hyakuman_amaneのブログ

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【 京都 鴨川の岸辺に座る100人超の「等間隔カップル」の不思議!? : 京都編 その5 】

 

 

京都の風物詩?・・・鴨川の等間隔カップル。

いつ行っても、三条から四条大橋周辺にかけて、鴨川の岸辺に仲良く座っているカップル。

それが遠目から ほぼ同じ間隔で座って見える ちょっと不思議な光景。

 

その謎を解くカギが、なんと1編の論文にあることを発見しました!?

今回はそのことをお知らせします。

 

今回 京都で1日だけの小さな旅をしました。

鴨川に並行して走る川端通りを通った際に、曇天から雨になるかもしれない天気の中・・・

やはりたくさんの「等間隔カップル」が見えました。とても ほほえましい景色・・・

 

京都から神奈川の自宅に戻った後、なぜいつも あんなふうに等間隔になるのだろう・・・と素朴な疑問。

こういうとき、ネット検索以外に、私はときどき論文検索をしたりします。

 

冗談半分で、等間隔カップルについての論文があったりして・・・と思い、検索してみたら なんと1件ヒット!

面白かったので その一部をお知らせします。

 

◼️論文によると「カップルは ただちに等間隔とはいえない」との結論!

 

 

鴨川の「等間隔」カップルに関する論文があったものの、入手が難しい状況。

ちょっと諦めかけました。が、気を取り直して 今度はネットで検索。

すると、なんと・・・誰かが、日本心理学学会で発表された論文要旨の写しをネットにアップしてくれていました。

 

論文作成者は、京都大学理学部 動物学専攻の学生さん。

動物の縄張りと個体空間のあり方を研究されていたようです。

 

鴨川のカップルを、動物学の視点で研究した内容。

真面目な学生さんが、鴨川でカップルを長期間にわたり調査したもの。

その姿と苦労?を想像して、なんとも不思議な気分に・・・

 

1993年の論文ですので、この研究者はいま50代前半くらい?

どこで何をされているか、興味津々。

 

・・・ということで、論文の一部を以下にお知らせします。

 

①隣のカップルとの距離についての考察

 

・5メートル以下で隣接しているカップルが多い。その状況は、「左右のカップルとの距離はほぼ同じだが、直ちに等間隔といえるかどうかは疑問である」との結論。

 

でもそれって・・・ほぼ ほぼ 「等間隔」に見えるってこと?

 

(祭りの時期などは人が増えるため、0.5〜1.0メートルになることもあるとの補足あり)

 

注)難しい算式とグラフがありますが、複雑になるので省略します。

 

◼️興味をそそる?論文はまだまだ続きます、そのポイントをどうぞ!

 

 

三条大橋または四条大橋に近いほどカップル数が多く、離れるほどカップル数は減る。なお 離れるほど、「接触型の割合が非接触型を上回る」との結論。

 

つまり、橋から離れるほど開放的になって、「接触型のカップル」が増えるっていうこと?

 

③グループの区分

 

 

鴨川の岸辺に座っている人々の4人に3人が、男女のカップルってことですね・・・

 

④男女が座る位置

 

 

この論文では、サブタイトルに「彼女が左で、彼が右で」となっています。

けれども、結果は 54 : 46。50%±5%の範囲内なので、ちょっと微妙かも・・・

 

◼️鴨川の岸辺に座る「等間隔」カップルのなぞが、詳しくわかりました!

 

「等間隔カップル」は、
昔も いまも・・・

 

学生さんの論文を読んで、とても興味深い一方で、私には別の疑問が以前からありました。

鴨川にやってきた最初のカップルはどの位置に座るのだろうか?

そして、その次にやってきたカップルはどこに?・・・

 

1日しかない京都の小旅行なのに、私は午前の1時間を、鴨川にやってくるカップルの順番と座る位置の観察に当ててしまいました。

 

最初の仲のいいカップルは橋の近くで、なんとなく気に入った場所に座ったように見えました。

次のカップルはそこから結構離れた場所に。3番目のカップルは、1番目と2番目の中央くらいに座りました。

 

4番目のカップルが来て、1番と3番のほぼ中央に座りました。5番目が来て、2番目と3番目のほぼ中央に。6番目はさらにその中央に・・・

こんな感じで、後から来たカップルは、先に座っているカップルたちの中央に・・・と座っていきました。

 

 

なるほど・・・これなら だいたい「等間隔カップル」になるはず。

これでその仕組みが腹にストンと落ちてスッキリ。私はまた小旅行を再開しました。

 

これって、人が電車に座る時と同じかも・・・

最初は人との間隔を空けて座るもの。けれども、人が増えてくるとその間に座ります。

座席がガラガラなのに、すぐ横に座る人はちょっと変な感じ・・・

 

鴨川のカップルの「等間隔」は、人間(動物?)心理にもとづく きわめて普通の行動パターンではないか?と思ったしだいです。

 

◼️まとめ

 

 

京都鴨川の等間隔カップル。

同じような間隔で岸辺に座って、楽しげに過ごすひととき。

 

鴨川の等間隔カップルを見たことがある人は、カップルが見事にほぼ等しい間隔で座っている様子に、おおぅ!!??と思ったことがあるのでは?

見たことがない人は、今後 京都に行く機会があれば 一見の価値がありそう。

とても仲睦まじい光景です。

 

なぜ、すべてのカップルがほぼ等間隔なのだろう?

かつて私もそう思った1人。

それから数十年経っても、ずっと変わらないのは京都鴨川の伝統のよう。

 

けれども それにしても、それを学術論文にしている学生がいたとは・・・

今回、ご紹介したのは5編ある論文要旨のうちの1部。

 

関心のある方は、ネットで『鴨川の「等間隔カップル」』で検索して、原本からどうぞ。

 

・論文によると「ただちに等間隔(カップル)とはいえない」との結論!

・興味津々の?論文はまだまだ続きます!(見たい人はネットから全文が見られますよ)

・鴨川の岸辺に座る「等間隔」カップルのなぞが、今回の小旅行でよくわかりました!

 

世の中には、物事をいろんな角度からとらえる人がいるもの。

だから、楽しくなるのかもしれません・・・

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。