hyakuman_amaneのブログ

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【 「50代からの中高年を刺激する自己啓発」を、人生の大先輩たちから学び直す! : < その4 > 渡部昇一さん 】

人生の大先輩たちの著書の奥深さを
再度味わってみたい・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

50代からの中高年・・・

とっても元気な人もいれば、その一方で背中を丸めて歩いている人も。

 

どんな年齢層でも、とても若く見える方もいれば、とても老けて見える方もいます。

これはある程度仕方がないこと。

でも、中高年といえども、できれば若々しく見えるようでありたいもの・・・

 

そのためには、中高年はどうしたらいいのでしょう?

 

その1つに、中高年向きの自己啓発のあり方を 再確認するのもいいのでは?

内面から活性化するかも。

 

 

若いころに読んだ本の中で、実績ある著者の本をあらためて読み直してみる。

そして、その中でこれはいいと思えるものを、実際にいくつかトライしてみるのも1つの方法かも。

私の場合は、会社の教育資料の見直しが主目的ですが・・・

 

今回は、渡部昇一さんの本を3冊読み直してみました。

自己啓発を進める上で、そのベースとなるのは「読む、考える、書く」。

今回もこの点に関連する内容について、気づきをお知らせします。

 

目 次

 

プロフィール

 

渡部昇一さんは1930年のお生まれ、上智大学名誉教授。

 

英語学者であり、政治・社会・歴史などの評論活動でも活躍された方。

また知的生活についても数多く言及されました。

「知の巨人」と言われるほど、関心領域が幅広かった方です。

 

生涯に本を1100冊余(共著を含みます)、論文1600編余(CiNiiでの検索)を書かれています。

 

「繰り返し読み直す価値のある本」を持つと、人は成長できる。本には書き込みをして、その重要点を知的生活に活かす!

ベストセラーのスタートになった本。
横浜市立図書館の蔵書から引用)

 

①重要な本は繰り返し読む・・・そうでないと本当に理解したことにならない

 

繰り返して読む本を何冊くらい持っているか?

それによって、読む人の力がよくわかる。

 

本をただ読むだけ、というのはとても もったいない。

本当にほれ込む本を厳選して、繰り返し読むべき というところでしょうか。

読むたびに新たな発見があるはずだから・・・

 

②繰り返し読むべき本には、古典が必ず必要

 

繰り返し読む本の中に古典がないならば、いくら本を広く多く読んでも、私は読書家とは考えない。

最近の本は、中身のあまりないものが増えてきた。

昔からずっと読み続けられている名著には、やはりそれなりの意味がある。

 

これは多くの先輩たちが述べられていること・・・同じですね。

 

③おもしろかった本は、しばらくしてから必ず読み直す

 

2〜3年前に読んでおもしろかったと思う本は、片っ端から読み直してみるといい。

これを続けると、いつの間にか読書が鋭敏になっている。

 

1回読んで終わりでは、著者の言いたいことをもとに 自分の思索が進歩したとはいえない。読むたびに自分の考えが進歩するもの。

だから、どんなに忙しくても、おもしろいと思った本は読み直すべき・・・ということでしょうか。

 

④本は買うものだ (お金がないときは、図書館を利用するのは仕方がないが・・・)

 

知的生活とは、絶えず本を買い続ける生活である。

買えば真剣に読むし、書き込みができるので能率が上がる。

そうなると、知的生活の重要な部分は 本の置き場の確保になる。

 

10万冊を超える蔵書を自宅に所有して、必要に応じてすぐに検索して確認する。そこに書き込んだ思索の後を振り返る・・・

これはまさに「知の巨人」といわれた ゆえんでしょう。

 

一般庶民は、個人の蔵書に代えて、公立図書館を有効に使うのがいいかも・・・

 

⑤高額な文献はすべて買うわけにいかないので、その場合は図書館を書斎化する

 

留学から帰って上智大学の講師になり、自分から志願して図書館の住込み職員になった。

図書館の空いているところに、私の大量の本を置いてもらった。

 

普通の日は図書館は7時ごろまでには閉まる。私は3階建ての建物を見回って、鍵を閉める。

するとこの建物は私の書斎になった。

 

個人の書斎を充実しつつも、必要に応じて図書館を最大限利用する。その場合は、本に書き込みができないので、カードに重要点を記入する。

時間はかかるが、これは仕方がないといったところでしょうか・・・

 

⑥本に直接書き込むことの効用

 

本1冊分のカードを取る時間と労力があれば、20冊の本を読んで要所に赤線が引ける。

時間の節約のためには、なるべくなら図書館の本を借りずに 自分の本を使う。

借りた本は、赤線を引いて自分の手元に置くわけにいかない。時は金なり・・・

 

いまはスマートフォンのアプリで、本の重要部分をテキストデータに取り込んだり、音声入力機能を使えば、図書館の本から短時間で重要な情報を取り込めるようになりました・・・ありがたい時代です。

 

本から得た貴重な情報と、そこからのさまざまな着想をもとに、何をどのように主張できるかをずっと考え続ける!

横浜市立図書館の蔵書から引用)



①一定量の文章を書こうと思えば、その50〜100倍の量の本を読むことが必要

 

1冊の本を書こうと思えば、その50倍、100倍の本を読むことが必要になっているのが現代である。

蔵書を蓄積するための空間を確保するのが難しくなってきている。

しかし、これによって能動的な知的生活者となることができる。

 

文章を書くには、情報を豊富に収集して 吟味すべきということでしょうか。

「知の巨人」はここまでやっていたことに、ただただ驚き。

 

②読書カードも役に立つことがある

 

カードづくりはあまり生産的ではない。

しかし、作ったカードを見比べながら考えていれば いいこともある。

 

この作業によって、えらい学者でも 著書の中で矛盾するようなことを書いているのに気づくことがある。

そこが論文の出発点になると、大学の先生から指導を受けた。

その点では、カードを作る意味はある。

 

本の中の重要点をカードに記入して、さまざまな観点からそれらを並べ替えてみると、いろんな着想がわくもの。

今は カード内容をパソコンに入れて分析すると、一瞬でいろんなシミュレーションができます。

今は文章を書くには、ある意味でとても便利な時代なのかも・・・

 

最初から考えすぎずに、まず書き始める。すると、何かが生まれるので、それをさまざまな方面に展開するように書いていく。気に入らなければ書き直せばいいだけ!

『知的対応の時代』
横浜市立図書館の
蔵書から引用)

 

①文章を書くには、制限時間を設ける

 

論文や本を書くための文献調査などにおいては、一種の見切りをつける必要がある。

時間が無制限にあるわけではないから、1つのことだけに集中してしまうと、他のことができなくなり 全体として進まない。

 

調べるべき内容一つひとつについて、時間や文献数などで制限をつけることにしないといけない。

これは大学4年生のときに悟った。

 

これは現代の目標管理の考え方に通じるかも・・・

個別作業と全体最適のバランスを取らないと、作業全体の効率化が図れない・・・

竹内均さんや、梅棹忠夫さんも同様の趣旨のことを言われていました。

 

②文章はあまり迷わずに、まずは書き始めるのがよい

 

文章はともかく書き始めることが重要である。

構想とか、書いてみたいこことがある程度浮かんだら、書き始めてみなければ何もわからない。

 

書き出し前の構想などは1枚目を書き出すと、飛び散ってしまうことだってある。

そういうことにめげず、最初は正しいと思ったことを書いていく。

 

途中で、間違いだったら書き直せばいいだけ。

毎日何時間か、ある程度 機械的に取り組むことが重要。

 

言われてみれば、これはとても大切かも・・・

いい着想があっても、1文字目で考えすぎると何も進みません。

そして、中高年はその間にいい考えが消えていくかも。

 

書き出してみると、まずは進む・・・

これは中高年にとって、特に必要かも。

書いてみて、おかしな部分は後から直せばいいだけと思うと、かなり気が楽。

 

まとめ

時間がけっこうできる? 50代
じっくり取り組める特権かも・・

 

中高年は体力、気力、知力ともに、どんなに抵抗しても低下していくもの。

では、どうすればいいのでしょうか?

 

その1つの答えとして・・・新たなものを吸収する努力は継続するものの、その一方で人生の先輩たちが残した名著を読み直してみるのも、もしかしていいのでは?

 

長い間読み続けられている名著はちゃんと理由があるはず。

であれば、その中で自分に合ったものを再活用すると いいことが起こるかも。

 

メンテナンスさえしっかりやれば、いいものはずっと使えます。

中高年もいい本を再発掘して、それを自分に活かせば まだまだがんばれそう・・・

 

今回は、「知の巨人」といわれた渡部昇一さんの著書を読み直してみました。

仕事であれ、趣味であれ・・・「読む、考える、書く」はすべての基礎。

そのため、ここに焦点をあてて、なるほどと思う個所を拾ってみました。

 

15年前にお亡くなりなった渡部昇一さんを偲びつつ・・・中高年の自己啓発を進める参考になればと思います。

 

・「繰り返し読み直す価値のある本」を持つと成長できる。本にはたくさんの書き込みをして、重要点を知的生活に活かす!

・本から得た貴重な情報と、そこからのさまざまな着想をもとに、何をどのように主張できるかをずっと考え続けて文章にする!

・最初から考えすぎずに、まず書き始める。すると、何かが生まれるので、それをいろいろな方面に展開するように書いていく。気に入らなければ書き直せばいいだけ!

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「50代からの中高年を刺激する自己啓発」シリーズは次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その3>・・・糸川英夫さん  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その2>・・・梅棹忠夫さん  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その1>・・・竹内均さん  編

hyakuman-amane.hatenadiary.com