hyakuman_amaneのブログ

日々「学ぶ」「働く」「楽しむ」 中での 気づきブログです!

【 沖縄「普天満宮近くの民家街」をのんびり歩く! : 半径300メートルをはるかに超える散歩 <その7> 】

高台から、ごく普通の街並みが見えて
今日はこのあたりを散歩・・・

 

こんにちは、百萬です。

 

中高年の散歩・・・最大の効用はいったい 何でしょうか?

 

家の中にずっといると、いい考えがなかなか浮かばず、壁にぶつかることがあります。

そういうときにふらりと外へ出て、違う空気を吸ってみる・・・

 

部屋の中とは異なる光景を見ながら ぶらり歩くと、新たな発想が出てくることがあるもの。

 

ときには自宅近くだけでなく、ちょっと遠出をするのもいいかもしれません。

いつもとまったく違った趣きの街を歩いてみると、新たな発想がもっともっと広がるかも・・・

 

今回の散歩は、沖縄県の「普天満宮の近所にある普通の民家街を散歩・・・」です。

散歩での気づきをお知らせします。

 

目 次

 

神社の空間をのんびり散歩すると・・・非日常のとっても静かな世界に浸りきって、想いをさまざまに遊ばせることができそう?!

 

普天満宮の境内をのんびり散策・・・

 

日本全国どこにもある神社・・・中高年は、何か所くらい訪れているのでしょうか?

 

最近は、御朱印帳を持って全国を旅する人も多いようですが・・・

 

① 小さな神社の厳かな雰囲気を感じながら、普天満宮の境内を散策すると・・・

 

普天満宮があるのは 赤色の印あたり・・・

 

神社のある空間・・・そこには、それぞれの神社が放っている独特の領域があるように感じます。

特異性のある雰囲気をつくり出している要素はでしょうか?

 

早朝から神社に行って賽銭を投げ入れて、日々新鮮な気持ちでさまざまなことをお祈りしてみる。

そういう行いの中に、それぞれの神社のありがたみが感じられるもの。思わず、自分の心持ちが凛とします。

 

参拝している人々が、本堂の前面で両手をしっかり合わせて、何やら熱心に祈っている様子が見えます。

何をお祈りしているのだろう・・・ぼんやりと想像してみたり。

 

② 参拝者は2つのパターン?・・・明らかに近くの人と、レンタカーで訪れる人

 

神社にもシーサーがしっかり
守ってくれていました・・・

 

境内には、早朝にもかかわらず 参拝客がそれなりに来ています。

年齢層も30代から70代くらいまでさまざま。

 

杖をついて歩くおばあさんや、おじいさんの姿もあります。

その近くを、地元のネコがゆったり、のんびり、悠々と歩いていたり・・・

 

沖縄ではレンタカーがかなり走っています。

この神社にも、朝早くからレンタカーがとても多く停まっている感じ。

 

白っぽい車が圧倒的に多い印象。

観光者はそれぞれにレンタカーを降りて、神社の境内をゆっくり散策したり、お祈りをしたりしています。

とっても平和な雰囲気に、心がスッカリ和む感じ・・・

 

③ 神主と巫女たちがその日の準備に懸命・・・

 

もう一体のシーサーは
少しすましているような・・・

 

この神社の御朱印の受付は、朝10時から。

あれ〜ネットでは9:30からなのに・・・みたいなことを言いながら、妻はその少し前からじっと待っています。

 

妻、息子、娘の3人はいつからか、御朱印帳を購入していました。

私だけノケモノみたいな・・・??

 

そのうちに他の参拝客も、御朱印帳をもって順番待ちに並んでいます。

年齢層は50代前後の方が多いような印象。

地元のおばあさんの2人組や、1人で来ている杖のおばあさんもいます。

 

私はお祈りをした後、妻が御朱印の申込みを待っている間・・・

神社のまわりをずぅ~と、のんびり散策。

 

かなり歴史のある神社。建物のあちらこちらが、長年の雨風で色あせているような感じに見えます。

 

とにかくひたすら静か・・・まるで、時間が止まっているような。

非日常の空間をただのんびりと散策するぜいたくかもしれません・・・

 

戦後80年近く経っているかもしれない?鉄筋コンクリート造りの家々を見ながら散歩すると・・・なんだか複雑な思いがして?!

 

かなり年数のたっている建物も・・・

 

① 民家が密集しているエリアをのんびり散歩してみると・・・

 

神社を出て大きな通り沿いを歩いた後、民家がかなり集っている区域に入ってみます。

妻は、なぜこんな(普通の民家のような)場所に行くの?・・・みたいな顔。

 

そうでしょうねえ。

神社での御朱印は妻の要望。

次は私の要望というわけで、普通の街並みを見ながら、ときに出会った人と軽い会話をしたり・・・そんな時間をのんびり過ごします。

 

街の中に入ってしまうと、大小の鉄筋コンクリート造りの民家が重なり合うように建っていて・・・

ある種、けっこう壮観な光景。

 

道路はかなり狭く、普通車2台がやっとすれ違えるくらいの幅。

ゆるやかな坂があちらこちらにあって、そこを2人でゆっくり上がったり、下がったりの繰り返し・・・

 

民家をキョロキョロ眺めながら歩いていると、ほとんどの家が鉄筋コンクリート造り・・・

ほぼ同じようなつくりの家が、きわめて多いことに気づきます。

 

本土の建物とはかなり違い、沖縄の家の主役は鉄筋コンクリート造り。台風と白アリ対策が主だと聞きました。

けばけばしい色ではなく、白やかなり薄いベージェに近いような質素な感じ。

 

それでも、新築の家はコンクリート造りだけでなく、木造の家も増えている感じです・・・

 

② コンクリートづくりの家々がかなり黒ずんでいて・・・

 

コンクリート造りの家々をよく見ると、ほとんどがとっても黒ずんでいます。

かなり経過したコンクリート塀の色あい・・・そんなイメージに近いかもしれません。

 

考えてみれば、1945年(昭和20年)の太平洋戦争で沖縄は各地が壊滅しました。

復興はその後のため、今から80年近く前に建てられた鉄筋コンクリート造りの家がいまなお多いと聞きました・・・

 

その当時の家々が、今もかなり利用されています。

外壁はかなり黒ずんできていますが、それほど気にせずに住んでいるような印象を受けました・・・

 

③ 守り神シーサーの目つきはけっこう鋭いかも・・・

 

どの家にも、守り神のシーサーが玄関近くに立っています。

左右両側に2体いて、それぞれの家を守るために 外側に向けてじっと睨みをきかせているのでしょう。

 

このシーサーの形や色が、家ごとにさまざまに違うのはなぜでしょうか?

 

色によって、健康運を願う家、金銭運を願う家、人間関係運を願う家などさまざまだと聞きました。

形に関しては、ピンとくる情報を得ることが今回できず。

 

シーサーの源流が、古代オリエントのライオンなので、それが各地に伝えられるうちに形がさまざまに変化したみたい・・・

それぞれ家の人の考え方などが影響しているのかもしれませんが、とても興味深いことです。

 

形や大きさ、色、あるいは焼き方などによって、シーサーの守る力がどの方面に効くのかなどが違っているのかもしれません。

そのようなことを思いながら、あちらこちらをキョロキョロして坂を上ります。

コンクリート造りの家を眺めて、いろんなこと思うのはとても楽しいもの・・・

 

自宅を離れてまったく見知らぬ場所で、ごく普通の街並みを散策する。

いろんな発見や思いを抱くのは、とっても面白いもの。

 

沖縄の地で、朝ゴミを出している おばあさんに会釈され、とってもあったかい気持ちになりました・・・!!

 

こんな普通の通りから、
一般民家を目指します・・・??

 

① ゴミ捨ての日の朝、ゴミを捨てにきたおばあさんの とってもステキな笑顔を見ることができました!

 

さらに坂を少し上っていくと、ゴミを捨てようとしている70代くらいのおばあさんが見えました。

どのような種類の袋に入れて、その日のゴミを捨てるのかという好奇心から、ついじっと見つめてしまいました。

 

おばあさんは小さなゴミ袋を抱えて、ゴミ集積場までくるとゆっくり置いて、やれやれという表情になりました。

その1秒後におばあさんの目と、そこを見ていた私の目がぴったりと合ってしまいました。

 

ちょっとまずかったかなと思っていると・・・

おばあさんは私の方に軽く会釈してくれました。

 

私はちょっと驚き・・・

ゴミ捨て場で目が合ったあったはいえ、服装からして 私はまったく地元以外の人間。

明らかに部外者?の私に対しても、優しく会釈をしてくれたおばあさん。

思わずうれしくなって、何度もお辞儀をして別れました。

 

まるで昭和30〜40年代くらいにそれが普通だった・・・古きよき時代を思い出してしまいました。

 

② 工事の現場監督までも、私たちに明るく挨拶してくれました・・・とっても感激!

 

さらにさらに・・坂を上って行くと、朝早くから電気工事をしている車がありました。

その前に現場監督が立っています。

 

ここでもお互いに目が合うと、優しく会釈をしてくれました。

私も同時に、おはようございますと元気よく?あいさつ。

 

そうすると、向こうはさらに大きな声でニコニコと、おはようございます と言ってくれました。

さりげないあいさつですが、かつてはどこでも当たり前だったことが、この地ではまだ普通になされているみたい・・・

 

沖縄の・・とある神社。

その近くの 普通の民家が並んでいる普通の道路。

 

このような所をのんびり歩いていて、今朝初めて会った人なのに・・・ステキな会釈やあいさつをしてくれる沖縄の人々に出会って、とても嬉しく思いました。

 

なんていい場所なんだろう、そんな感覚。

私がいま住んでいる横浜市では、見知らぬ人とのあいさつは・・・少しずつ薄れていっている感覚かも。

 

③散歩の途中、進学塾の宣伝の仕方の違いに・・・ちょっとビックリ!

 

通りに進学塾がドーンと建っていて・・・

 

坂を登りきって、今度は下り坂。

大きな通りに沿って歩いていくと、進学塾が2つ並んでいました。

 

ここは沖縄の比較的大きな都市ですので、さすがに進学熱が高いのだなぁと思いながら歩きます・・・

 

2つの進学塾のうたい文句を何気に比べると・・・

1つは塾生が合格した大学名がズラリと並んでいるもの。

もう1つは、中学や高校で塾生が高得点を取った 科目ごとの点数がたくさん貼ってあるもの。

 

それぞれに塾の宣伝効果を高めるための戦略でしょう。

塾生が進学した大学名と、学校で取った高得点・・・

同じような目的でも、それぞれの塾の個性が出ていて面白いものだと思いました。

 

そんなことを想いながら、中高年の気ままな散歩はズンズンと進みます・・・

 

まとめ

 

やっぱり花はどこにいても
心が和みます・・・

 

自宅の近所を離れ、まったく見知らぬ街を散歩・・・

 

観光地巡りもいいものですが、ごく一般の人が住んでいる街並みを歩いてみるのも・・・案外におもしろいもの。

 

日本のいろいろな街を気の向くままに歩いてみると、ごく普通の人々がどのような感覚で暮らしているのかが垣間見えます。

 

土地の人たちが、どのようなことを思い、どのようなことを話すのか・・・

ふらふらとのんびり歩きながら、会った人と少し会話するのはとても興味深いもの。

 

これが、中高年が遠く離れた場所を散歩する醍醐味かもしれません・・・

 

・神社の空間をのんびり散歩すると・・・非日常のとっても静かな世界に浸りきって、想いを遊ばせることができそう?!

・戦後80年近く経っているかもしれない?鉄筋コンクリート造りの家々を見ながら散歩すると・・・なんだか複雑な思いがして?!

・沖縄の地で、朝ゴミ出し中のおばあさんに会釈され、とってもあったかい気持ちになりました・・・!!

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「半径300メートルをはるかに超える散歩!」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その6>・・・「沖縄 ” ガンガラーの谷 ” の遊歩道を歩く」

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その5>・・・「40年ぶりに九州を楽しく散策・・熊本  加藤清正公に再会?!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その4>・・・「40年ぶりに九州を散歩する   長崎・熊本」 編

hyakuman-amane.hatenadiary.com