hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 吉田松陰のマンガと映画を通じて、子どもから教えられた3つのこと! < 歴史の1シーン :その1> 】

 

松陰神社山口県萩市

こんにちは、百萬です。

 

30歳近くになる社会人の息子から 、「吉田松陰ってどんな人かな?」との質問。

突然、なに?

・・・聞いてみると、会社の先輩との会話中に、吉田松陰の話をいろいろと聞かされたとのこと。

 

吉田松陰といえば、江戸末期に生きた偉大な教育者・思想家・実践家。

お酒も手伝ってか、いつも指導してもらっている先輩が熱っぽく語るのを聞いて、何か感じるところがあった感じ。

 

息子からのさりげない質問は小学校以来かも。めったにないこと。

吉田松陰の書籍をそこそこ読んでいる私が、何をしたかというと・・・

吉田松陰を描いたマンガを1冊紹介し、また映画を一緒に観てみました。

 

ひょんなことから、歴史の1コマについて親子で語り合う時間が持てました。

私も学ぶところがありましたので、お知らせします。

 

目 次

 

歴史を学ぶ最強の入門書はマンガかも!

 

横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

スマートフォンが大好きで 本をあまり読まない息子に、図書館から吉田松陰のマンガを借りて読んでみたらと勧めてみました。

息子は一瞬???という顔に。

 

私はマンガも大好きで、歴史のマンガを図書館でときどき借りています。

今回は『マンガ大江戸パワフル人物伝  吉田松陰』(1995年)。

私はこれを、かなり前に読んだことがありました。

 

吉田松陰のことを聞かれ、最初はどのように答えたらいいのかちょっと迷いました。

本を数冊紹介しても、けっこう硬い内容だから たぶん読まないだろうなあ・・・こんなことを感じたから。

 

本を読むのが好きでなければ、やはりマンガが一番!

まずは興味を持つことが大切。

最初は怪訝な顔をしていた息子も、そのうちにマンガならという顔に変わりました。

 

私の子どもだけでなく、会社の若手社員を見ていると ほとんど本を読みません。

というより、スマートフォンYouTubeやマンガの世界に自然に馴染んでいるといった方が適切かも・・・

 

かくいう私も、学生時代はあまり本を読んだ記憶がありません。

社会人になってから、日本や世界の歴史に興味を持つきっかけがありました。

最初から小難しい本では敷居が高いので、マンガから入ることによって興味を覚えた1人。

 

マンガのため、息子はすぐに読みきったようでした。

吉田松陰の生涯は29年間。その生涯全般の生きざまについて、あらましを学ぶことができたみたい。

先輩から聞いたことがある程度 理解できただけでなく、吉田松陰に少し興味を持ったようでした。

 

このマンガでは吉田松陰がけっこうハンサムに描かれていましたが、これはご愛嬌。

マンガは歴史に限らず、一見とっつきにくい分野を学習し始めるときに 最適かも・・・

 

歴史の世界に没入させてくれる最強のツールは、実は映画かも?

 

DVD『獄(ひとや)に咲く花』
Amazonプライムビデオより引用)

 

息子がマンガを読んで 吉田松陰に少し関心を持ったところで、次は 吉田松陰の映画を観てはどうかと思いました。

 

一緒に、Amazonプライムビデオをテレビで観ました。

すると、意外にも?画面に吸い込まれていくような息子の表情が・・・

 

吉田松陰というと、教育者とか、思想家・実践家という印象がとても強いと思います。

マンガの吉田松陰は、まさにそのような描き方をされていました。

これが普通。

 

一方、「獄に咲く花」(2010年)という映画は、吉田松陰を生身の人間として、男女の情を絡めて 描いていました。

その意味で、吉田松陰を通常とは異なる視点から描いています。

 

歴史に限らず、やや硬い分野を学習するには、最初から小難しいものから入るのではないほうがいいかも・・・

関心を誘うという意味で、映像の世界が大きな役割を果たすものだと改めて感じたしだい。

 

さらに本で学び、もっと魅力的な歴史の深みへ!

 

吉田松陰と門下生の銅像
山口県 道の駅:左から
高杉晋作吉田松陰久坂玄瑞

 

マンガと映画で吉田松陰を 少しだけ学んだ息子。

しばらくして図書館から吉田松陰に関する本を2冊借りてきました。

 

なんと、まあ・・・

これまで、このような分野の本をほとんど読まなかった息子ですが、ちょっと関心を持つと、このような行動を起こすのかと改めて 大きな驚き。

 

考えてみれば、今では本を読むのが好きな私ですが、かつては小説ばかり。

何かのきっかけさえあれば、若い世代でもマンガや映画などから 歴史や社会の動きなどに関心が持てるみたい。

さらに興味がわけば、その方面の本や資料を探したり、もっと詳しい情報をネットで検索するのかもしれません。

 

マンガや映画は、歴史への入門としては素晴らしいツールかも・・・しれません。

 

まとめ

 

松下村塾山口県萩市

 

小さい頃からまったく本を読まなかった長男(私も同じですが)。

会社の先輩からの何げない言葉をきっかけに、歴史に関心を持ち始めました。

 

最初はマンガを読んだり、映画を観たりして関心を持ちました。

さらには図書館から本を借りるまでに・・・

 

そのプロセスを見るにつけ、若者が何かに関心を持つ過程にすごく興味を持ちました。

状況によって、ある程度経験のある人が、それぞれの人に合ったやり方を提示してあげることがけっこう大事かも。

 

私も今回、子どもから勉強させられました。

 

・マンガは、歴史などを学ぶ最強の入門書といえるかも・・・?!

・歴史などの世界に没入させてくれる最強のツールは、実は映画かも・・・?!

・興味がわいたら本を読んで、さらに魅力的な歴史の深みへ!

 

歴史に限らず、とっつきにくい分野の学習を進めるには・・・

まずその分野のマンガや映画などから入るのが、けっこう戦略的な方法かも。

 

まずは食べてみる・・・そんな、軽い気持ちがいいかもしれません。

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

(内容を更新しました。2022.8.13)