hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 社内教育資料やマニュアルを動画に変えたら、95%の社員が食いつきました ! : 社員を動かす3つのコツ 編】

 

 

こんにちは、百萬です。

 

若手社員はいつの時代も、ビジネス書などはあまり読まない雰囲気・・・

一方で、今の若者はスマートフォンを意のままに操っています。まさに別人の感覚。

 

若手社員と一緒に仕事をしていて、ある日ふと、社内の教育資料やマニュアルを動画にしたら、けっこう うけるのでは?

そう思い、会社のさまざまな説明資料をどんどん動画にしてみました。

 

すると、これまでとは打って変わって、眠たくなるような資料やマニュアルでも、けっこう真剣に見るように変身してきたではないですか!

この経験を通じて、3つの気づきを得ましたのでお知らせします。

 

目 次

 

動画だと、眠たくなるような内容の社内資料でも 若手社員は食いつきます!

 

コロナ感染の影響もあって、社内教育資料や、新たな業務内容などの資料をドンドン動画に変更してみました・・・

すると、若手社員はパソコンとイヤホンで、余裕のある時間にけっこう積極的に視聴し始めました。

それから2年ほど経過したら、それが当たり前のようになり、若手社員の食いつきと理解度が着実に進みました。

 

最近は簡単に扱えるアプリが出てきたこともあり、そのあたりは若手社員のお手のもの。

あまり経験のない若手社員でも、よくできる社員の動画作成を見よう見まねでやっているうちに、わりと簡単に作れるようになってきました。

それを見ていた わたしたち中高年としては、ただただ驚きです。

 

会社の社内教育資料やマニュアルといえば、とても分厚くて重いのが相場。

作った本人でさえ、あまり見たくないのが本音かも・・・

それを1ページ目から順番に説明されると、誰でもとたんに睡魔におそわれる。

そんなイメージがないでしょうか?

 

私は会社で長年、社内教育などの企画と運営を行ってきました。

たくさんの資料を準備して、多い時は30人くらい、少ないときは5人ぐらい。

居眠りをする若手社員が出ないように、資料の輪読をしたり、各章が終わるたびにまとめを手作業で行うなどいろいろな工夫をしてきました。

 

けれど、紙に書いてある文字情報だけだと、いまの若者に与えるインパクトがほとんどないことに気づきました。

一方、動画情報に対してはたいへん敏感に反応します。

 

いまでは社員全員が、自分の業務スケジュールに合わせて、社内教育資料やマニュアルなどを、けっこう真剣に視聴する傾向が定着したようです。

動画による説明は、特に若手社員にとって効果が大きいと感じます。

 

動画を視聴してくれたかどうかがデータとして把握できるため、フォローが楽!

 

 

動画の視聴が終わった後に、必ず簡単なアンケートをパソコン上で提出してもらっています。

資料の目的や内容の理解度、わかりにくかった点、質問内容などを答えてもらうことで、次の動画作成の参考になります。

 

また、それぞれの社員が動画を見たかどうかがオンライン上で分かります。

そのため、一定期間が経過しても まだ視聴できていない社員へのフォローが簡単にできます。

 

自分の席に座ったまま、自分のパソコンに動画を表示させて、マイク付きイヤホンを使って視聴。

内容をよくわかっている社員が他の社員向けに、なるべくゆっくりとしたスピードで解説をします。

 

社員の理解度が深まり、また問題点の把握がとてもやりやすくなったと感じています。

 

動画の長さは10分以内がベスト!

 

 

若手社員とのコミュニケーションを通じて、動画は10分以内が最もいいことがわかりました。

それ以上だと、「まとまった時間ができたら視聴しよう」ということになり、結局見てもらえない率が高まります。

 

そのため、内容によってはまとめ方に かなり厳しい場合がありますが、それでもなるべく10分以内を目ざします。

内容が伝わるのであれば、短いほどいいと考えています。そのため、担当者は動画の構成面に最も気を使って作成しています。

 

欲を言えば、もう少し時間があった方が十分な説明ができると思うことがあります。

けれど、長くなるほど視聴されにくくなるのも事実。

これまでの経験を踏まえて10分程度に落ち着きました。

 

まとめ

 

最近の若者はあまり本を読まない、などという声をときどき聞きます。

けれど、それは若者を取り巻く情報媒体が変化してきたからではないでしょうか?

 

若者は、本を読む必要がないと思っているのではなく、今の時代においてはそれ以上に魅力的なメディアがあるから、そちらを優先するだけかも・・・

そうであれば、若者の好みに合った社内教育資料やマニュアルなどの作り込みを考えた方が現実的では? そのほうが、教育効果が見込めるかも。

 

この2年間を通じて、そのようなことを感じました。

 

・動画にすると、硬い社内教育資料でも若手社員の食いつきはスゴイ!

・動画を視聴してくれたかどうかデータとして把握できるので、フォローがとても楽!

・動画は10分以内にするのがベスト!

 

なお、さまざまな資料を動画形式にすることによって、副次的なメリットがありました。それは、ペーパーレス化が着実に進んだことです。

 

動画作成によってペーパーレス化がある程度進むとは思っていましたが、2年間で会社全体の紙の使用量が従来の3分の1程度にまで減少しました。

これは大きなメリットでした。

 

若手社員に合わせて、動画形式の教育資料やマニュアルの作成を進めてみてはいかがでしょうか?

もしかすると、いいことがあるかも・・・

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。