hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 半径300メートルが 違う世界に見えてくる 近所の散歩! : < その9 > うだる暑さの背後に秋の気配が 編 】

 

散歩の途中で、可憐な花を
今日も新たに見つけました・・・

 

8月も中旬に近づきました。今年も暑い日が続いています。

ときに集中豪雨や台風もあり、ここ数年全国的に大変な状況。

 

日によっては、汗が吹き出すような気温の中で、声を絞り出すように鳴くセミたち。

考えごとをしているときなどは、集中できないためイライラしがちです。

ですが、その鳴き声が聞こえないと、それはそれでまたなんとなく違和感が・・・

 

今日も早朝に近所を散歩して、気の向くままに道草を食ってきました。

やっと太陽が少しだけ顔を出すころ。

 

うだるような夏の朝に、秋への準備が少しずつ進んでいることを感じましたので、お知らせします。

 

目 次

 

今年もようやく たくさんのセミの鳴き声が聞こえ始めました。夏 まさに本番!

 

硬い地面を破って地上に出た
セミの幼虫たちの穴、あな、アナ・・・

 

散歩中に、硬い地面に小さな穴がいくつも空いているのを今年も発見。

 

私の子どもが小さいころに、「セミって土の中から出てくるけど、掘った土はどこにあるの?」との質問。

時代は変わっても、子どもって同じような疑問を持つもの。

 

すぐに答えられず、公立図書館で調べました。

当時はネットで検索なんて技はないので、本でけっこう苦労して調べるのが一般的。

 

調べる中で、『ファーブル昆虫記』にその答えがありました。

セミは掘った土に、自分が出す水分(オシッコ)をつけて柔らかくし、まわりの乾いた土に埋め込んで固める・・・だから前進できると。

 

ではその水分はどこから得るのか?・・・木の細い根っこから、ということでした。

当時は、ファーブルって天才かも?と感動したものです。

 

それを子どもに教えてあげると、父である私をちょっと尊敬するような目に!?

がんばって調べた甲斐があった、などと思ったのは遠い昔の話。

 

今年は、7月に入ってもセミの鳴き声がなかなか聞けませんでした。

おかしいなぁ・・・近所を散歩しながら、そんなことを感じていた毎日。

 

けれども、7月下旬からようやくセミたちの声が少しずつ増えてきたのを実感。

なんとなく、ホッとしました。

 

田んぼに、風にそよぐたくさんの青い稲穂を発見!

 

田植えからわずか3か月で
米粒のかたちがクッキリと・・

 

田んぼの稲も、秋への準備が着実に・・・近づいていました。

稲穂が膨らみ、青い米つぶを発見。

田んぼの半分くらいが、いくつもの稲穂をつけて揺れています。

 

春の田植えと秋の収穫。

数千年も同じことが繰り返されたきたことでしょう・・・

穂をつけ始めた田んぼを観察していたら、そんな太古の光景がまぶたに浮かびました。

 

立ち止まって腰をおろすと
見えない世界が現れます・・・

 

映画『7人の侍』。

サムライたちが悪党を成敗した後に、村に平和が訪れます。

映画の最後の場面で、大勢の女性たちが歌を口ずさみながら、ほんとうに楽しそうに田植えをしている光景がありました。

二毛作地帯なので、小麦を扱っているシーンも・・・)

 

それに比べると、今は機械化が進んで田植えも刈り取りも、脱穀もみなすごく楽になりました。

私の父も小さいころ、農業の手伝いの毎日。ほとんどが手作業の世界で、けっこう辛かったと・・・

 

田んぼで成長している稲穂を見て、遠い昔日を想像するのもたまにはいいかも。

 

つやのある青い柿が、さらに膨らんで輝いてきました!

 

中学生から高校生?くらいに
成長した 青い柿・・

 

まだまだ青い柿・・・

ですが、枝を大きく広げた 柿の木には、たくさんの実が知らぬ間に膨らんでいました。

 

秋の収穫までは、まだけっこうな期間があります。

だから、誰も注目しないもの。

 

けれども 自分達の出番を、まさに今 秘かに待っているふうに見えなくもありません。

これって こじつけると、会社の若手社員に似てなくもないような感じ。

 

今はそれほど目立つような実績はあまりないけれど、その一方で着実に力を蓄えてきているような・・・

 

実りつつある青い柿の実を見ながら、それを若者たちの成長に結びつけてしまうのは、サラリーマンの性かも。

せっかく自然をじっくりと観察しているのに、これはちょっと無粋かも・・・

 

田んぼに水がなくなったので、
カモは恩田川に 首を突っ込んで
藻などを食べています・・・

 

そんなことを思いながら、私の横をジョッギング中の70代と思しき男性が、息を弾ませながら通り過ぎていきました。

(できれば、中高年は 自衛のためにもマスク持参でね・・・などと余計なことを思ってしまいました)

 

まとめ

 

小さな草花ですが、
しっかり生きています・・・

 

私が散歩する目的には、健康維持も少しあります。

けれども 近所をフラフラ歩けば、ちょっとずつ知り合いが増えるのでは?というとても単純な思いから。

 

そもそもが近所の人たちの名前を、あまりにも知らなかったことがキッカケ。

これは自治会の集まりで思い知ったこと・・・

 

近所を実際に歩いてみると、わかっているようであまりにも知らない場所が多いことがわかって、ガクゼン。

 

また、横浜市とはいえ、自宅の近所には田んぼあり、小麦畑あり。近くに子どもの国線があり、土手の上を うしでんしゃ や、ひつじでんしゃがのんびりと毎日走っています。

さらに、それらが季節によって、異なる顔を持つことにも気づきました。

 

そんな当たり前のことがわかると、近所のさまざまなことに好奇心が・・・

今日はどんな発見があるのだろう?みたいなノリ。

まるで子どもそのものかも。

 

そんな気持ちになれるので、近所の散歩が続いているような気がします。

これが単なる健康目的だけのウォーキングだったら、三日坊主だったかもしれません。

 

・今年もようやく たくさんのセミの鳴き声が聞こえ始めました。夏 本番!

・田んぼに、風にそよぐたくさんの青い稲穂を発見!

・つやのある青い柿が、さらに膨らんで輝いてきました!

 

明日もまた暑くなりそうです・・・

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。