こんにちは、百萬です。
最近の若手社員は会社できちんとあいさつができない・・・
若者に教えてもきちんとメモを取らない・・・
このような中高年のためぐちを、会社でときどき耳にします。
では 中高年はというと、さまざまな会社のルールをきちんと守っているでしょうか?
そんな疑問をときどき抱いてしまうことが・・・
若者にもいろいろなタイプがいます。
一方で、中高年にもさまざまな人がいるようで。
私は会社では年齢がかなり上の方。
そんな中高年の自戒を込めて、会社のルール違反について考えさせられることが多い日々。
今日のテーマは「コンプライアンス編 ① 」・・・
中高年のみなさんの参考になるかもと思い、お知らせします。
目 次
- いまから20年前は、コンプライアンス違反という言葉さえ なかったような・・・?!
- 最初に、コンプライアンスの目的と方針をなるべく具体的に決めて、それを社長が宣言・・・守られているかを社員が相互チェックし合う仕組みを 各社がつくりはじめました!
- コンプライアンスを守ることは、企業を守り、さらには従業員の生活を守ることにつながるもの?!
- まとめ
いまから20年前は、コンプライアンス違反という言葉さえ なかったような・・・?!
コンプライアンスという言葉が日本で本格的にスタートする前・・・企業でのルール違反はどのくらいあったのでしょうか?
今から20年以上前。
2000年当時の多くの会社・・・
コンプライアンスなんていう言葉がまだなかったころは、会社のルール違反が山ほど。
私の勤務する会社でも・・・
管理系での仕事が長いと、それらの事後処理をさまざまな形で行うことになるので、表も裏もよ〜く知ることに・・・
不正な交通費精算や残業代請求、顧客接待と称しての仲間内ゴルフや飲食代、出張費などなど。
そのたびに、またかぁ・・・
それほど多く起こるわけではないものの、会社のお金を私的なことに流用することにそれほどの罪悪感はなし・・・みたいな。
これは当時、多くの会社でも同じようなことを何度も聞くしまつ。
みんな多少はやっているから、どの会社も感覚がどうしてもマヒする社員が絶えないことに・・・
中高年が圧倒的に多かった印象。
だって先輩がそうだったから・・・みたいな感じで、違反が続くのはうなづけること。
こういう状況はどうしたら直せるのでしょうか?
最初に、コンプライアンスの目的と方針をなるべく具体的に決めて、それを社長が宣言・・・守られているかを社員が相互チェックし合う仕組みを 各社がつくりはじめました!
2000年代にコンプライアンスの方針①として、私の会社が決めた内容は次のとおり・・・
「コンプライアンスは、会社および従業員・家族を守るためのリスクマネジメントの 1 つとして最も重要だと理解しています。」というもの。
コンプライアンスという横文字のカタカナ語が日本に上陸したのは1997年。
それから25年の月日が流れました。
その後、多くの会社ではコンプライアンスが どの程度 定着しているのでしょうか?
コンプライアンスという言葉そのものは、今では誰もが知っているでしょう。
けれども、それぞれの会社の実態はけっこうさまざま。
ときどき、有名企業のコンプライアンス違反事例が、今でも大きく報道されることが・・・
場合によっては、企業の存続の危機にまで発展することも。
仕事でさまざまな大会社、中小企業を訪問することのけっこう多い私・・・
そこで必ず教えていただいてきたことの1つが、コンプライアンスを進める方法と問題点。
大手企業はさすがに基本事項を繰り返し徹底し、さまざまな問題に専門部署のスタッフが適切に対応しているのが多い印象。
けれども 私の会社と同じような中小企業では、けっこうな温度差があるようで・・・
会社によっては、コンプライアンス業務を兼務している部署も少なからずあるので、なかなか専念できにくいかも。
コンプライアンスを守ることは、企業を守り、さらには従業員の生活を守ることにつながるもの?!
コンプライアンスの目的は、いったい何でしょうか?
私の会社では、遅まきながらコンプライアンスを始めて15年目。
これまでに、さまざまなコンプライアンス問題を1つずつ 地道につぶしてきました。
つくづく社内にはいろんな性格や考え方の人がいるなあ、というのが本音のところ。
そのため、コンプライアンス上の問題となる言動についても、解釈や感覚のズレが社員ごとにまだかなりある感じ・・・
社員の意識調査をすると、かなりいい感じになってはきましたが。
コンプライアンス問題が持ち上がるたびに、みんなで協議して正しい考え方を整理して・・・
それを社内教育の場で、繰り返し学ぶみたいなことを愚直にやり続けてきました。
そのかいあって、ちょっとはマシになってきた感じで・・・
以前とは違って、大きなダミ声でどなるような社内の光景はなくなりました。
会社にはそれぞれ固有の歴史と、その中でつくられた社風があるもの。
もしかして、ルールを守っていると思っている中高年ほど、実はルールをまだまだ守りきれていないかも?
残念ながら・・・まだそんな感じ。
宣言されているコンプライアンスの精神は立派でも、会社によっていろいろな悩みがまだありそう・・・
まとめ
今回はコンプライアンスがテーマ・・・その1回目。
「自分がされて嫌なことは、人にしない・・・」
こんな当たり前のことから始めて、活動の範囲が15年間のうちにドンドン広がってきました。
問題が起こるたびに、あらためてみんなが気持ちよく過ごすにはどうしたらいいのか?・・・
試行錯誤の繰り返しで、少しずつ社内の空気がいい感じに。
できることを、できる範囲で少しずつやっていく・・・
この重要性を、毎回感じている感じ。
今後さらによくできればいいなと思っているところです。
・20年前はコンプライアンス違反という言葉さえ、なかったような・・・?!
・最初に、コンプライアンスの目的と方針をなるべく具体的に決めて、それを社長が宣言・・・守られているかを社員が相互チェックし合う仕組みを各社がつくってきました!
・コンプライアンスを守ることは、企業を守り、さらには従業員の生活を守ることにつながるもののはず!
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。