こんばんは、百萬です。
スマートフォンの音声入力を使うと、ビックリするくらい文章を速く書くことができます。
音声入力を知っている人は多いと思います。けれども、実際にはそれほど使われていないことを 最近知りました。
音声入力を実際に使う上で大切なことを、仲間と一緒に体験できましたのでお知らせします。
目 次
音声入力を体験してみると・・・実に あっと驚く速さです!
スマートフォンのマイクボタン( 赤文字のところ )をタップして、スマートフォンに向かって話しかけると、わずかの時間で かなりの量の文章が書けます。
最初にその様子を見た時は、「まさに驚異的!」の一言。
スマートフォンのキーボードをいかに高速で扱っても、音声入力はそれをはるかに超えています。まさにものすごい速さで、たくさんの文字が画面に次々と現れてきます。
誤変換もそれほどありません。
私は会社で、社内研修のまとめ役をやっています。研修のひとつに「書く、読む、話す、聞く」などを、もっと楽に 速く行えるように、多くの社員と一緒に学習しています。
この経験を通じて、スマートフォンの音声入力は、「書く」という作業でかなり使えます。
生涯に450冊以上の本を書いたことで有名な、地球物理学者の竹内均さん。テープレコーダーで自分の声を録音して、原稿起こしを依頼するという工夫を行うことで、これを実現されました。
「音声」をうまく活用することで、文章を速く書いた先駆者の一人といえるでしょう。
けれど、今はそれがスマートフォンの音声入力で、だれでも簡単にできるようになりました。
音声入力はLINEやチャットからはじめるとうまくいきます!
スマートフォンの音声入力で挫折しないためには、まず日頃 慣れているLINEなどの「会話調」の文章から始めましょう。
LINEのとっつきやすさはピカイチ。LINEなどで、連絡や返事を音声入力で書いてみましょう。
スマートフォンの「マイクボタン」をタップして、スマートフォンに向かって話すだけ。とても簡単です。
すると、画面に文字が勢いよく書き込まれていくのがわかります。
よければ、今あなたのスマートフォンのマイクボタンをタップして、このブログの1~2行を音読してみませんか?
さて、いかがでしょう・・・
最初から長い文章を音声入力しようとすると、声が詰まりがちになります。
けれど、LINEなどは会話そのものですから、とても話しやすいのです。
これは使えると思い、私は社内研修で、スマートフォンによる音声入力の方法を、社員や仲間に意気込んで紹介してみました。
すると、みな口々に「これはすごい!!」を連発していました。
けれど、その後1年くらい経って社員に確認してみたところ、音声入力を使っている人はなんと たったの2%。
理由を聞いたら、「理屈はわかったものの、話しながら文章を書くという作業が今ひとつピンとこない」・・・というものでした。
これは、とても もったいないことだと思い、私は次の作戦を考えました。
LINEで慣れたら、次はスマートフォンのメモ帳に音声入力してみましょう!
LINEやチャットなどで、音声入力に少しずつ慣れてきたら、次は「好きな本などを音読して」スマートフォンのメモ帳に書く練習をしてみましょう。
そして本の音読に慣れたら、次は「今日の出来事」を自分の言葉で話してみましょう。
これは案外 楽に話せると思います。その日にあったことを時間順に話すだけですから・・・
わずか1分くらいの話しでも、かなりの量の文章が画面に ざざざぁ~と現れます。
文章が一定量できあがっていると、編集するのは精神的にわりと楽な作業。
必要に応じて、話し言葉を書き言葉に修正したり、段落の順序を変えたりなど。わかりにくい箇所は一部補足したりすればいいのです。
音声入力するときに、「なかぐろ」と話せば「・」が現れます。
同様に、「てん」は「、」、「まる」は「。」が表示されます。
「かいぎょう」と話すと、1行改行してくれます。
日記ブログの文章は、特に音声入力しやすい分野だと思います。
ちなみに、この文章は音声入力で書いて編集したものです・・・
まとめ
仕事だけでなく、何をするにしても、文章が速く書けるととても楽です。
スマートフォンの音声入力を使うと、それがとっても簡単に。かなり便利なツールです。
けれど、音声入力を知っていても、実際に使ってる人はわずかなため とても残念な気がします。
音声入力というと、最初はやりにくい感じがしますが、2〜3回やってみると何のことはありません。誰でもできるようになります。
私の妻も最初はふ〜んという感じでした。
ですが、いつのまにか、買いものリストや家計簿のメモなどを音声入力で書くようになりました。
自治会の書記役になってからは、連絡文書なども音声入力で作成するようになってしまいました。これには驚きました・・・
・あまり考えすぎずに、音声入力を まずは一度体験してみましょう
・最初の体験は、 LINEやチャットで音声入力してみましょう
・少し慣れたらメモ帳を開いて、好きな本を音読したり、日々の出来事などを音声入力してみましょう
スマートフォンの音声入力を使い続けるコツは、たったこれだけです。
なお、音声入力は、実は長文を作成するときに最も効果を発揮します。
これは私のこれまでの経験での感想ですが、社内研修などで今後いろいろ試してみたいと思っています。
いいノウハウをもっと見つけてから、また お知らせしたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。