こんばんは、百萬です。
グローバルな時代といわれて、何十年か経ちました。
中学から高校・大学までそれなりに時間をかけて学習したはずなのに・・・
なぜ、多くの日本人が英語のコミュニケーションに 自信が持てないのでしょう?
この思いは、もしかして中高年ほど強いかも。
会社の若手社員と中高年社員を見ていると、間違いなくそんな感じが。
これは、なぜ・・・???
でも、その答えは実に簡単かも・・・
今回は、その理由と対策を考えるのに、ちょうどいい事例をお伝えできるかもしれません。
中高年のボケ防止策の1つとして、いったんはあきらめた外国語の学習を再開してみるのは、どうでしょう・・・
外国に行くことがなくても、案外いい頭のトレーニングになるかも。
私は英語を読むのは、それほど嫌いではないほう。
けれども、「話す・聞く」については・・・外国に行って切羽つまると、汗をかきながら何とか乗りきってきた程度。
英語でコミュニケーションできたら・・・
英語(ほかの外国語もですが・・・)の苦手な中高年が思っていることは、けっこう似ているのでは?
そんな方の参考になるかもしれないと思い、お知らせします。
目 次
- 余裕の関西弁風?イングリッシュで、外国人とスラスラと会話する中高年社員の芸当に 口をあんぐり!
- 息子が外国で英語でちゃんと?コミュニケーションしている現場を、はじめて目撃したときの親のスゴイ衝撃!
- 英語に限らず、中高年は「本当の必要性」に迫られないと、ますます 何も身につかないみたい!
- まとめ
余裕の関西弁風?イングリッシュで、外国人とスラスラと会話する中高年社員の芸当に 口をあんぐり!
中高年が、外国人とけっこう楽しそうに会話している光景を見ると・・・
同じ日本人なのに、なぜ あんなに楽しそうに会話ができるのだろうと、不思議に思ったことはないでしょうか?
私の会社に英語がとても堪能な先輩がいました。
いまはもう70歳くらいで、すでに引退。
その人は、当時 海外との貿易取引を行う営業マン。
社内に海外貿易担当は少ないので、電話で海外の相手と英語を話すだけで、フロア内がちょっとした騒音になる感じ。
しかも、関西弁まじりの英語が室内に響きます。
「さよかぁ、ほんなら これで We got a deal. やぁ〜」
「ほんま、Thank you very much. やぁ〜」
こんな調子でペラペラやっているのです。
まわりの社員はもう慣れた世界・・・
ですが、相手の外国人はどう思っているのかが 気になるところ。
で、そのペラペラ先輩に、相手が日本語の しかも関西弁を理解しているのかを聞いてみると・・・
「そんなん、わかるわけないやん。単なるリズムやぁ〜」とニッコリ、とっても軽いノリ。
はぁ、そんなもの??
とはいえ、ちゃんと外国人と契約がまとまっています・・・
先輩に余裕があるとはいえ、きちんとした英語でないと通じないという常識を破られた瞬間でした。
私はそれ以降、なんとなく外国語がとても身近に感じられることに・・・
息子が外国で英語でちゃんと?コミュニケーションしている現場を、はじめて目撃したときの親のスゴイ衝撃!
かなり前に、家族で海外旅行に行ったときのこと。
入った店で、息子がほしかった革靴の形やらサイズやら・・・ああでもない、こうでもないと店員と会話しているのを目撃しました。
外国人と現地の英語で・・・です。
息子が英語を話しているのを、はじめて見た瞬間。
えっ! こいつ、いつの間に?
正直 ビックリして、腰を抜かしそうに・・・
決してうまくはありません。
英語がうまく話せない私でも 理解できるレベルの内容。いかにもジャパニーズ・イングリッシュみたいな感じ。
でも、相手とちゃんと会話できているではないですか・・・
次に、チョコレート屋に移動・・・
妻の希望する種類のものがあるかなど、など・・・を息子がちゃんと外国人の女性店員と会話している!
なぜか、不肖の息子が輝いて見えた時間。
こんなことがあり、息子がいつに間に英会話が それなりにできるようになったのか・・・興味津々。
さりげなく聞いてみると、大学で同じゼミのアジア人留学生の面倒を何かとみてあげた・・・とのこと。
わずか1年たらずで?
その留学生の英語もそれほどうまくない・・・とのこと。
日本語もまったくダメ。
仕方がないので、お互い下手な英語でやりとりしてうちに、気がついたらなんとか意志が通じるようになっていった・・・みたいなノリでした。
気がついたら、それなりのスピードで話していた 感じと・・・
父が、息子の成長をまぶしく思った瞬間・・・
同レベルの者どうしで、英語のようなものでぐちゃぐちゃやっているうちに、英語がそれなりに話せるようになったみたい。
そうか、それなら中高年もそんな環境に身をおけば・・・そんな気にさせられました。
英語に限らず、中高年は「本当の必要性」に迫られないと、ますます 何も身につかないみたい!
家族で外国に行ったとき、空港での手荷物検査でのできごと。
いつもなら、私のトランクケースに入れてあるはずのワセリンの大型容器が、なんとショルダーバッグから出てきました・・・
うっかりしていました。
このころのルールでは、一定容量を超える液状のものは機内への持ち込みは禁止。(今はどうでしょう?)
検査官は大柄の、いかつい白人男性・・・50歳くらい。けっこう こわい顔。
こんなとき、どうすればいいのか?
私の頭はその瞬間、急速回転したようです。
私は寒い時期にアカギレがひどいので、ワセリンを常備しています。
それを没収されるとかなりつらい・・・外国で探すのもめんどくさいし。
とその瞬間、英語で相手にベラベラやっている私がいました。
もちろん、つたない英語ですが・・・
「かかりつけ医から、これを使用するように指示されています・・・間違ってショルダーバッグに入れてしまいました。認めていただけませんか?」みたいなことを言ったみたい。
すると相手は、少しだけ考えて
「オーケー、ただし機内では開けないように・・・前に進んでください」と私にウインク。
なんていいやつなんだ・・・と、私。
家族は横でずっとハラハラ顔。おやじ、しっかりしろよ みたいな・・・
この経験で、中高年でもホントに切羽つまると、なんとかなるものだ・・・そんな強い思いを持つに至りました。
(逆に言うと、せっぱ詰まらないと 真剣にはなれない・・・??)
それ以降、海外に行くと、恥ずかしげもなく、変な中高年英語で押し通せばなんとかなっているみたい・・・
途中で詰まったりすると、日本語で一人ごとをまじえる技も身につけました。
これは会社の関西弁の先輩のマネですが、これはけっこういけます。
私は京都に4年間半いた経験があるので、かなり変な関西ことばを今でも話します・・・
日本語でブツブツ言っている間に、次の英語が不思議とけっこう浮かんできます。
相手はしばしポカンとしています。
この「間」が中高年にとって、いい時間かせぎになるみたい・・・
ひどい英語でしょうが、日常会話でそれほど困らないので、とりあえずよしとしています。
まとめ
中高年のボケ防止に、なつかしの英語で 頭の体操はいかがでしょうか?
英語でも中国語でもなんでもいいのですが・・・ボケ防止には外国語は意外にいいものかも。
コロナが収束して海外に行く機会があれば、なおいいのでは・・・
何かに切羽つまると、頭が急速回転する快感を味わうと、中高年でもまたもう一度となるかもしれません。
・余裕の関西弁風?イングリッシュで、外国人とスラスラと会話する中高年の芸当に 口をあんぐり・・・これをまねると、意外にいけるみたい!
・息子が外国で英語でちゃんと?コミュニケーションしている現場を目撃。その秘訣は、アジア人留学生とのつたない英語の会話にありました!
・英語に限らず、中高年は「本当の必要性」に迫られないと何も身につかないことを悟りました。だからそのような場を無理やり作れば、会話が進むかも?!
中高年のボケ防止には、ときには非日常性をつくり出すのが意外にいいかも。
外国語に興味がある(あった)人は、その方面での頭の活性化が楽しくできるかもしれません。
眠った頭が目覚めること、間違いなしでしょう・・・
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
これまでの「50代からのボケ防止?」シリーズの直近は次のとおりです。
よかったら、ご覧ください。
<その9>・・・59歳で京都大学に合格し、現在 博士課程在学中の中高年に学ぶスゴイ自己啓発 編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その8>・・・EMを1000日間使ってみてわかった健康改善の効果と、一部の批判 編
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<その7>・・・カンタン「コマーシャル記憶法」で記憶力の強化を 編
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