hyakuman_amaneのブログ

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【 エッセイスト岸本葉子さんに学ぶ・中高年のステキな老後対策?!:<その5> 片づけは「部分」から② 編 】

モノが少ない部屋はスッキリ!
それはわかっているのだけど・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

本好きの中高年は、かなりいるのではないでしょうか?

 

本好きだと、知らないうちに部屋の本棚がいっぱいになり・・・仕方がないので、そのうちに部屋の床に1冊ずつ積み上げていく感じでは?

 

そして、積み重ねた本が崩れそうになると・・・しかたがないので、その横にさらに積見上げていく。こんなふうにして、本好きの中高年の部屋は 本が次第に増殖していくもの・・・

 

エッセイスト岸本葉子さんの著書に、その対策にとっても参考になることが書いてあります。これをもとに少し考えてみました・・・

今回のテーマは「片づけは部分から②」です。

 

よかったら、ご一緒にどうぞ。

 

目 次

 

『ちょっと早めの老い支度』(2012年)には、次のようなことが書かれています!

 

「宅配便買取サービスは楽」!

 

・古書を自分で店に運ぶと重いし、さりとて出張買取を1人暮らしの家に頼むのは、なんとなく気が進まない。

・日時が定まり、さあ荷造り。せっかくの機会だから、天板に乗せている以外にも減らせるものはないか。

 

1.中高年はまず、本の買取サービスなどについて・・・基礎知識から確認するのがいいかも?!

 

この本もけっこう高かった!
また使うかもしれないし・・・

 

① 本の売り方は3パターン

 

たくさんたまった本をどのように処分するか?

 

これには大きく分けて、3つの方法がありそうです。

・自分でブックオフなどに持ち込む

・段ボールなどに詰めて買取業者に送る

・メルカリや ヤフーオークションで販売する

 

すぐ近くにブックオフなどがあれば、車をお持ちの方は、紙袋などに詰めて手軽に持ち込めます。

 

車をお持ちでない方や面倒くさがりの方は、買取業者あてに送付するのがいいでしょう。

指定した日時に運送業者が、引き取りに来てくれるところがいいでしょう。こちらは連絡するだけ・・・

 

② 梱包自体は簡単ですが、これが面倒な方には不向きかも?

 

ネットで買取業者の記入欄に必要事項を入力すれば、その後何をすればいいか 連絡がきますので、後はその指示どおりに。

買取業者からの指定がある場合はその段ボールを使い、指定がない場合は近くのスーパーなどでもらってきた段ボールに詰め込んで・・・発送するだけ。

 

メルカリなどを利用する場合は、自分で買主への発送作業を行います。このあたりは、めんどうだと思う中高年は案外多い感じでしょうか・・・

 

③ 査定額は?

 

ブックオフなどに持ち込む方法は・・・経験のある方ならわかると思いますが、買取価格はかなり低い感じ。

 

運送での買取業者の金額はマチマチな感じ・・・引き取ってもらった本の価格は買取業者から連絡があり、その金額に納得できれば売買成立。

思った以上に安い場合もあれば、高い場合も。ただ、大半は思ったよりもかなり低い感じ。運送料を買取業者が負担していますので・・・

 

買取業者は中古本を引き取っても、必ず売れるとは限らないわけですから、一定の損失計算をしているでしょう。

そのため、買取業者に引き取ってもらう場合は、面倒な処分なしで 若干のお金がもらえるくらいに考えたほうがよさそう。

 

メルカリやヤフーオークションを利用する場合は、自分で手続きする面倒さがあるだけ、それなりの金額を得ることができます。

 

2.次に、賞味期限の切れたカタログなども処分する・・・自分なりの賞味期限切れの基準を決めて、バッサリ捨てる!

 

毎月 片づけているけど
捨てられない感じ・・・

 

① 本棚の奥や下を掘り返してみると・・・

 

本棚や、フロアの上にうず高く積み重ねた状態の本の一部をひもといてみます・・・

すると本の間から、いろいろなパンフレットやカタログなどが一緒に出てくることが多いもの。しかも、馬鹿にできないくらいの量になっているときも・・・

 

部屋の中にあふれた本を一気に整理しようとしても、それはまず無理というもの。

そのため、まずはいったん今日はこの本棚のうち10分の1くらいを見てみよう・・・このくらいの気持ちが大事。

 

② 10年前のガイドブックなど出るわでるわ・・・

 

本とはいえ、時間がかなり経過したガイドブックなどはもう不要となっているはず。特に旅行などのガイドブックは、もう使えないと思った方がいいでしょう。

必要に応じて新しいのを買うか、インターネットで新しい情報を検索した方が賢明。

 

③賞味期限のあるものないものの区分は?

 

カタログやパンフレットについては、中にはすぐに捨てられないものも出てきます。ただし、この類のものは賞味期限をとっくに過ぎているかどうかを正しく判断する必要があるでしょう。

 

カタログやパンフレットなどについては、まず保管期限を設定するのがベター。3年以上経過したものは、使いものにならないことが圧倒的に多いでしょう。

 

3.ついでに、高額だった英会話の教材なども処分・・・今後1年間に使う確率はたぶん1%もないでしょう?!

 

すべてを捨てきって、
おいしい紅茶をゆっくり飲みたい・・・

 

① いつか使うかもしれない・・・向学心症候群?

 

エッセイストの岸本葉子さんは、英会話の教材を処分するのに少々困ったようです。当時かなり高額なものを買ったからでしょう。いつかまた勉強する機会があるかもしれないとの思い・・・

 

確かに高額なモノは、捨てがたいものです。また状況によっては、また使うかも・・・という気持ちが湧くのも当然でしょう。だから悩んでしまうのです。

 

② なんだ・・・カセットテープの再生機がもうないじゃないか!

 

岸本洋子さんの場合は、英会話の教材がカセットテープ形式のものだったので、あっさりと捨てることができたとのこと。

 

今やカセットテープの再生機がない時代ですので、使いたくても使えません。そのためあっさりと決断できました。

 

けれども、そうでない場合もけっこうあるもの。そういうときは、かなり悩むかも。そのような場合に、どのような基準で捨てるか捨てないか・・・その判断をどうしたらいいのでしょうか?

 

③ 価値のない財産をもっていることを・・・死蔵といいます

 

冷静に考えると・・・

どんなに高額なものを買ったとしても、一定期間が過ぎても使っていないものは、最初のワクワク感はすでになくなっているもの。そのため、今後また新たに気持ちが高ぶるとことはまずないでしょう。

 

その意味では、「買った後で1年間以上使っていないモノは・・・ほとんどトキメキがないモノだから処分する」という基準でいいかも。

仮に100のモノを処分した後1年以内に、また改めて使う必要を感じるものは・・・あってもせいぜい1つか2つでしょう。

 

本当に必要であれば、その時にまた買えばいいだけです。

持っていても、使いもしない98〜99のモノを、部屋に溜め込んでおくデメリットを考えれば、1つや2つ買いなおしても大した損失ではないでしょう・・・

 

まとめ

 

すっかり捨てきると、
こんなに広かったんだあ・・・

 

本が大好きな中高年は、いつの間にか部屋中が本だらけになってしまうもの。

いつの間に、こんなにも多くの本を読んだのだろうと、思ってしまうのではないでしょうか?

 

足の踏み場がなくなってみて、やっと重い腰を上げる始末。その時点で、初めて大量の本を処分しなくてはならないと思うと、とても気が重いものです。

そういうときは、すべてを一気にやろうとせずに・・・「まず部分から」はじめるというのは、けっこう中高年に合っているかも。

 

今週の土日に、溜まっている本のうちの1割くらいを整理してみようか・・・このくらいの気持ちで緩くやれば、少しずつでも進んでいきます。

 

中高年が整理整頓に成功するコツ・・・それは、「全体を一気に」ではなく、「まず部分からはじめる」こと。

これは本だけでなく、すべてに同じことでしょう。ただ、本は他のモノ以上に増殖スピードが速いので、要注意かも・・・

 

・『ちょっと早めの老い支度』(2012年)には書かれていることは・・・「宅配便買取サービスは楽」!

1.中高年はまず、本の買取サービスなどについて・・・基礎知識から確認するのがいいかも?!

2.次に賞味期限の切れたカタログなども処分する・・・自分なりの賞味期限切れの基準を決めて、バッサリ捨てる!

3.ついでに、高額だった英会話の教材も処分・・・1年間に使う確率はたぶん1%もないでしょう?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「エッセイスト岸本葉子さんに学ぶ・・・中高年のステキな老後対策?!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その4>・・・「片づけは”部分”から①」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その3>・・・「モノ減らしを決意③」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その2>・・・「モノ減らしを決意②」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com