これをもっと使わない手はないかも?
こんにちは、百萬です。
中高年は残念ながら、50代から給料がダウンするものではないでしょうか?
そうでない会社は、とっても幸せかもしれません・・・
そうなると、本好きの中高年は 毎月まいつき、本をたくさん買うことはできません。
そういうときに、もっと利用すべきは公共図書館でしょう。
けれども、お目当ての本が図書館で すぐに借りられないときもけっこうあるもの。
そういうときは、まず・・・新刊本をいかに早く予約するかが大切。それは、前回の<その3>で書かせていただきました。
今回は、新刊本がすぐに借りられない場合に、どうするか?・・・について、考えてみたいと思います。
目 次
- その①:お目当ての本がすぐに借りられないときは、その著者の1つ古いバージョンが図書館にないか探してみる・・・これはけっこういい方法です!
- その②:お目当ての本がすぐに借りられないときは、「他の著者」の同じようなタイトルがないか図書検索して、目的に合う本を探してみましょう!
- その③:新刊本を待っている間に、お目当ての著者の「別のタイトルの本」を図書検索して、面白そうなものを予約して読んでみるのもいいもの!
- まとめ
その①:お目当ての本がすぐに借りられないときは、その著者の1つ古いバージョンが図書館にないか探してみる・・・これはけっこういい方法です!
すぐに借りられないじゃないか・・・
これってホントでしょうか・・・?
借りたい本・・・図書館で予約しても、すぐに借りられないときはどうしたらいいでしょうか?
そのときは、お目当ての著書名で図書検索をして・・・同じ著者の「同じようなタイトル」名の古いバージョンの本がないか探すのも1つの方法でしょう。
多くの本を出している著者であれば、前に書いた本をバージョンアップことは、けっこうよくあること。
これはある意味、リライトとも言えるかもしれません。
図書館のホームページにアクセスして、書籍名ではなく著者名で検索すると、たいていの図書館では、その著者の本が発行年別に一覧で現れます。
あまりに古い本でなければ、それぞれの書籍の目次や、内容の要旨などがそれなりに書かれていて けっこう参考になります。
その内容を詳しく見ていくと、自分がいま読みたい本の内容に近いものがあることも・・・
そのような場合は、発行から一定の年数が経過していますので、すぐに予約して入手することができます。
それをまず読んでみれば、新刊を読むまでの間に、ある程度の内容を理解できるでしょう。
その上で、その内容がとてもいいものであると判断できれば、予約してある新刊本を待って・・・
さらにバージョンアップした内容を確認し、自分の生活やビジネスにさらに活かすことができるでしょう。
目的とする新刊本が図書館ですぐに借りられない場合は・・・
①新刊本をなるべく早めに予約した上で、( <その3>をご参照ください)
②その著書が書いた 同じようなタイトルの過去の本を検索して、もしあればまずはその本を読んでみることをおすすめします。
その②:お目当ての本がすぐに借りられないときは、「他の著者」の同じようなタイトルがないか図書検索して、目的に合う本を探してみましょう!
別の著者の同じような本を
読んでみようっと・・・
借りたい新刊本が 図書館ですぐに入手できないときに・・・同じ著者の古いバージョンもない場合は、どうすればいいでしょうか?
借りたい本がすぐに借りられないときに、お目当てのジャンルや内容の本を、別の著者が書いていることはけっこうあるもの・・・
こちらは、図書館のホームページで、本のタイトル名で検索しましょう。
例えば、環境「ISO 14000」についてのビジネス書を探したいと思えば、このキーワードを検索窓に入力します。
するとたくさんの本が出てきます。一般的には、書籍名が発行年別に出てきますので、内容の新しいものから順番に見ていって、すぐに借りられるものを予約しましょう。
ビジネス書を読む場合は、1つのタイトル名について、3冊の本を同時に借りるといいでしょう。
著者は、その分野について自信を持っていると思っているから、本を書いていることは間違いありません。
けれども、やはり著者によって内容はそれなりに偏るもの。
あるタイトルについて、1冊だけ読んでこれで大丈夫!・・・とは なかなか ならないもの。
やはり、異なる著者の本を3冊ほど読んで、それらを比較して理解すると 情報の偏りがかなり減ると思います。
図書館であれば何冊借りようとタダですから、実際に読んでみて内容がいいと判断できれば・・・さらにじっくり読んでみる。
逆にあまり参考にならないと思えば、読むのをやめて返却すればいいだけのこと。
同じようなタイトルの本を3冊も読むのはけっこう大変だ・・・こんな声が聞こえてきそうです。
けれども、ビジネス書の場合は本をすべて読む必要はないものです。
それは、多くのビジネス書の作り方は・・・
①「著者が本当に言いたいこと」(重要なこと)に関するページが何ページ分かあり、
②それ以外のページは、「それを具体例で説明する内容」がずらっ~と続く。
・・・こんな構成になっているからです。
そのため、「80:20の法則」(重要なページにだけ時間をかけて読む方法)にしたがって本を読めば、1冊の本を読むのにそれほど時間はかからないものです。
「80:20の法則」については、次の記事が参考になると思います。
hyakuman-amane.hatenadiary.com
「80:20の法則」によれば、200ページある本でも、ほんとに重要なページというのはその20%程度しかないということになります。
つまり40ページくらいです。重要なページは多くても40ページほどしかないことになります。
これは、ベストセラーになった『超整理法』などの著者である 一ツ橋大学名誉教授の野口悠紀雄さんや、精神科医の和田秀樹さんなどが推奨している速読術・・・
また 放送大学院在学中に、私がゼミの教授から学んだことでもあります。
私は実際に、この方法でビジネス書や学術書などを30年間ほど読んでいますが・・・「本当に重要な事項」が書いてあるページ数は、全体の5~10%程度ではないかという印象です。
この読み方は、自分の知りたい、または確認したい重要な箇所を「その本から調べる」という感覚でしょうか。
そんな態度で読めば、それほど時間がかからないように思います。
なお、お目当てのタイトルの本をまず1冊読めば、自分にとって新しい分野についての知識がある程度 頭に入ります・・・
そのため、同じようなタイトルの2冊目、3冊目を読む場合は、けっこう早く読めます。
ある著者の新刊本を図書館から借りて読みたいときに すぐに読めない場合は、同じようなタイトルについての別の著者の本を検索して・・・
よさそうと思ったものを3冊ほど読むようにすれば、ある程度 偏りのない知識を、それなりに早く得ることができると思います。
それが終わった後で、予約した新刊本を読めば さらに厚みが増すでしょう・・・
その③:新刊本を待っている間に、お目当ての著者の「別のタイトルの本」を図書検索して、面白そうなものを予約して読んでみるのもいいもの!
すぐに借りられそう・・・
お目当ての著者の本を読んでみて、それなりに内容があるなと思った場合は・・・
その著者が書いた別のすべての本を 図書館のホームページで検索して、ざっと眺めてみるのはどうでしょうか?
内容と書きぶりがすごく気に入った著者であれば、その著者の他の本もとても読みやすいはず。
検索した本の内容を1つずつ確認していって、その中でこれは!と思った本があれば・・・新刊本でなければ、すぐに予約して読めるでしょう。
自分が1冊読んでみて、内容と書きぶりなどが気に入った著者については、ドンドン検索して幅を広げていく方法は面白いと思います。
図書館の本はタダで利用できますので、まず予約して読んでみる・・・こんなふうに気に入る著者が増えていけば、読書の幅が広がります。
もし実際に読んでみて、それほど大した内容ではないと思えば、返却するだけです・・・
一般の書店で買う本は、買う前にパラパラめくってみて、これなら買おうと思うのが一般的でしょう。
けれども図書館であれば、まず読んでみて気にいればさらに深掘りをする。もし気に入らなければ、すぐに簡単に返却できますので よけいな神経を使いません。
まとめ
読書っていうのもいいかなあ・・・
中高年は、会社の仕事や日々の生活において、さまざまなことをラクに調べたり、楽しんだりしたいもの。
そのためには、最近はインターネット検索という非常に便利なツールがあります。
インターネット記事を見ると、ある程度は知りたいことの概要が分かります。
その記事に本当に信憑性があるかどうかは別にして、入り口段階の情報源としてはとても助かるもの。
けれども、もう少し深掘りした内容を知りたいと思ったときは、インターネットでは役不足のため、ビジネス書などを読む必要が出てきます。
中高年は、そのような場合には図書館を利用するのが、時間的にも費用的にもとってもいいでしょう。
けれども、新刊本がすぐに借りられない場合には、そこで読むのを諦めるのではなく・・・
「同じ著者の古いバージョンの本」や、または「同じようなタイトルの別の著書の本」などを読むことで、ある程度 前に進めることができて、時間的にも節約になると思います。
・①お目当ての本がすぐに借りられないときは、その著者の1つ古いバージョンが図書館にないか探してみる・・・これはけっこういい方法!
・②お目当ての本がすぐに借りられないときは、「他の著者の同じようなタイトル本」がないか図書検索して、目的に合う本を探してみましょう!
・③新刊本を待っている間に、お目当ての著者の「別のタイトルの本」を図書検索して、面白そうなものを予約して読んでみるのもいいものです!
ご覧いただき、ありがとうございました。
なお、「50代から給料ダウンの中高年が、図書館を書斎にして楽しむ方法!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。
よかったら、ご覧ください。
<その3>・・・「読みたい本をすぐに借りるには?」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その2>・・・「なぜ、図書館はあまり人気がないの?」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その1>・・・「図書館は中高年にやさしい憩いの場?」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com