれません・・・

 

◼️各地のこどもの国の園内を散策すると、ステキなことがいっぱいあるかも?

 

こんなところに寝っ転がって
しばし昼寝でも・・・

 

私がよく行っている神奈川県のこどもの国。ここは何度も行っているので、かなり詳しくなってきました。

同じように、こどもの国に何度も来ている中高年は、自分のとっておきの場所みたいなものがあるかもしれません。

 

全国にあるこどもの国をそれぞれに散策している中高年も、経験によっていろんな情報を持っているに違いないはず・・・

そんなことを思うと、お互いのブログなどで、それぞれのこどもの国の情報交換ができればとってもイイ感じ。

 

そうなると、各地のこどもの国を楽しむ視点がさらに増えるので面白そう。

また新たな楽しみが増えるかも・・・中高年の妄想はこんなふうにドンドン広がっていきます。

 

まとめ

 

時間がとってもゆっくり
ゆったり流れているような・・・

 

こどもの国は、子どもとお父さん、お母さんにとって、心から楽しめる施設。

 

私が行っている神奈川県のこどもの国は、土日や休日になると車が駐車できないくらいに 人が来ています。たぶん全国的にそうではないかと思います。

 

時間の取れる中高年は、ここでゆっくりのんびり過ごすっていうのもアリかも。

それって、中高年ならではの贅沢な時間の使い方かもしれません・・・

 

・こどもの国って、いったい全国にいくつあるの?・・・現在20か所くらい。

・こどもの国って、いつ、なぜつくられたの?・・・当時の皇太子殿下のご結婚祝いのため。その後、しだいに全国化。

・中高年は各地を旅行するときに、その地域のこどもの国を散策していかがでしょう?

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その10>・・・「子どもたちの描くチョーク絵を楽しみながら散歩 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その9>・・・「 外周と内周を気ままに歩く・・  」編

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<その8>・・・「中央広場をのんびり歩く 」編

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【 半径300メートルが違う世界に見えてくる近所の散歩! : <その35> たくましく生きる道端の草花とシロサギ 編 】

道端の草花はけっこう
たくましいような・・

 

こんにちは、百萬です。

 

天気がいい日、関東では最近 朝4時前から明るくなりつつあるのを ご存知でしょうか?

 

このところ4時半ごろから、近所の散歩へ。

さすがに5月にもなると、太陽の昇り始める時間がかなり早くなりました。

 

こういう時は、空気が爽やかな まだ涼しいうちに外へ出て、のんびり散歩したいもの。

歩いてみると、この時間帯でも案外 中高年の姿が見られます・・

 

目 次

 

道端の草花たちが、春の到来をとっても喜んでいるような感じ!

 

小さな花びらを
大きく広げて・・

 

◼️ ほんとに、ほんとうに小さなちいさな草花たちとの出会い

 

いつもの坂を下りていくと、その途中でさまざまな色をした 小さな草花たちが顔を出してくれます。

このあたりから、歩くスピードをちょっと落として、道端のわずかな土のあたりに目を向けながら、ゆっくりと・・

 

すると、赤やピンク、薄い黄色や白などの小粒の草花たちがさまざまに咲いている様子がわかります。

ときどき やや鮮やかな大きな花も見られますが、可憐な小さな花を見ていると とっても癒される気分になります。

小さな花たちの方が なんとなく親しみが持てるような感じで、腰を下ろして近づきたくなるような感覚・・

 

神奈川を流れる恩田川の遊歩道には、ときに自転車が軽快に走り、ジョギングをしている元気な中高年もけっこういます。

それ以外は、何人かで歩いている中高年たちがほとんど。

みな早朝の空気を胸に吸い込みながら、自由に気ままに散歩・・

 

◼️ 田植えのシーズンに向けた準備が着々と

 

歩みを進めていくと、けっこうな広さの田んぼが目の前にグングンと迫ってきます。

神奈川では5月下旬前後に田植えが始まります。そのシーズンに合わせて、田おこしと施肥が行われている田んぼが少しずつ増えてきた感じ・・

 

田んぼによっては、まだ雑草がかなり生えているものや、荒おこしのままのものも。

田おこしされた田んぼは、一面が土だけになっていて、さあこれからいよいよという感じ。

 

毎年のように苗を植えて、稲が少しずつ着実に成長し、秋に稲穂を刈り取る。そんな1年の循環が続きます・・・

今年も田植えのシーズンが近づいてきました。やはりすべてが、大自然の一部として回っていることを実感します。

 

毎日散歩していても、日々の変化はそれほど感じられないものの・・・1か月ごとに田んぼの状態を見ていると、ドラマチックともいえるような変化がわかります。

 

食欲旺盛なシロサギの動きをじぃ〜と見つめていると、とっても興味深い感じ?!

 

 www.youtube.com

 

◼️ シロサギと小魚の格闘劇

 

恩田川沿いにゆっくり歩いていると、2羽のカモがグッスリ眠っているのが見えました。

一本足だけでバランスをとりながら、よくそんな姿勢でちゃんと眠れるものだといつも感心。

 

今度はその向こうに、中型くらいのシロサギが目に入ってきました。どうやら川の小魚を食べているみたい・・・

腰を曲げて姿勢を低くし、狙いを定めては くちばしを水の中にサッと入れています。

 

小魚をくちばしでうまくつかんだみたい! おもむろにくちばしを上げて、つかんだ小魚を丸呑みしているような感じに見えます。

食べる側と食べられる側の知恵比べ? ここにも自然の食物連鎖を感じる瞬間。

 

シロサギは浅瀬の中で泳いでいる小魚をじっと観察して、石どうしの隙間から出てくる瞬間を狙っているのでしょう。その集中力はスゴい感じ。

 

◼️ シロサギを見つめる3人の中高年

 

春のコスモスが咲き始めて・・・

 

恩田川のフェンス越しにシロサギをじっと見ていたら・・・

いつに間にか、私と同じくらいの中高年の男性が1人、また別の女性1人が、同じようにシロサギの動きを静かに見ています。

 

私がシロサギに夢中になっていたせいか、同じようにじっと見つめる人がいるとは、まったく気づかず・・

目と目が合ったので挨拶すると、お互いにシロサギを夢中で見ていましたね・・・そんな顔になりました。それで、一言、二言と挨拶。

 

毎日 早朝に歩いている川沿いのいつもの遊歩道。

今日も歩いていると、このように同じ光景を見つめている中高年がいたりします。

そんな時に一言挨拶を交わすと、なんとなく親近感を覚えるもの。このあたりが近所の散歩のイイところかも。

 

恩田川にはたくさんのコイやカモ、ときにはシロサギやクロサギがやってきて、楽しい姿を見せてくれます。

季節ごとに変わる動植物たち。それぞれに変化があり、とても面白く感じられます。

 

まとめ

 

早朝に命のいぶきを感じるような・・

 

早朝に毎朝、近所を散歩。

毎日同じような道を歩いているものの、四季折々の草花や生き物を見ていると、必ずどこかに変化が見えます。

 

そのような変化をじっと見つめていると、とても散歩が楽しくなるもの。

そして近所であるため、中高年の輪のようなものが広がる可能性もありそう・・

 

・道端の草花たちが、春の到来をとっても喜んでいるような感じ!

・食欲旺盛なシロサギの動きをじぃ〜と見つめていると、とっても興味深くて?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルが違う世界に見えてくる近所の散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その34>・・・「バラの咲き始め、ツツジ真っ盛り、梅の実」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その33>・・・「春の草花たちとの1年ぶりの再会 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その32>・・・「サクラとカワセミの饗宴?」編

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【 沖縄 美浜アメリカンビレッジ 異国情緒たっぷりの空間を散歩!<その14> : 半径300メートルをはるかに超える散歩 】

雨が上がって、よかったあ
中高年が散歩できそうな感じに・・

 

こんにちは、百萬です。

最近 温かくなってきたおかげで、散歩する中高年が増えたような感じかも??

 

近所を散歩していると、小さな変化を日々さまざまに楽しめます。

けれども ときには、自宅を遠く離れた場所をのんびりと散歩するのもいいもの。

いつもとはちょっと違った目線で、いろんなものを楽しみながら 歩くことができるから・・・

 

今回は、沖縄のアメリカンビレッジ周辺をゆっくりと散策してみました。

 

目 次

 

アメリカンビレッジ・・・原色っぽい 色鮮やかなビルが 立ち並ぶ異国風空間を歩く

 

この建物はまさに芸術品かも・・

 

◼️ 小雨がぱらつく日曜の朝に、とっても静かな海岸沿いの遊歩道を歩く

 

この日は朝から、あいにくの小雨。

散歩するぞと気合いが入っているときに、ぱらつく雨はちょっと残念なもの。

けれども、ザンザン降りではないのでご愛嬌かも・・

 

アメリカンビレッジには朝9時前に着いて、後で入る予定のレストランの駐車場に車を停め、さてまずは周辺を散策。

空はそれほど暗くはない感じ。

アメリカンビレッジと呼ばれるだけあって、原色に近い色彩のビルがたくさんあるのが目につきます。

 

早朝なのに、原色の鮮やかなビルの周りを 観光者が少なからず歩き始めています。

地図を手に持って、キョロキョロしているのですぐそれとわかる感じ。私たちも同じ・・・

 

建物のすぐ近くに海岸があり、さまざまな建物とはるかに遠い海を交互に見ながら、遊歩道をゆっくりと散歩・・・

ラッキーなことに、途中から雨がすっかりやんで フツーの曇り空になったので、暑くもなく寒くもなく とても歩きやすい感じ。

 

海岸沿いのかなり高さのある建物の前をぶらぶらと散策・・・

半袖に短パン姿のアメリカ人が多く見受けられます。2月ともなると、こんな感じが普通なのかも・・・

 

◼️ のんびり歩く日本人と、ジョギングするアメリカ人

 

ここを走っているアメリカ人は
とっても元気そう・・・

 

アメリカンビレッジを歩いたり走ったりしているのは、アメリカ人ばかりではなく、近所の日本人と思われる人もけっこういます。

地元の日本人はたいていサンダルを履いていて、これを見るとやっぱり地元の人だろうと思われる感じ。

 

観光者はというと、だいたいがそれなりに着込んでいます。靴やシューズを履いている人がほとんど。

歩いている日本人のうち、観光者は建物を見上げるようにして歩いている姿がとっても印象的・・

 

アメリカ人はレストランで朝食を食べているか、またはジョギングをしている人が目立ちます。

海岸沿いの遊歩道を自分のペースで走っている姿はなかなかステキな感じ。いかにも毎日走っているような、とっても慣れた感じ。

服装もまさにジョギングするぞみたいな姿。

 

そんな光景を見ると、なんとなく映画のワンシーンを見ているような気持ちになるような・・

アメリカ人が走っている向こうに海が見え、そしてその近くを船が走り去っていきます。

 

走っているアメリカ人の横を 私たちはゆっくりと歩き、建物を眺めたり、目線を海のほうに向けて船を見たりしながら・・・とにかくゆっくりと歩きます。

海に普通ならいる、猫たちが見えないのが残念・・

 

米軍基地のアメリカ人らしき人々が日曜の朝、さまざまに行動しています!

 

海に面するレストランが多い場所
ここをのんびり歩きます・・

 

◼️ アメリカ人がすごいボリュームの朝食をバクバク食べている光景

 

米軍基地の兵士と思われる人たちが、アメリカンビレッジにある海外沿いのレストランで朝食・・

1人で黙々と食べてる人もいれば、家族そろって会話しながら楽しそうに食事中の人たちも。

 

毎週 日曜日はこのエリアに来て、食事をするのがお決まりのコースになっているのかもしれません。

朝食としては結構なボリュームの食事のように見えます。

体格が違うので、考えてみれば当然かもしれませんが、よく朝からあれだけの量を・・・と思うくらいの印象。

 

私たちの朝食の量の ゆうに2倍はあるように見えます。

しかも、朝からステーキを食べている姿を見ると、なんとなく日本人とは全く感覚が違うような・・

 

食に対する考え方や、感じ方がとっても違うような印象。

脂っこそうなハンバーガー。よくあれだけの大きさを食べられるなあ・・・そんな感じ。

 

そんなアメリカ人たちをずっと遠目に見ていると、私たちがまるで海外に来ているような感覚に。

アメリカンビレッジで 異国情緒たっぷりの雰囲気を味わいながら、私たちは海岸沿いをマイペースで歩きます。

 

◼️ 犬を連れたアメリカ人女性たちのにぎやかな声が聞こえてきて

 

散歩するには、とってもイイ感じかも・・

 

海岸沿いから、今度は 立ち並ぶ建物沿いに歩みを進めます。

もう一度入って少し狭い通りをのんびり歩いていると、向こうから犬を連れたアメリカ人女性たち5人がやってきます。

 

彼女らは歩道をほぼ独占するように歩いていました。

けれども、私たちとすれ違うときには、犬を反対側のほうに寄せて 広がっていた列を2列にしてくれました。

ちゃんと心得ているといった雰囲気で、ちょっと安心・・

 

彼女らがやって来た方向を見ると、米軍基地の施設が見えます。

今日は日曜日なので、基地の住宅施設から犬を連れて散歩と、朝食またはお茶を楽しむ感じかも。

日曜の午前中の楽しみ方が、なんとなく決まっているのでしょうか。

 

アメリカ人にとってみれば、アメリカンビレッジは、唯一 故郷にいるような感覚を味わえる場所なのかもしれません。

そんな彼女らがとっても楽しそうに笑いながら、アメリカンビレッジの方に歩いている姿を見ると、こちらもなんだか楽しくなってきました・・

 

まとめ

 

ときに、海の向こうを
じっと見つめて・・

 

たまには、自宅から遠く離れた場所を散歩。

地元の人たちが普通に生活しているような場所を、ゆっくり散歩してみる。

こういうのも、ときにはいいかも・・

 

国土のせまい日本とはいえ、場所ごとにそれぞれ人が生活していて、さまざまな日々の変化があるもの。

そんなところで、ふと出会った人とちょっと話をしてみる。すると、けっこう楽しいことがあったりする。

中高年には、そんな散歩がとっても合いそうな・・

 

・アメリカンビレッジ・・・原色っぽい色鮮やかなビルが立ち並ぶ異国風空間をのんびり歩く

・米軍基地のアメリカ人らしき人々が日曜の朝、さまざまに行動していました!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルをはるかに超える散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その13>・・・「沖縄 万座毛 突風空間をジグザク散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その12>・・・「沖縄 古宇利島 オーシャンタワーの離島空間を散歩! 」編

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<その11>・・・「沖縄  フクギ並木 太陽を遮断する静寂空間を散歩!」編

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【 中高年の激しい思いこみを20%ゆるくするステキな絵本・・・今週の3選!: < その30> とっても好きな動物たち 編 】

さあ、今日はどの絵本を
読もうかねえ・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

会社の若手社員と話をしていると、中高年は自分の頭のかたさを思い知ることがありませんか?

 

これまでの長い経験で、それはそういうものだとの思い込み。それがはっきりとわかる瞬間が、ときにあるもの。

そういう感覚を持ったときは、絵本の世界に浸ってみると案外にいいかも・・・

 

今回は「とっても好きな動物たち」というテーマ。

よかったらご一緒にどうぞ

 

目 次

 

ジョン・バーニンガム & ヘレン・オクセンバリーさんの『パイロット マイルズ』(2021年)は、愛するワンちゃんとの最期の別れが迫ったときに、飼い主がしてあげられることは・・・??を考えさせてくれるかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

◼️ ストーリーは?

 

とっても仲良しだった、犬のマイルズ。

だんだん歳をとってきて、足も弱くなり、目も見えなくなってきた。とってもかわいそう・・・

 

それをずっと見ていたお隣のパディさんが、マイルズのためにミニ飛行機を作ってくれた。マイルズは最初、座席にやっとの思いで乗れた感じだった。

 

けれども、操縦方法を少しずつ教えてもらいながら、やがて興味が出てきた。

近くであれば、そこまで飛んでいって戻ってくることができるようになった。

 

でも、やはり年齢には勝てない・・

今回がもう最期だと思ったマイルズは、みんなの力を借りて飛行機に乗り込みます。

 

マイルズは、今回は果てしない大空にずっと飛んでいくんだ との決意を込めて力いっぱいに飛び立ちました。

そしてはるか、彼方に消え去っていきました。もう戻ってくることはなさそうな感じ・・

 

◼️ 大切なこと

 

人も動物も、必ず歳をとるもの。

これはどんなに逆らおうとしても、誰も逆らうことができない宿命。

 

それはわかっているけれども、年齢とともに衰えていき、ついに気持ちまでしぼんでしまった人や動物を・・・どのようにしたら、元気づけることができるでしょうか?

 

人や動物の好きなことをしてあげるとか、何かおいしいものを食べてもらうとか、1人ではできないことを手伝ってあげるとか、方法はいろいろあるでしょう。

けれども、その人や動物にぴったりと合うかどうかがとっても大切・・・

 

今回は、マイルズの好きなことは空を飛ぶことだと見抜いた、お隣のパディさんの眼力。日ごろからずっとマイルズの行動を見ていた人だからできたこと。

 

その人や動物はいったい何が最も好きなのか・・・

そんなことをやさしい目で ずっと見てあげられる人のいることが、とっても大切。

そして人や動物も、その行為にたまには甘えてみる・・・ある種の勇気が必要かもしれません。

 

ガヤ・ヴェズニウスキさんの『わたしのバイソン』(2021年)は、わたしとバイソンが 死ぬまでずっとお互いに愛し続けた話に、何か熱いものがジーンとこみ上げるかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

◼️ ストーリーは?

 

バイソンに会ったのは、私が4歳のとき。私とお母さんが、森にいるバイソンに挨拶した。

そのときから、私はとってもバイソンが好きになった。バイソンといろんなお話をして、楽しい時を過ごすことができた。

 

けれども季節は巡って、バイソンが森の奥深くに帰る日がついにやってきた。

それはもっとも恐れていたことで、私はとっても悲しかった。

けれども、それがバイソンの1年の過ごし方なので、最後は諦めた。

 

バイソンはまた冬に会おうと言って、森の奥深くに帰っていった。

私は、次の冬が来るのが待ち遠しくてウズウズし始めた。取るものが何も手につかない状態。

 

そんな感じで時が流れて行き、ついに待ち望んでいた冬がやって来た。

けれども、バイソンなかなかやってこない。約束を忘れたのだろうか・・・

 

私の心がモヤモヤしてる間に、ついにバイソンが現れた。

バイソンと私は、この冬が来るまでの間にあったいろんなことを、お互いに話し合った。私はひどく嬉しくて天にも昇る気持ちだった。

 

バイソンも私も・・・そんなふうにして毎年、ステキな楽しいときを過ごしながら歳を重ねていった。

バイソンと私はいつの間にか、お互いの母さんの思い出話をするようになった。それはとても濃密な時間で、毎日が充実していた。

 

けれども・・・バイソンの姿がある日から見えなくなった。

どうしたのだろう? 私はとても不安になった。それから何日がたってもバイソンが現れない。

 

そんなとき、ある日 空から不思議な声が聞こえてきた。そこら中から、バイソンの気持ちや話が聞こえ始めた・・

姿は見えないけれど、私は1人ではない。

バイソンのステキな声が、私の耳を毎日のようにやさしくなでてくれるのだから・・・

 

◼️ 大切なこと

 

人間と動物の関係は、深まるほどに濃くなっていきます。

これはバイソンだけでなく、犬でも猫でもライオンでもみな同じでしょう。

 

思い入れのある動物ほど、人は好きになるもの。そんないい関係でいられるのも・・・おたがいに命の限界がある以上、必ず終わりがやってくるもの。

 

けれども、肉体がもしなくなっても、心や気持ちは愛する人や動物のまわりに常にあって・・・自分とお話をしてくれる、そんな感覚がはとても心強いもの。

それがあると強い心の支えになって、相手がいなくなった後でも、強く生きる支えになってくれるでしょう。

 

ほんの4歳の小さな女の子が、バイソンとともに、お互いが年老いて命がなくなるまで・・・ずっと親友で居続けたお話。

心の底からステキな関係だなあと思えるお話。

人は動物が身近にいると、心がとても癒されるもの。これは動物からみても同じでしょう。

 

人と動物がいい関係で、人生を送ることができるのはとてもステキなことです。

人と人も同じこと。動物と動物も同じこと。

 

みな仲良く、気持ちを通合わせて、支えあって生きている・・・

それがわかれば、自分も相手も大切にする気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

 

まとめ

 

中高年が読む絵本ワールドへ
行ってみませんか??

 

週に1度図書館に行くと、足が絵本コーナーに必ず向いてしまいます。

書棚にたくさん並んでいる絵本を見ると、ワクワクしてくるようになりました。

 

数が多すぎて、どれを読もうかなどと思うのではなく、目についたものから読んでいる感じ。

それぞれに作者のいろんな思いや気持ちが込められた1冊を読むと、かたい頭が少しぐにゃりと柔らかくなるような感覚を覚えます。

 

絵本は中高年にとって・・・頭を柔らかくする薬かもしれません。

 

・ジョン・バーニンガム & ヘレン・オクセンバリーさんの『パイロット マイルズ』(2021年)は、愛するワンちゃんとの最期の別れが迫ったときに、飼い主がしてあげられることは・・・??を考えさせてくれるかも?!

・ガヤ・ヴェズニウスキさんの『わたしのバイソン』(2021年)は、わたしとバイソンが死ぬまでずっとお互いに愛し続けた話に、何か熱いものがジーンとこみ上げるかも?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年の激しい思いこみを20%ゆるくするステキな絵本・・・今週の3選!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その29>・・・「 とても・・・我慢できない」編

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<その28>・・・「人の役に立てるって・・とってもうれしい 」編

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<その27>・・・「 子どもの大切なもの」編

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【 中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩!:<その10> 子どもたちの描くチョーク絵を楽しみながら散歩 編 】

こどもの国の中央広場は
大きな声が溢れてて・・

 

こんにちは、百萬です。

中高年のみなさんも、このGWにこどもの国を散歩するのは いかがでしょうか?

 

こどもの国を1人で散歩するのは、とっても久しぶり・・

子どもたちが広いアスファルトに描くチョーク絵を楽しみながら、テクテクと。

大勢の人の間を縫うように、6時間ほど大自然の中を散策しました。顔が日焼けで真っ赤に・・・

 

目 次

 

アスファルトの広いスペースに、子どもたちがチョークで自由にお絵描きするのが とっても楽しそうな!

 

子どもたちはとっても
いい顔で、熱心に・・・

 

◼️ 子どもたちの目がとってもキラキラ

 

こどもの国に正門から入ると、すぐ目の前に広いコンクリートのスペースがあって・・・そこで大勢の子どもたちが、チョークで何やらいろいろな絵を楽しそうに描いています。

 

近くによって見ると・・アンパンマン・バイキンマンやドラえもんなどはわかりますが、最近のさまざまなキャラクターらしきもの?もたくさん書いてあります。

けれども、さすがに最近のものまで中高年はついていけません。

 

白、赤、青、黄色などのチョークを使いながら、コンクリートに無心になって描いている子どもたち・・

目は真剣そのもの。そして、とってもキラキラ輝いて見えます。

おそらく学校の授業や塾などでは、見ることができないような輝きかも・・

 

お勉強も大切ですが、ときには屋外で太陽の光を浴びながら、子どもたちが夢中になって好きなことをするのはとってもイイもの。

絵を大きく描いている子どもたちは、楽しくてしょうがない・・・そんな時間を持つのはとても大切。

それを横で見ているお父さんお母さんも、とてもいい表情。こちらも日頃、あまり見られない光景かも??

 

そんな光景に、中高年の足は完全に散歩を忘れてしまって・・

私の子どもが小さいときも、入口から入ってすぐのコンクリートの上に、アンパンマンの絵を何度もなんども描いていたのを思い出します。

 

子どもたちはそのとき確かに、家にいるとき以上にステキな表情をしていたような。

中高年はかなりゆっくりペースで、さまざまなキャラクターが描かれている空間をのらりくらりと歩きます。

 

◼️ こどもの国ならではの光景に、中高年も楽しくて

 

屋外で体を思いっきり動かしている子どもたちは、まるで水を得た魚かも・・・屋内にいるときとは、まったく違うステキな笑顔。

子どもたちのそんな笑顔をじっと見つめたり、いっしょにボール蹴りやボール投げをしたりしているお父さん・お母さん。こちらも、やっぱりとってもイイ笑顔みたい。

 

天気がよくて太陽がギラギラしている日は、子ども・大人ともに体中に汗をかいている感じ。

こどもの国には、吹き上がる水を子どもたちが頭からジャブジャブ浴びられる場所もあります。特に暑い日は、男の子がパンツだけになって、大声を出して仲間と遊んでいます。

 

そこでは、子どもたちの叫ぶような声が、あたり一面に響き渡っています。ほとんどのお父さん・お母さんは真剣な面持ちでビデオ撮影・・・

後からその動画を見て、小さい頃にこんなことがあったねえ、楽しかったねえ・・・そんなふうに思い出すときがあるのかもしれません。

 

子どもはやっぱり、こどもの国のような大自然のある場所にやってきて・・・兄弟や友だちと好きなことをして遊んだり、たくさんの遊具で遊んだりするのがとても楽しそう。

GWの園内には子どもがとにかく大勢で、みんなで仲良く遊べる雰囲気がとってもいい感じ。

 

中高年はそんな楽しそうな雰囲気を見ていると・・・とっても幸せな気分で、散歩を続けることができます。

 

ワンタッチテントは、これからの時期に とってもスグレものかも?!

 

子どもの国が・・まるで
キャンプ場のような光景に??

 

◼️ 芝生中に広がるワンタッチテントの花

 

中央広場から、子どもたち専用のたくさんの遊具がある場所に行く途中に、緩やかな斜面の芝生広場があって・・・

そこには、ずっと以前は ほとんど見られなかったワンタッチテントがズラリと設置されています。来るたびに、その数がどんどん増えている感じ。

 

ワンタッチテントは、誰でも簡単に設置できるやや小さめのテント。遠目に見ていても、太陽ギラギラの暑い日には けっこう役立つ感じ。

側面のシートをめくると網目になっていて、そこから爽やかな風が入ってきて・・・

日陰になる位置に座って中高年が寝転ぶと、ちょこっと涼しい風を感じることができるようになっているのがうれしい感じ。

 

その横に、普通のブルーシートなどを敷いている家族も少なからずいます。

けれども、全体として見るとワンタッチテントの方が圧倒的に多い感じ。日差しがきつい日は、ブルーシートの上に座っている家族はちょっと辛いかも。

 

そのような光景を見ると、以前とはすっかり変わったなあ思いつつ・・・今度、お店に行って、ワンタッチテントを見てみようかなと思ったりします。

特に6〜9月の暑い時期には、かなり活躍しそうな雰囲気。

 

◼️ 昼ごはん後にグッスリ寝ている? ワンタッチテントの中のお父さん

 

子どもとお父さん・お母さんが体をフルに動かして遊ぶと、お昼ご飯を食べたあと、ワンタッチテントの中でお父さんがグッスリ眠っている光景があちこちで・・

そんな様子をみると、かつての自分を思い出してほほえましく思うような。

 

こどもの国で 日頃と違って体を激しく動かすと、お昼ごはんの後にちょっと横になると、いつの間にか眠っている・・・そんな光景でしょうか。

子どもといっしょに一所懸命に遊ぶと、お父さんの方が疲れやすいのでしょうか??

 

そうなると午後は、お母さんが子どもと遊んでいる姿を見かけることが多いような・・・そんな順番で、お父さん・お母さんが元気な子どもたちと、汗だくになって体を動かしている姿がとても印象的。

 

日頃、お父さんやお母さんといっしょに体を動かして遊ぶ経験の少ない子どもは、特にうれしそうな感じ。もっと、もっと遊ぼうよ みたいな雰囲気を醸し出し続けているみたい。

中高年はそのような光景を眺めつつ、笑顔でさらに広い園内を散歩・・

 

まとめ

 

こどもの国の バラ
小ぶりだけど、とってもステキ・・

 

最近は5月でもかなり暑くなります。

けれども、子どもたちは体を思い切り動かせる場所を見つけると、気温が高くても低くても 遊ぶことに夢中になれるもの。

 

けれども、お父さん・お母さんは天候によってはかなり疲れる感じ。日ごろいっしょに体を動かすことが少ないだけに、なおさらでしょう。

 

子どもたちとお父さん・お母さんが一日中楽しめるこどもの国。

中高年がそのようなこどもの国を散策するときは、気の向くままにゆっくり、ゆったりマイペースで、大自然を楽しみながら歩きたいもの・・

 

・コンクリートの広いスペースに、子どもたちがチョークで自由にお絵描きするのがとっても楽しそう!

・ワンタッチテントは、これからの暑い時期 とってもスグレものかも?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その9>・・・「外周と内周を気ままに歩く・・ 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その8>・・・「 中央広場をのんびり歩く」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その7>・・・「ミニSLの旅!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

【 沖縄 万座毛 突風空間をジグザク散歩!<その13> : 半径300メートルをはるかに超える散歩 】

万座毛はとっても荒れていました
強風がピューピューと・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

散歩好きな中高年は、全国にどれくらい いるでしょうか?

 

自宅の近所の散歩もいいもの。そして、ときには自宅から遠く離れた場所もいい感じ。

時間に追われずに、ゆっくりのんびり散策すると開放感タップリ・・

 

今回は沖縄の万座毛を散歩。とても風の強い日で、強風との闘いのような感じに。

たのしい散歩といえるかどうかはちょっと?ですが、とっても記憶に残りそうな雰囲気でした。

 

目 次

突風の連続で息ができないような中を、崖近くをひたすら歩きます!

 

断崖絶壁に咲いている
かれんな花・・・

 

◼️ 突風に逆らって、駐車場から建物までヨロヨロと

 

この日の午後は、万座毛へ。

断崖絶壁の海岸沿いをのんびり散歩しながら、開放的な気分に浸りたいみたいな・・

 

けれども、万座毛に向かっている途中から強い風が吹き始めて・・・万座毛の駐車場に着いた時には、突風で車のドアがなかなか開かないくらいに。

いったん開けると、しっかり押さえていないと 全部開けっぱなしになるくらいの強さ。

 

さすがに 天候にだけは文句を言えず、まいったなぁと思いながらも、少し厚着で車から降りて・・・周りの車の人たちも、同じようにけっこうな重ね着スタイル。

 

◼️ 強風がうなっても、建物の中は天国

 

万座毛の建物の中で切符を買い、風が草をはためかせている外を窓越しに見ると・・・予想どおり中高年の体が飛ばされそうな感じ。

ソロソロと建物から出ると、思ったとおりのものすごい風。ほかの観光者たちも衣服が強風にあおられて、パタパタはためいているのが見えます。

 

外は確かに寒く、今日はちょっとついてないねえ・・・人ごとみたいに感じつつも、2人でズンズンと海が見える方向へ。

いったん外へ出てしまえばこっちのもの。なるようになれと思うと、中高年でもけっこう散策できるもの。

 

体と顔はけっこう強張っているものの、それなりに景色を楽しみながら?・・あちこちを散策。

 

震えるくらいの寒さの中を、ただじっくりと歩く!

 

見あげると、雲の塊が
激しく変化していて・・

 

◼️ 分厚いジャンパーを羽織りたくなるくらいの突風と寒さ

 

断崖絶壁を海岸沿いにゆっくりと歩いてみます。妻と私は風に飛ばされないように、2人で腕をしっかりと組みながら歩きます。決して転ばないように・・・

 

断崖絶壁をはるか下に覗くと、波のかたまりが大きな岩にザブンざぶんと当たって、しぶきをうず高くあげている様子が見て取れます。

それが面白くてずっと見いていたら、しばらくして妻に腕を引っ張られました・・・次のスポットに行こうみたいに。

 

崖沿いにフェンスがあるので安全と思いつつも、けっこうな絶壁なので あまり近くまで寄らないような位置から絶壁を眺めます。

かなり厚めの服装にしているものの、強風で体温がしだいに下がっていくような感覚に。

 

結局、外に出ていたのはわずか30分ぐらい。あまりにも寒いので、そのあたりが中高年の限界かも・・

建物の中にもう一度入ると、そこは天国。暖かさがジワリと。

 

◼️ 断崖絶壁手前の空間を歩いていると、なんと裸足の観光客もいて

 

下をのぞくと、なんだか
吸い込まれそうな・・・

 

私たちのすぐそばに、韓国の旅行者が10人ぐらいいて・・・なんと裸足でサンダル。まさか、これほど寒くなるとは思わなかったのでしょう。足が冷たそうで、とっても痛々しい感じ。

 

けれども、その割にはときどき けっこう大きな笑い声が何度も聞こえていたので、寒さに強いのかもしれないなどとも思って・・

それにしても、2月の沖縄は日によって気温や肌寒さがかなり違っていて、中高年はそれなりに服装などに気を遣う方がいい感じ。

 

万座毛の断崖絶壁を見つめて、福井県の東尋坊を思い出しながらしっかり歩きます!

 

どんな場所でもかわいい花に
癒される感じ・・・

 

◼️ かなり厳しい断崖絶壁をじっと見つめて

 

万座毛の断崖絶壁はかなりのもの。フェンス越しに真下を眺めると、大きな お~きな岩の中に穴がすっぽり開いていて、そこに吹き上がる波が何度も激しくぶつかっています。

もともと岩に穴が開いていたのか。それとも強風によって湧き立つ波が、長い間にわたって少しずつ砕いていったのか。

 

中高年はそんなことばかり考えます。どのようにして、あんな大きな岩のかたまりに穴が開いたのだろう・・・う~ん。

強風によって体がしだいに冷えてきているものの、好奇心でずっと岩を観察していると、寒さをしばし忘れることができたような。

 

20年ほど前に、福井県東尋坊の断崖絶壁を見ました。

黒く緑色に染まる真冬の日本海の荒波が、絶壁に絶え間なくぶつかっている光景。ここでも、思わずブルっときました。

そんな光景を見て、体が震えるような なんとも言えない気持ちになった記憶がありますが、万座毛もそれにかなり似ているような印象・・・

 

◼️崖下のうねる波の動きをしつこく観察

 

絶壁にもう少し近づいて
みると・・・

 

崖から真下を見ると、荒々しい波が何度も岩にぶつかり合っている様子がよく見えます。波の飛沫がかなり高いところまで上がっているのがよく見えて、かなり豪快。

もし強風がなければ、そこまで飛び散るような感じではないかも・・・強風で波が私たちの方まで煽られるような感覚。

 

足下の荒波を写真を撮ろうとするものの、フェンス手間で強風にあおられて、体がもっていかれるような感覚。そのため、体がすくんでしまいます。

けれども、万座毛の断崖絶壁はやはり実際に来て、自分の目で見ないとダメな感じ。自然のつくり出した岸壁の光景や、波の荒々しさが体感できませんから・・・

 

動画だけ見ても、この迫力はなかなか感じにくいでしょう。ここは、一度はやって来る価値があるように思います。

もし今度また来るなら、ぜひスッキリ晴れた日にのんびりと散策したいもの・・・さまざまな草花をめでながら。

 

まとめ

 

強風でも、大勢の観光者がいて
とっても賑やか・・

 

近所の散歩でも、視点を少し変えるだけで さまざまな変化が見られます。

けれども、自宅を遠く離れたまったく知らない場所に行くと、中高年の好奇心がさらに旺盛になって、新たな発見がありそう。

 

そんなことを想いながら、気の向くままにゆっくりのんびり散歩する・・・これで変化の感覚に乏しい中高年もウキウキかも。

 

・突風の連続で息ができないような中を、崖近くをひたすら歩きます!

・誰もが震えるくらいの寒さの中を、ただじっくりと歩いて!

・万座毛の断崖絶壁を見て、福井県の東尋坊を思い出しながらしっかり歩く!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルをはるかに超える散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その12>・・・「沖縄 古宇利島 オーシャンタワーの離島空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その11>・・・「沖縄  フクギ並木 太陽を遮断する静寂空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その10>・・・「美ら海水族館・・・・海の仲間たちの空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

【 中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩!:<その9> 外周と内周を気ままに歩く・・ 編 】

中高年も子どもに混じって
さあ大自然を満喫するぞぉ・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

中高年が安全にのんびり散歩できる場所としてオススメなのは・・・こどもの国かも?

 

毎週土日・休日になると、こどもの国線や、車に乗った子どもたちとお父さん・お母さんが大勢こどもの国にやってきて・・・それはもうとっても賑やか。

 

その近くに住む中高年の私は、今は こどもの国を自由に楽しめる散歩空間として、ときどき使っています。

 

子どもが手を離れた後は、こどもの国に行くことは ほとんどなくなるもの。

けれども見方を変えると、近くに自然がいっぱいで 安全に散策できる空間は、中高年にとっても けっこう貴重かも・・・

 

目 次

 

自然に囲まれた 人のあまりいない外周コースを、中高年は気ままにの~んびり散歩!

 

なんだか、異質な空間に迷いそうな・・・

 

◼️ それなりのアップダウンがあって・・イイ感じ

 

こどもの国ホームページより引用
(外側の黄色い部分が外周で、
内側のオレンジ部分が内周)

 

こどもの国の外周は約4.1キロメートル。近くの中学校や高校がマラソン大会などによく使っています。

それなりにアップダウンがあるため、平らな道とは違って、走るにはそれなりにハード。天気がよく太陽がギラギラ照りつけると、疲れが倍増する感じかも・・・

 

こういう外周を、中高年はのんびりと散歩するのがベター。がんばって走らないほうがよさそう。

距離と高低差がそれなりにあるので、1〜2キロメートルくらい歩いては休憩のペースがいい感じかも。

 

ただ歩くことが目的ではなく、自然の中にいる自分を感じながら動く感覚が ステキだと思います。

ときに 腰を下ろして、お茶を飲みながら、周りの景色をゆっくり眺める・・・

遊歩道の両側には深々とした林が広がっています。道端にはさまざまな草花が。

 

それらをのんびりと眺めながら、緩やかなアップダウンを上がったり下がったりする。

単に歩くだけではなく、自然に溶け込んで歩いていると、気がついたらけっこう歩いていた・・・なんてことが多いような。

 

◼️中高年はジョッギングではなくウォーキングを主に

 

外周を散歩していると、ときどきジョギングしている中高年を見かけます。いかにも走るぞという格好で、颯爽と走り去っていきます。

40代半ばから60代後半と思われる方でしょうか・・1時間に1〜2人くらいなので、それほど多くはない印象。それでもその度に、みな元気だなあと思います。

 

普通の中高年は、外周をジョギングするのではなく、ウォーキングするのがいいでしょう。あまり無理をすると、せっかくの大自然の中にいる良さを見逃しかねないので・・

また、アップダウンもそれなりにあるため、無理をすると後半にかなりバテる感じ。そのため、中高年は時間にこだわらず、マイペースで・・・

 

こどもの国の大きな自然を満喫しながら、ときに立ち止まって木々や草花をじっくりと見て・・・また自然の風を体に心地よく感じたり、ときには腰を下ろして、お弁当やお茶を飲んだり。

マイペースで、ゆったりとした散歩が似合っているような気がします。

 

内周では、遊びまくる子どもたちを 近くで感じながら、中高年はマイペースでゆっくりと歩きます!

 

中高年は疲れたら、迷わず
さっさと休憩・・・

 

◼️子どもがうれしそうに遊ぶ姿を横に見ながら、内周を歩く

 

こどもの国の外周が・・・ちょっと長いかなあと思う中高年の方や、その日の体調によって外周が少しきついかなあと思う人は、2.4キロメートルの内周コースはいかがでしょうか?

 

大自然が360度に広がっているという外周ほどの感じはやや少ないものの、それでも自然の中にいる気分を味わえます。

あちらこちらにさまざまな木々や、たくさんの草花があるので、楽しみながらゆっくりと散歩できます。

 

また、子どもが夢中になれる遊び場などが目の前に広がる場所がけっこうあります。子どもたちとお父さん、お母さんが笑顔で遊んでいる姿を横に見ながら歩くこともできるはず・・・

 

内周もアップダウンがそれなりにあります。そのため、歩いているうちに足腰が少し重くなってくる感じもあります。それで、なんとなく体力がついてきているような感覚を覚えるかも??

 

場所によっては、子どもたちの声が大きく聞こえる場所もあります。内周には、内周の楽しみ方があるもの・・・

 

◼️たかが2.4キロメートル、されど・・・

 

内周は2.4キロメートルだから大したことはないだろう・・・足に自信のある中高年はたぶんそう思うはず。

けれども、小さな山と谷もあるため、けっこうなアップダウン感覚かも。日頃平地をしっかり歩いていても、坂の上り下りは少ししんどい感じ。

 

とはいえ、休憩する場所がけっこうあるので、疲れたらちょっと休憩すればいいだけ。

お茶を飲んで少しまわりの景色を眺めて・・・そんな感じでいけば、マイペースでゆっくりと楽しむことができます。

 

こどもの国では、いつもの散歩と違うゆったりペースがベターかも。

周りの景色をのんびり眺めながら、ゆっくり歩くのがいいでしょう。子どもたちの大きな声を聞きながら、マイペースで楽しみながら歩くのがいいと思います。

 

距離を稼ぐための散歩ではなく、また健康だけを意識した散歩でもなく・・・自分の心のままに、自然の中を自由に散策しているみたいな感覚がいいような。

 

外周も内周も、四季折々の自然の変化を肌で感じることができます!

 

子どもたちの大声が聞こえてきます
なんだか、イイ感じかも・・・

 

◼️こどもの国で感じる、自然の四季折々の変化

 

こどもの国は中高年にとって、外周も内周もそれなりに楽しいもの。私は春夏秋冬の、季節の変わり目ごとに来ることが多い感じ。

 

それぞれの季節ごとに、自然の鮮やかな変化が・・・春にはいのちの胎動が始まるような雰囲気を感じ、夏にはギラギラ感、秋には寂寥感を、また冬には凛とした空気を感じます。

 

こどもの国の外周と内周を季節ごとに歩くと、自然の1年間の移り変わりが肌で感じらる感じ。子どもたちとお父さん、お母さんの服装や行動もがらりと変わります。

 

日本はやはり四季の変化がはっきりした国なんだなぁと、改めて感じます。同時に、目に入ってくる木々や草花もさまざまに変化して、自然のおおきな循環がはっきり感じられます。

 

◼️中高年にとって、園内の大自然はとってもありがたいもの

 

自然たっぷりのこどもの国は、中高年にとってもとてもステキな場所。関東近郊にも自然が楽しめる場所がたくさんありますが、都心からけっこう遠いところにあるところが多いもの。

 

そのため、電車で行くにしても、車で行くにしても、自宅を相当早めに出ないと大変。その点、こどもの国は電車で比較的気軽に行けます。

割と軽いノリでこどもの国にやってきて、子どもは思いっきり遊んで、中高年はゆっくり散策して自然を愛でる。

 

こどもの国にある自然は、中高年にとっても向いている感じ。近所の散歩と違って、車や自転車の往来などの危険を気にする必要がありません。

周りの自然の景色を眺めながら歩いていても安全でしょう・・・

 

まとめ

 

広場の前でおいしい
ソフトクリームをどうぞ・・・

 

こどもの国(神奈川)を中高年たちが歩く。自然の中を、中高年らしく? のんびり、ゆっくり歩く。

 

多くの木々や草花をじっくり眺めて、少し疲れたら座ってお弁当を食べたり、お茶を飲んでゆっくり。

自然の中に自分の身を置くことで、健全な人間性がちょっと回復するような感覚になれるかもしれません。

中高年こそ、こどもの国を散策するのにピッタリかも・・・

 

・自然に囲まれた 人のあまりいない外周コースを、気ままにのんびり散歩!

・内周では、遊びまくる子どもたちを近くで感じながら、中高年はマイペースでのんびり歩きます!

・外周も内周も、四季折々の自然の変化を肌で感じることができます!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その8>・・・「中央広場をのんびり歩く 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その7>・・・「ミニSLの旅!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その6>・・・「中高年が2~3人乗ると 吊り橋がギシギシ揺れる!」編

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【 半径300メートルが違う世界に見えてくる近所の散歩! : <その34> バラの咲き始め、ツツジ真っ盛り、梅の実 編 】

ツツジをながめながら、中高年が
散歩するといいことが・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

早いもので、4月下旬・・・暖かい日が続いたかと思うと、5月に近づくにつれ少し肌寒い日もまだあるのではないでしょうか?

 

朝 太陽が昇る時間がけっこう早くなってきて、天気のいい日は4時半ごろでも、カーテンを開けると光がそれなりに射してきます。

 

こうなると中高年が近所の世界を散歩するのに、ちょうどいい時期・・・

今日の近所の散歩での気づきです。

 

目 次

 

バラがいよいよ咲き始め、今年はとっても楽しめる感じみたい?!

 

バラの季節が到来しました・・

 

◼️今年はすべての花の咲き始めが早いようで

 

自宅の近所をのんびり散歩していると、知り合いの家の庭や玄関に、さまざまな春の花が咲いています。

小さい花、大きな花、色も形もいろいろ。じっと見つめていると、1年ぶりにお会いできましたねえ・・・みたいな感じ。

 

春らしい花がたくさん咲いているのを見ると、中高年にはなんとも嬉しいもの。

今年は梅や桜の咲くのが早かったようですが、それ以外の花々もけっこう早い感じ。

例年であれば5月に見られる花が、4月中旬から下旬にかけてそこそこ見られます。

 

花の季節感が多少ずれると、中高年の長年の感覚からすると、違和感が若干あります。

けれども、一足早くステキな花々が見られるという感覚もいいもの。中高年の早朝の散歩を楽しく色づけしてくれるので・・・

 

◼️バラと中高年のステキな関係?

 

小さなバラがとっても
かわいい感じ・・

 

5月といえば、バラの季節みたいな感覚がありましたが、今年は4月中旬からきれいなバラが少しずつ咲き始めました。

 

数はまだそれほどではないものの、鮮やかなバラが4月のうちに見られるのは嬉しい感じ。

散歩の足を止めて、思わず顔をバラに近づけて匂いを嗅いでみます。咲き始めで数も少ないせいか、まだ芳香はかすかな感じです。

 

バラをじっと見ていると、花びらが幾重にも重なり合っていて、それが少しずつ開くことによって・・・

春の温もりを全身に浴びようとしているようにも思えてきます。

動植物にとっては当たり前でしょうが、このあたりにも自然の循環を感じます。

 

そして、毎朝 元気に近所を散歩できるのは、これまた中高年の体が元気さを循環させているようですが、なんとなく嬉しくなってくるような・・・

 

4〜5月はやっぱりツツジに魅了されて・・・?!

 

目にまぶしいようなツツジぐんだん・・

 

◼️コーヒーを飲みながら、色とりどりのツツジをじっくりと眺めていたいもの

 

神奈川では、今年は4月上旬からツツジが花を咲かせ始めました。下旬にもなると、かなりの場所でツツジが花開いています。

 

薄い紫色や、ピンクに少し濃い紫色が混じったようなものがあると思えば、真っ白なものもあって、けっこう賑やか。

それらが交互にバランスよく咲いていると、まるで水彩画のようにも思えてくる感覚。

 

花の絵画のような光景を見ていると、中高年の心はとてもじわっと和んできて、気がつくとけっこうな時間が経っていたりして驚きます。

もし近くに座るところがあれば・・・コーヒーか紅茶を飲みながら、しばらく花々と戯れていたいような気持ち。

 

◼️ツツジの花ことばに想いを巡らせて

 

白のツツジもとってもいいもの・・・

 

ツツジの花言葉って何だっけ?

ふと、そんな想いが・・・

 

スマホのネットで調べてみたら、ツツジの花言葉は色や種類によって違うとあります。

一般的には「節度」「慎み」という意味があるようです。赤いツツジは「恋の喜び」、白いツツジは「初恋」という花言葉も持っている・・・なんだか、この季節らしい?イメージかも。

 

英語では「Azalea」と呼ばれ、海外でも恋を表す花言葉で、また「禁酒」「節度」という意味合いもあるようです。

ふ〜ん・・・国が違っていても、抑制するような意味で語られているのが興味深い感じ。

 

日本では、ツツジは古くから神聖な木とされていて、神社や仏閣に植えられてきたと聞いたことがあります。これは、かなり昔に祖母に聞いたこと。

さらに調べると・・・江戸時代に将軍家の庭園にも植えられ、幕末の志士たちも愛したとあります。

 

いまでは日本各地でツツジ祭りが開催され、多くの人々が楽しめるようになったのはいいこと・・・

 

梅が散った後は、実が大きくふくらんでくるのが とっても楽しみ・・・!

 

これが梅酒に見えると
ちょっとヤバいかも・・・

 

◼️ドンドンふくらんできた梅の実をじっと見て

 

散歩の途中に、けっこう古い梅の木が数本。2月〜3月上旬にかけて紅白の梅が咲き誇っていました。花びらがすっかり散ってしまった後、実が少しずつ成長してきています。

直径はまだ3〜4センチくらい。今後まるまるとふくらんでいくのでしょう。とても楽しみワクワクです。

 

手を伸ばせば届く範囲に梅の実があったので、ちょっと触ってみたらかなりの硬さ。

表面が少しだけ毛羽立っていて、そこだけ柔らかい感じですが、中はしっかりしています。

 

2月にとってもきれいな梅の花を咲かせていた後に、このようなしっかりとした実ができるのは・・・

当たり前と言えばそのとおりですが、改めて考えるとなんだかとても不思議な気がするような。

 

梅の実が今後さらに大きく成長すると、収穫して梅酒を作る楽しみが今年も来そうな感じ。中高年はこんなことでもワクワク感があります・・・

 

◼️梅酒が出来上がるまで・・・あと何日?

 

わが家の梅酒づくり・・・

とってもシンプル。梅とホワイトリカーと氷砂糖でテキトーに仕込むだけ。

梅の実がざっくり1kg ぐらい、ホワイトリカーを2Lほど、氷砂糖1kgのくらい割合で混合。味はけっこう甘め。

 

梅酒の仕込みは6月中旬。仕込んだ後は、冷暗所で1年ほど熟成させて・・・

梅酒は、妻の母がかつてよく作っていました。熟成した梅酒は、冷やして飲むのがいいみたいな。

 

近所を散歩中に見かけた梅の実・・・

湿気の多い6月ごろに、昨年仕込んだ梅酒を飲んでゆっくりゆったりする。

そういうことを想像するだけでも、中高年はとっても楽しくなってきます。

 

まとめ

 

春の息吹が感じられて・・

 

4月下旬に近所を散歩していると、人々の庭や玄関などに、たくさんの花を見かけます。

さらにもう少し歩いてみると、川沿いや田んぼ近くにさまざまな植物が見えてきます。

 

そのような光景を見ながら、のんびりと散歩するのは中高年にとっても楽しいもの。

健康のために歩くのもありですが、近所のいろいろな変化を楽しんでみようくらいの気持ちが、近所の散歩の長続きの秘訣かも・・・

 

・バラがいよいよ咲き始め、今年はとっても楽しめる感じみたい?!

・4〜5月はやっぱりツツジに魅了されて・・・?!

・梅が散った後は、実の大きくくらんでくるのがとっても楽しみのような・・・!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルが違う世界に見えてくる近所の散歩! 」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その33>・・・「春の草花たちとの1年ぶりの再会 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その32>・・・「サクラとカワセミの饗宴?」編

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<その31>・・・「まさに・・春到来!」編

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【 沖縄 古宇利島 オーシャンタワーの離島空間を散歩! <その12>: 半径300メートルをはるかに超える散歩 】

沖縄本島から古宇利島へ
ひたすら長い橋を走ります・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

沖縄といえば・・・果てしなく広がる青い海と空をイメージする人が 多いのではないでしょうか?

 

そんな自然たっぷりのステキな光景の中を、中高年は時間を忘れて ゆっくりのんびり散歩したいものです。

 

今回は、沖縄の古宇利島オーシャンタワーの離島空間を散歩・・・

よかったらご一緒にどうぞ。

 

目 次

 

青い海の上、果てしなく続く白い橋を車で散歩しているような?!

 

タワーから見ると
長い橋がどっしりとして・・・

 

◼️ 沖縄本島と小さな島をつなぐ長〜い橋を軽快にドライブ

 

グーグルマップより引用
赤い印が古宇利島

 

沖縄本島と小さな島を結ぶ長い橋。果てしなく続く海の陸橋のような・・・

車の窓を少し開けていると、中に入ってくる爽やかな風が感じられます。2月の沖縄はとってもイイ感じ。

 

沖縄本島から向こうに小さく見える島を見ているときは、それほどの距離があるように見えません。

けれども、白っぽい橋の上を実際に運転してみると、想像以上に長い距離に感じられて・・・

 

太陽が顔をのぞかせてギラギラと輝くと、ちょっと暑く感じられるものの、爽快な風が車内にたっぷり入ってくるので涼しくて気持ちいい感じ・・・

助手席の妻は、青い海と空に感激しているような顔。ずっと向こうだけを見つめていますので・・・

 

こういう場面で、かもめがタイミングよく飛んでくるといいなぁ、などと妄想。

けれども、この日は見ることができませんでした。残念・・・

 

◼️ 海の上にかかる ひたすら一直線の橋

 

沖縄本島と小さな島を結ぶ白い橋は、とてつもなくまっすぐに伸びています。

どのようにすれば、このように長い橋が造れるのだろう。相当の年月をかけたのだろうなあ・・・などと中高年の想いはやみません。

 

沖縄といえば、強風と荒波がけっこう多いようですが、それに対抗できるように頑丈な設計がなされているのでしょう。

 

本州と四国を結ぶいくつかの橋を見ると、やはりほぼ一直線になっています。ただし、海流の位置や強度などを計算してか、微妙に一直線ではない橋も。

1年を通じて強い風が吹き荒れる日があって、それに耐えられるような設計になっているのでしょう。

 

沖縄本島とこの小島を結ぶ一直線の長い橋も、きっと考え方は同じなのかも。

取りとめのないことを想いながら車を運転していると、中高年はまた妄想の世界に入っていきそうな感じ・・・

 

丘の上までカートに乗ってのんびりと散歩気分?!

 

鮮やかな花に 癒されて・・

 

◼️ 小高い丘に見晴らしタワー、歩かなくてもカートでラクラク移動

 

長い橋を車で渡りきって、駐車場に車を停めてみると・・・思ったほど人は来ていないため、けっこうガラガラ状態。

小島に近づくにつれて 風が次第に勢いを増してきて、開けた車のドアが閉じそうになるくらい。

 

小さなカバンだけを持って、見晴らしタワーのところまで移動。

あとは、カートで坂道をクネクネと登っていくだけなので とってもラク。

 

スパイラルのような坂道・・・アスファルトの中に進路をコントロールする設計が施されています。

それほどキツい坂ではないので、歩いて登ってもそれほど時間はかからない感じ。とはいえ、妻の膝があまりいい状態ではないので、カートはとっても助かります。

 

カートで坂を登っていくと、さっき海の上を走ってきた 白く長い橋が途中から見えてきました。はるかに長い橋が本島から伸びているのが、よ〜くわかります。

 

◼️ カート道にさまざまな沖縄の花々

 

花びらの中に、また花びらが・・・??

 

カートで坂道を少しずつゆっくり登ると、斜面にさまざまな花が咲いています。

季節がらそれほど多くの花は咲いていないだろうと思っていましたが・・・そこは沖縄でしょうか、原色のような赤白の花や黄色い花、紫の花などが咲いています。いかにも南国風の花々のよう。

 

カートがとにかくゆっくり動くので、花々を身近でじっくりと鑑賞できます。

前のカートと後のカートとの間に一定の距離があって、みな それぞれに海や花々を眺めています。どのカートも同じような感覚で乗っているようにみえます。

 

南国の花々は、なぜこれほどまでに 鮮やかな原色なのかと いつも思います。

寒い地方に行くほど、花の色が少し薄くなっていくような・・・

太陽の強さによって、それぞれの地方で花々の色合いがさまざまに変化しているのでしょうか。

 

強風の中、タワーのてっぺんまで階段ぞいに ちんたら散歩?!

 

強風の中・・・・
ネコが震えているようで

 

◼️タワー4階まで?エレベーターでラクラク移動

 

カート終点に着き、タワーの1階からエレベーターで上に移動。エレベーターはかなりゆっくり昇っていきます。

若い男女が4人、同じエレベーターに乗ってきて、とっても楽しそうにおしゃべりしています。嬉しくて、しょうがない感じ・・・

 

3階まで上がって、そこから上は階段のみ。頑丈に作られたタワーですので、今日の強風による揺れは感じません。

 

室内には広いスペースがあって、売店もありました。その前の椅子に座って、広い海をのんびりと眺めることができます。

ゆっくりお茶でも飲みながら外を見ていると、またいろいろなことを想ってしまいそう・・・

 

◼️4階からは歩いて上の階へ、てっぺんは外のためスゴイ横風

 

屋上に出ると、ものすごい風が吹き荒れていて、帽子を手で押さえないとすぐに飛ばされそう。

遠くの海をあらためて眺めます。けれども30秒くらい景色を眺めて、中高年の観察はそこで終了。あまりにも強風で肌寒く、すぐに室内に退散。これではとても散歩とは言えず、ちょっと情けない感じかも。

 

小さい島のそこそこ高いタワーから、足下に360度の景色を眺めると 開放感たっぷり。海の広がりが見える方面と、小高い丘が見える方面にわかれます。

 

遠くまでじっと見つめていると、このあたり一帯を散策してみたいと思わせるほど、ステキな自然空間。そんな気持ちになりますが、今日のような強風の日はちょっと我慢・・・

 

まとめ

 

天気の変化がかなり激しいようで・・・

 

中高年の散歩。

近所の散歩もとてもいいもの。けれども、ときには自宅を遠く離れた場所を、ゆっくりのんびり散歩するのもとってもイイ感じ。

 

いつも見ている近くの光景であっても、ちょっと視点を変えるとさまざまな変化が見えてきます。

自宅を遠く離れた場所の中で いわゆる観光地もいいものですが、一般の人々が住んでいる地域を散策しつつ、その土地の自然や花々などを愛でるのも、中高年にはステキな楽しみかも・・・

 

・沖縄本島から小島まで、青い海の上に果てしなく続く 白い橋を車で散歩しているような感覚に?!

・丘の上までカートに乗ってのんびりと散歩気分?!

・強風の中、タワーのてっぺんまで階段ぞいにちんたら散歩?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルをはるかに超える散歩!:」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その11>・・・「沖縄  フクギ並木 太陽を遮断する静寂空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その10>・・・「美ら海水族館・海の仲間たちの空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その9>・・・「沖縄 国際通り・多国籍の異質空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

【 中高年の激しい思いこみを20% ゆるくするステキな絵本・・・今週の3選! : < その29> とても・・・我慢できない 編 】

絵本を読んでもらうと、
すぐに眠れるねえ・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

社内研修の休憩時に、若手社員に最近の流行りなどを聞いていると、実にイキイキとした表情になります。

研修時間中とは違って??・・・話がけっこううまく、頭がとっても柔らかい印象。

 

一方、中高年は・・・?? こちらは、休憩時に雑談していても、なんだか刺激が少なく、聞いていて ふ〜んとわかるものばかり。

 

中高年はいつの間にか、考えること、話すこと、関心のあることなどが・・・固定してしまっていませんか?

そんな中高年の頭を少しだけゆるくするために・・・絵本の世界はどうでしょう。

 

はあ? なに 今さら・・・といわずに。

今回のテーマは「とても・・・我慢できない」です。

 

目 次

 

佐野洋子さんの『おぼえていろよ おおきな木』(1992年)は、怒りにまかせて行動する前に・・・少し深呼吸をオススメしているのかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

我慢できずに、目の前にあるものに怒りをぶつける・・・

一時的にはスッキリしても、けっこう大きなしっぺ返しがあるかもしれません??

 

見事な大きな木の陰に小さな家があり、1人のおじさんが住んでいました。おじさんにとってはこの木がとっても邪魔。

なぜかというと・・・朝ぐっすり眠っているのに、木にとまる小鳥のぴーちくぴーちくで毎日起こされます。木の下でお茶を飲んでいると、小鳥の糞がポトリ・・・

天気のいい日に洗濯ものを干したら、木の陰になってよく乾きません。

 

夏になって・・・おじさんは涼しい木陰で、ハンモックで昼寝をしていると、そこに毛虫が何匹も落ちてきました。

秋になると・・・大きな木に赤い実がなって、近所の子どもたちが取りに来ました。おじさんは大声で怒りました。

 

少し寒くなって、大きな木から葉っぱが落ちました。はいてもはいても、木の葉は後から後から落ちてきました。

雪が降って、おじさんが玄関の前を雪かきしていると、木の上から雪がどどっとおじさんの頭の上に落ちてきました。

・・・おじさんはついにキレて、大きな木を斧で切り倒してしまいました。ああ、スッキリ。

 

それから・・・おじさんは、木に咲く花が見えなくなったので、春の来たのがわからなくなりました。小鳥の声がしなくなったので、朝が来たこともわかりません。

木陰がないので、お茶を飲んでも落ち着きません。洗濯をしたものの、ロープをかける枝がありません。昼寝をしようとしても、ハンモックをつるす木がありません。

冬になって雪がどんどん降り積もると、大きな木がないと目印がなくて困るなぁと郵便屋さんがブツブツ・・・

 

雪が溶け始めると、おじさんはついにクックック・・・と、切り株の上に倒れて 大きな声で泣き始めました。おじさんは切り株を撫でて、いつまでも泣き続けました。

 

ところがしばらくすると、なんと 切り株から小さな青い芽が!

おじさんは毎日 朝早く起きると、すぐ新しい芽のところに行って水をやりました。新しい芽はぐんぐん伸びてきました・・・

 

失ってみて はじめてわかること・・・怒りにまかせてやったことへの後悔。

でも、新しい芽の誕生は、ステキな希望と反省という教えをくれたようです・・・

 

ヨシタケシンスケさんの『ころべばいいのに』(2019年)は、嫌な人たちに我慢できないときに・・・どう考えればいいかのヒントをくれるかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

嫌なことをされると、人はとっても不愉快なもの。でも、当の本人が嫌なことをしている自覚がまったくない場合、どう対処したらいいのでしょうか?

 

女の子である私は思う。人はどうして嫌なことを言うのだろう?

そんな人は、そんなヒトは・・・みんな一緒につまずいて転べばいいのに!

 

嫌いな人のせいで全然楽しくないことが多い。嫌だったことをどんどん思い出しちゃうから・・・

そのせいで、自分のこともどんどん嫌いになってしまう。だから、嫌いな人をいつも頭の中でやっつけている。

 

嫌なことがあると、いろんなことをやってみる・・・たとえば

・箱をかぶって、中ですごい変な顔をする

・靴下を丸める

・冷蔵庫のドレッシングを振る

・スプーンをきれいに並べる

・枕のために歌を歌う

・そのまま寝る

 

でも、だめな時は何をやってもダメ。嫌な気分って、突然の土砂降りみたいなものだから。

だから雨が上がるまで、ちゃんと避難できる場所が必要かも・・・そうだ、私しか知らない隠れ家をちゃんとつくろう。雨は必ずいつか止むものだから。

 

学校からの帰り道に・・・ふと気がついた。大人はみんな仲良くしてると思っていたけれど、大人にも嫌いな人がいるんだね。みんな大変だ。

ひょっとしたら、どうしても嫌いな人って、何かに操られているのでは? 関係ない人を操って、私を嫌な気持ちにさせているんじゃない?

きっとそうだ。だとしたら、あいつが許せない。

 

あいつを喜ばせるのが悔しいから・・・私は嫌なことがあっても、何とかなるんじゃないなんて言いながら、自分の好きなことを探してやるんだ。

あいつを嫌うパワーを使って、面白いことをたくさん考えよう。

きっとこの先、大人になっても嫌いな人はいるかもしれない。でもいたっていいよね。

 

ちゃんと考えたり、ちゃんと私の場所から逃げたり、ちゃんと向かい合ったり、どうするかは自分で決めればいいもんね。それが自分でできるようになろう・・・

 

他人に惑わされない自分・・・それができると、とってもいいこと。

けれども、なかなかそうばかりはいかないもの。そんなときは、楽しいことをいっぱい考える。それも1つの対処法かもしれません・・・

 

バージニア・リー・バートンさんの『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』(1961年)は、我慢できない気持ちが・・・多くの人に迷惑をかけてしまうかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

ミニ機関車が暴走!

もう我慢できない、今日は好きなように走るぞ・・・と勝手に走ったら、さてどんなことが起きるでしょうか?

 

小さな機関車。名前はチューチュー。機関車には小さな汽笛がついていて、踏切に来るとピッーと鳴ります。

また、機関車には鐘がついていて、駅に近づくとカンカン、カンカンとなります。また、ブレーキも付いていて、シュシュシュというすごい音を立てます。

 

機関車を動かすのは機関士のジム。チューチューをとってもかわいがって世話をしています。機関助士はオーリーで、機関車に石炭と水をやるのが仕事。

機関車の引っ張る客車には、車掌が乗っています。名前はアーチボールド。大きな時計を持っていて、機関車の出発時刻を知らせます。

 

機関車は畑を通り抜け、国道を横切ります。国道の踏切では遮断機が降り、機関車は途中の小さな駅にも止まります。

そこで、大きな町まで行く人たちや荷物や手紙を積み込むと、カンカンカンカンとまた出かけます。トンネルを抜け、丘を下り、跳ね橋を渡り、大きな大きな町の駅に着くのです。

 

ある日チューチューは・・・あの重い客車を引くのはもういやだなあ。自分1人ならもっともっと速く走れるのに。

そうしたら、きっとみんなが立ち止まってボクを眺め、なんて気の利いたしゃれた機関車なんだろうって言うだろうなあ・・・と妄想。

 

ある日、ジムたち3人が珈琲店で休んでいる時、チューチューはたった1人で突然走り出しました。シュシュシュ、カンカン、カンカン、カンカン、ピピピピピ・・・

 

さあ、みんな!・・・仕事をやめて、ボクを見て! ボクの声を聞いて! チューチューが勢いよく畑の間を走り出したので、牛や馬や鶏はとってもビックリ。

人も驚いて、何人かの人たちは高い塔に登る始末。車やトラックはあわててブレーキをかけ、みんなぶつかり合ってしまい、チューチューのことをとても怒ってしまいました。

 

チューチューは丘を降りて、どんどんスピードがつきます。止まろうと思っても、止まれません。

なんと、途中の跳ね橋が上がっています。チューチューがやっとの思いで飛び上がって、なんとか向こうの端に飛びつきました。けれども、炭水車が外れて落ちてしまいました。

 

チューチューは大きな駅の操車場に飛び込みました。けれども、どっちに行ったらいいか分かりません。チューチューはそこから逃げ出して、街を抜け、原っぱを通ってひたすら走って・・・

 

辺りは暗くなってきて、道もわからず・・・炭水車を途中でなくしたので、石炭も水もあとわずか。

もう、どうしたらいいんだ・・・速く走れると思ったら、こんな目にあっちゃったあ!

 

さて、喫茶店から飛び出した3人はとっても驚いて・・・あわてて最新式の機関車に乗り込んで、チューチューのあとを追いかけます。

チューチューの行った道はすぐにわかりました。なぜなら、ビックリした牛や鶏たちがみんなで機関車の行った方を指して教えてくれたので・・・

 

跳ね橋の下がるのを待っていた時、石炭船の上にチューチューの炭水車が落ちているのをジムが発見。2人はここで降りて炭水車の方へ、ジムは機関車の方へ・・・

 

ジムが大きなヘッドライトをつけて、古い線路の上を進んでいくと、まもなくチューチューを見つけました。

ジムは最新式の機関車を使って古い線路の上をバックし、大きな町を通り抜け、操車場まで戻ってきました。

そこには2人が心配して待っていました・・・

 

家へ帰る途中、チューチューはジムに もう逃げ出したりしません。これからはたくさんの客車や、荷物を積んだ車をひいて小さな町から大きな町まで行ったり来たりします・・・ごめんなさい。

 

もっと速く走りたい・・・我慢できない気持ちが暴走となり、多くの人に迷惑をかけてしまったチューチュー。とっても反省したみたい。

 

誰でも、ときに我慢できないことがあるもの・・・それは仕方がないこと。

でも、誰かのアドバイスがタイムリーにないと、ちょっと困りものかも・・

 

まとめ

お父さん・・・絵本ばっかり
読まずに、外へ行こうよ???

 

若者の話している内容がよくわからない、知りたいとも思わない・・・こんな中高年が増えていないでしょうか?

 

若者にムリに話を合わせる必要はありませんが、若者が何をどのように思っているのか・・・実際に聞いてみると、なるほどと思えることが けっこうあるもの。

よく考えているなあとか、中高年にも参考になることも ときどき教えてもらえて、助かったりします・・・

 

絵本の世界はもう卒業したよ・・・これがほとんどの中高年の思いでしょう。

ところが、1ページめくってみると、意外にハマる人がいるかも・・・

 

・佐野洋子さんの『おぼえていろよ おおきな木』(1992年)は、怒りにまかせて行動する前に・・・少しの深呼吸をオススメしてくれているのかも?!

・ヨシタケシンスケさんの『ころべばいいのに』(2019年)は、嫌な人たちに我慢できないときに・・・どう考えればいいかのヒントをくれるかも?!

・バージニア・リー・バートンさんの『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』(1961年)は、我慢できない気持ちが・・・多くの人に迷惑をかけてしまうかも?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

なお、「中高年の激しい思いこみを20% ゆるくするステキな絵本・・・今週の3選!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その27>・・・「子どもの大切なもの」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その26>・・・「お母さんの愛情はとっても深い!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その25>・・・「 思いやりって・・・あったかいなあ!」編

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【 中高年の運動不足解消に こどもの国(神奈川)をのんびり散歩!:<その8> 中央広場をのんびり歩く 編 】

中高年を暖かく迎えて
くれる羊たち・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

こどもの国といえば、子どもとお父さん・お母さんが楽しく1日中遊べる場所・・・これが一般的でしょうか?

 

けれども、外周が約4.1キロメートル、内周が約2、4キロメートルあるので、中高年にとってのんびりと散歩できるステキな場所でもあります。

 

自然がいっぱいの中で 散歩をゆったり楽しみつつ、少し疲れたら中央にある広場に座って、持参したおにぎりをほおばる。

中高年にも、とってもやさしい世界。そんな楽しみがあるのも、こどもの国のいいところかも・・・

 

目 次

 

中央広場の自由な遊びスペース内では、お父さん・お母さんが子どもと笑顔で遊んでいて・・・とってもステキな感じ!

 

子どもたちがキラキラして・・・

 

◼️ 子どもとお父さん・お母さんが体を思いっきり動かして、汗びっしょり

 

入り口からまっすぐ奥に歩いていき、途中の階段を降りると、広い広場と緩やかな丘が前方に広がっています。

中央広場では、小さな子どもたちとお父さん・お母さんがサッカーボールやバスケットボールなどで遊びに夢中・・・

 

子どもたちは少し走り回るだけで、みんなもう額にキラキラと汗をかいています。こどもの国に来ると、みな本当にいい笑顔になります。日頃なかなか見られないほどかも。

 

こういう光景を見ていると、こどもの国にやってきた中高年は とってもハッピーな気分になれる感じ。

 

◼️ 中高年は中央広場の周りをのんびり歩いて

 

中央広場でさまざまな遊びや運動をしている親子の周りを、中高年はゆっくりのんびりと散歩。広場のまわりを2〜3周するだけでもけっこうな距離。

 

親子がとっても楽しそうに遊んでいるのを見ると・・・自分の子どもがまだ小さかった頃に、こどもの国に来て1日中遊んでいた光景に重なります。

 

当時は、私も妻も毎日がとても忙しい日々・・・そんな中で、子どもと遊べる時間を土日に確保して、こどもの国に月に1〜2回来ていたのを思い出すような。

 

それほどの休日が取れない中ですが、子どもも親も一所懸命に動きまくるので、夕方には親はグッタリ。

けれども、子どもはまだエネルギーが余っていて、次は何するの?みたいな顔。

 

当時のそんなことを思い出しながら、広場での光景を眺めて その周囲を散歩。

かつてと同じ中央広場で、若いお父さん・お母さんと子どもが 笑いながら遊びに興じているのを見ると、中高年もなんだかニッコリしてくるような・・・

 

緩やかな斜面にワンタッチテントがたくさん花開いていて、とっても快適そう!

 

緩やかな芝生値は
ワンタッチテントがいっぱい・・・

 

◼️ワンタッチテントがあれば暑い日は日陰となり、網窓から爽やかな風が・・・

 

私と妻が子どもと一緒に こどもの国に来ていたのは、20年以上も前のこと。

当時は車でこどもの国に来ていました。妻の母も一緒でしたので、電車はちょっと厳しい感じだったので・・

今と同じで、やはり土日はスゴイ人数。

 

中高年の私が久しぶりに こどもの国の園内を歩いていて、気づくことの1つはワンタッチテントの多さ。

中央広場からミニSLに向かう緩やかな斜面には、色とりどりのワンタッチテントが張られています。10や20どころではない感じ。

 

20年前は、日陰をつくるアウトドア用のタープのようなものを、ときどき見かけました。けれども、ほとんどの人は草の上にシートをひいて、そこに寝転がっているだけみたいな感じだったような・・・

それだと、暑い日でも風が吹いてればそれなりに涼しいものの、無風だとかなり暑くなります。

 

そのあたりを工夫したワンタッチテントが、簡単に草の上に設置できるのは とても快適に見えます。

遊びに疲れたら、中に入って涼しさを感じることができるようで、中にいる人はいい顔のよう。

このワンタッチテントの数が、かなりあるのが印象的・・・

 

◼️ワンタッチテントは、散歩に疲れたときの中高年の昼寝に最高かも

 

こどもの国にわざわざワンタッチテントを持ってくる中高年はほとんどいない・・・と思っていたら、多少はいました。

 

私などは散歩に疲れたら、適当な木陰に入ってゆっくりすればいいかなあ・・・そんな程度ですが、中高年が2〜3人でこどもの国に来る場合は、ワンタッチテントを使う価値がありそう。

人数が多い土日は木陰のイスに座ることができないこともあるので、芝生の上にワンタッチテントをサッと設置するのがスマートかも。

 

テントの中で涼風を感じながら、休憩できそうな感じです。飲食もゆっくりできそう。

午前中に園内を散策して疲れたら、そこに寝転がって、しばし昼寝するのもよさそう・・・

 

ちょっと出歩くときに、このようなものを持っていくと けっこう重宝しそうです。

ただ軽量とはいえ、一定の重さがあるので、中高年が電車でこどもの国に来るには、ちょっと根性がいるかもしれません。

 

芝生の上にシートを敷いて、こどもの国の 園内の自然の中で お弁当を広げるのはけっこうイイ感じ!

 

自然に溶け込んでいる牛たち
中高年にやさしいかも・・・

 

◼️子どもが小さいときは、家でお弁当を作って・・・

 

こどもの国には、入り口や牧場の近くなどにレストランがあり、また休憩できる売店もあります。混んでいなければそこに入って、ゆっくりするのもいいもの。

 

けれども、土日の昼あたりになると かなりの人でごった返します。

遊びまくって疲れた子どもがお腹を空かしていると、長時間のレストラン待ちはけっこうイライラするもの。

 

そのため、私たちの子どもが小さいころは、あらかじめ家でおにぎりを握り 簡単なおかずを作って持参しました。ときには、サンドイッチなども作ったりしました。

 

そんな下ごしらえをしてから、こどもの国に行くとけっこうイイ感じ。子どものお腹が空いた時に、すぐにシートを敷いて食べることができます。

また自然の中で食事をする感覚は、子どもにとっても 中高年にとってもイイものです。

 

◼️中高年もおにぎりと敷物持参で・・・

 

中高年がこどもの国に来る場合、自然の中を自由気ままに散策するという感覚はとてもいいもの。

その時に、園内のレストランを利用してもいいのですが・・・せっかくなので、できればおにぎりやサンドイッチなどを簡単に作って、それを持ってくるといいのではないでしょうか。

 

お昼どきに敷物を芝生の上に敷いて、周りの自然を鑑賞しながら 中高年がゆっくり食事をする。

このような感覚は、中高年が日ごろけっこう忘れているものかも。都会の中高年ほど、なかなか味わえないものでは・・・??

 

まわり中が自然の中で日光を浴び、爽やかな風を感じながら食事をする。これは、けっこう贅沢な時間かも。

 

食事中に、近くや遠くで子どもたちの賑やかな声がずっと聞こえてきます。

自分の子どもが大きくなった今では、中高年がそのような声を聞くのはあまりないかも・・・

 

まとめ

 

中高年はのんびりと
園内を散歩・・・

 

こどもの国と中高年。

なんだか、あまりピンとこないような組み合わせに思えるかも。

 

けれども、実際にこどもの国に来てみると・・・中高年が広い自然の空間を自由に散歩するには、恰好の場所だと気づく人も多いはず。

 

こどもの国ってこんなに広かったのかとか、こんなに自然がたくさんあるのかなど・・・かつて自分の子どもが小さかった頃に、一緒にこんな雰囲気を味わったなぁとも思えるかもしれません・・

 

・中央広場の自由な遊びスペース内では、若いお父さん・お母さんが子どもと笑顔で遊んでいて・・・とってもステキな感じ!

・緩やかな斜面にワンタッチテントがたくさん花開いていて、とっても快適そう!

・芝生の上にシートを敷いて、こどもの国の園内の自然の中で お弁当を広げるのはけっこうイイ感じ!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年がこどもの国を歩く」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その7>・・・「ミニSLの旅!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その6>・・・「中高年が2~3人乗ると 吊り橋がギシギシ揺れる!」編

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<その5>・・・「白鳥湖のコイたちと戯れる」編

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【沖縄 フクギ並木 太陽を遮断する静寂空間を散歩!:<その11> 半径300メートルをはるかに超える散歩 】

うっそうと茂るフクギ並木
ゆっくりのんびり歩きます・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

毎日 元気に散歩できる・・・これは中高年にはすごく楽しいことではないでしょうか?

 

近所を気ままに散歩するもよし、ときには家を遠く離れた場所を散歩するのもいいもの。

 

旅行などで遠いところに行った場合に、観光地を見るのはとても興味深いもの。

けれども 観光地だけでなく、その周辺のごく普通の場所も少し時間をとってじっくり散歩するのもけっこういい感じ。

 

どのような建物があって、どのような人が住んでいて、またどのような特徴があるかなど・・・

ごくフツーの場所をのんびり眺めながら、ゆっくり散策していても けっこうな発見があります。

 

今回は沖縄の散歩「フクギ並木 太陽を遮断する静寂空間を散歩」です。

よかったら、ご覧ください。

 

目 次

 

両側の巨大な木々が 頭上のギラギラ日光を遮ってくれて、快適な散歩!

 

南国の花は鮮やかな原色
とってもステキです・・・

 

◼️駐車場入口からずっと静寂な道をのんびり散歩

 

(グーグルマップより)

フクギ並木から海岸に抜ける小径を、老夫婦でのんびり散歩してみようと思いました。

目的地に着いて車をどこに停めようか、ちょっと考えました。

 

というのも、そのエリアの入口からさらに奥に、駐車場がけっこうありそうな雰囲気だったので・・・

とはいえ、入口に人のよさそうなおじさんがこちらにおいでよ・・・みたいな素振り。料金も安いので、結局すぐ停めてしまいました。

 

その後、奥の方に歩みを進めるにつれて、無料の駐車場もありました。ただし、台数が少ないので、混んでいると停められないかも。

このあたりをゆっくり散策しようと思っていたので、入口付近から歩いていても まったく気になりません。

 

フクギ並木まで妻と一緒にのんびり、ゆっくり歩いて行きます。けっこう歩いたような・・・でも、なかなか並木が見えてこないような雰囲気。

道を間違ったのではないかと思うくらいの距離感。

地図を見ても 間違っている感じがしないのですが、並木がなかなか見えてきません。

 

向こうからこちらの方に歩いてくる中高年夫婦が何組かいて、やっぱり合っているような・・・そんな感じでまたズンズン歩きます。

 

◼️小径の両側に、うっそうと茂った巨木のアーチ

 

不安ながら、なんとかフクギ並木にたどり着きました。この辺まで来ると、あまり人がいません。猫もいませんでした・・・

 

ときどき地元の民家の庭で、人の話し声が聞こえたりする程度。並木道を歩いていると、近くに海岸があるものの、波の音はあまり聞こえない感じ。

 

今日はあまり天気がよくなく、かなり曇りがち。ギラギラ太陽が顔を出さないため、それほど暑くなくて・・・

ずっと続く小径の両側にうっそうと茂っている並木道。ここをのんびり歩くと・・・空がほとんど見えないくらい。

 

暑い日はこの木陰のおかげで、さぞや涼しく気持ちがよさそう。

巨木の間を縫って 爽やかな風が吹き通る空間があるため、とっても心地よい感じ。

 

小径を歩いている間、なんの音もほとんど聞こえないくらいの静寂さ。

高い木々に遮られて、周りの景色がよく見えません。そのため、異質な空間に迷い込んだような感覚にとらわれて・・・

 

並木を出て海沿いをのんびり歩くと、南国の小さな花々が中高年の目を楽しませてくれました!

 

並木を抜けると、
海がはるかに広がって・・・

 

◼️曇天のもと、海風に体を多少揺られながらひたすら散歩

 

並木道をずっと奥まで歩きました。思った以上に距離があったような・・

多少同じような光景が続いたので、途中から左に折れて海岸まで歩いて行きます。

 

その途中に民家が何件か見えます。どの家も大きな木々に遮られているため、建物すべてを見ることができない感じ。

それぞれの家は、沖縄らしい屋根を持った比較的古いもの。その中に、新しく建てられた家も若干ですが見られます。

 

林のような巨木の間を抜けると、そこには青い海が広がります。

まさに、ブルー!

 

すぐに浜の方まで降りていって、海水に手をつけてみます。多少まだ冷たい感じのする海水で、ちょっとなめてみるとけっこう塩からく・・・

風が多少あるため、波はそれなりに立っていてザワザワとしています。

 

浜辺に立って、並木の方を振り返ってみると、確かに高い木々に覆われているさまが見えます。

海岸近くにこのようなたくさんの木々を立てて、沖縄特有の強風を防いでいるのだろう・・・そんなことを思ったりします。

 

◼️細かな砂の浜を歩きつつ、道端の南国の花を愛でる

 

海岸沿いの遊歩道をのんびりと散歩。道端に南国の小さな花がさまざまに咲いています。

本土で見ることのできないような、とても鮮やかな原色の花もあります。葉や茎もかなり厚みのある感じ。

 

それぞれの花を間近でじっと見てみます。そっと触れると、けっこうな硬さが感じられます。

海岸の爽やかな風に吹かれて、南国の花々を楽しみながら、遊歩道をゆっくり歩くのはとても楽しいもの。

 

目を海に向けると、遠くに船着場が見えます。午後のこの時間は船が見えませんが、しばらくすると大きな船が入ってくるのかも・・・

 

肌寒い中 海近くの茶屋で休憩したら、暖房がついていて・・・とっても南国気分?!

 

南国の花の中にも、
こんな可憐な花が・・・

 

◼️かなり肌寒かったので、ホット飲料で体を温めてしばし休憩

 

海岸沿いをのんびり歩いている途中で 風が強まり、太陽が大きな雲にしっかりと隠れてしまったため・・・気温がしだいに下がってきた感覚に。

そのためトイレ休憩も兼ねて、茶店に入ることに。

 

客はそれほどいません。2階にも座席がありますが、吹きさらしのためか、そこには誰もいません。

とってものんびりとした雰囲気。中高年にはけっこうナイスな空間かも。

観光者が歩き疲れたら、このような茶店に座って、海を見るともなしに眺めているのかもしれません。

 

飲み物は種類がかなり豊富。さまざまなジュースやコーヒー、アルコール類がメニューに写真入りで載っています。

こんなにたくさんの種類のメニューを作るということは、観光のベストシーズンになると、かなりの観光者が来るのでしょう。

 

店には軽快なジャズが流れていました。店の人はとても気さくな感じで、とても気持ちのいい対応をしてくれました。

ステキな時を過ごすことができて、中高年は大満足。

 

◼️2月の沖縄の海岸・・茶店に暖房が

 

茶店はまるで、海の家のような感じ。暖かいところなので、1年中吹き抜けのようです。ほとんど外にいるような感覚ですが、驚いたことにストーブがたかれていました。

 

沖縄の2月でも、日によってはそれなりに肌寒いので、海の家のような茶店には暖房が置かれているとのこと。

曇天の日などにはストーブが使われていることがわかりました。南国沖縄という感覚からすると、とても興味深いもの・・

 

客は私たちのほかに2組。テーブルに座って、楽しそうに笑いながら何やら飲食中。

それぞれが長袖と長ズボン姿。それなりの気温の寒さに耐えられる格好のようです。

 

私たちは軽装だったため、ストーブの近くに。とても暖かくて快適です。とてもステキな時間を過ごすことができました。

2月の沖縄の気温はガイドブックで、ある程度わかっているつもりでした。けれども、実際に来てみないとやっぱりわからないものです。

 

まとめ

 

今日はけっこうな風で
中高年にはちょっとつらく・・・

 

今回は、沖縄のフクギ並木の 長い小径のあたりをゆっくりと散策。

その後、海岸通り沿いに南国の花々を眺めながら戻ってきました。

 

うっそうと茂る巨木の並木みち。沖縄ムード満点の家々。はるかに広がる海・・・

まさに「のんびり」と散策、そして「ゆったり」休憩できました。

 

沖縄の真夏はとっても暑いですが、土地の人々は少しでも涼しくする工夫をして、風を味方につけて過ごしている・・・

そんな土地の生活の知恵などを、垣間見ることができました。

 

またかわいい猫たちが駐車場近くにいて、猫好きの私には・・・最高の1日だったような。

 

・両側の巨大な木々が 頭上のギラギラ日光を遮ってくれて、快適な散歩!

・並木を出て海沿いをのんびり歩くと、南国の小さな花々が中高年の目を楽しませてくれました!

・肌寒い中 海近くの茶屋で休憩したら、暖房がついていて・・・とっても南国気分に?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルをはるかに超える散歩!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その10>・・・「美ら海水族館・・・・海の仲間たちの空間を散歩!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その9>・・・「沖縄 国際通り・多国籍の異質空間を散歩!」編

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<その8>・・・「沖縄 中城城跡・・・「いにしえの丘」空間をのんびり散策」編

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