hyakuman_amaneのブログ

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【 50代からの中高年の目標はナニ?: <その11> 継続のためのモチベーションアップの方法 編 ① 】

中高年の目標達成・・・
あそこまで行けば半分かなぁ

 

こんにちは、百萬です。

 

熱い気持ちで、中高年が 今後の自分の人生目標を 考えるのはとってもいいこと・・・

けれども どれくらいの中高年が、途切れることなく目標を達成しているのでしょうか?

 

目標を立てた当初は熱い気持ちがあるため、しばらくはそれなりに継続できるものです。

けれども、半月がたち1か月が経過するころには、どうかすると中だるみが生じやすいもの。

 

中高年の日々は、想像以上にさまざまなことが起きるもの。

となると なおのこと、せっかく立てた目標に取り組むことが、次第に難しくなることが多いのではないでしょうか。

 

目標への取り組みがきちんと継続できるように、対策を考えてみたいと思います。

 

目 次

 

小さな目標を達成したら、自分をほめてあげる・・・そして 大きな目標を達成したときのために、自分にステキな?ご褒美をあらかじめ考えておくのは とってもいい方法です!

 

あそこまでたどり着けば
きっといいことが・・・

 

中高年が目標をしっかり達成しようと思ったら・・・まずは、モチベーションを継続するための作戦が必要ではないでしょうか?

 

モチベーションをアップさせるには大別して、次の2つの方法があります。これは目標管理の どの教科書にも書いてあること。

・「内発的」な動機づけ

・「外発的」な動機づけ

このうち・・・「内発的」な動機づけとは、自分で自分のモチベーションを高める方法。自らが積極的に行うものです。

 

自分でできる 内発的な動機づけには、いろいろなものが考えられます。

中高年が10人いれば、10とおりの方法があるでしょう。

 

でも、その基本は同じ・・・

 

① 自分を「継続的に、積極的に、自分をほめてあげる」ことです。

 

「自分をほめる」・・・これはカンタンなようで、実は案外難しいもの。

ためしに、「私はすごくがんばって、目標を1つ達成した。これは実は、スゴイことだよ」・・・みたいに、自分をほめてあげた経験が、何回あるか思い出してみてください。

 

いかがでしょうか?

・・・すぐに思い出せない中高年が、大半ではないでしょうか?

 

② そして、自分をほめるときに、何かご褒美があると モチベーションがもっと上がるもの。

大きな目標を達成するには、その下位に「中くらいの目標」があり、さらにそのベースに日々の「細かな目標」があるはず。

 

今日の「細かな目標」が1つクリアできたら、大好きなチョコレートを自分にプレゼント。マンガを30分ほど自由に読む時間をあげるなど・・・

ご褒美とは、自分がうれしければ 何でもいいのです。

 

そして、「中くらいの目標」が1つクリアできる段階になったら、中くらいのご褒美を自分にあげましょう。

・・・さらに「目標を最終的に達成」したら、それなりのご褒美を自分にプレゼント!

 

中高年は、「馬面人参」という古めいた言葉を、思い浮かべるかもしれません。

けれども、人も動物もがんばったらご褒美があると思うと、それなりにモチベーションが上がるのも事実。

 

であれば、中高年は自分をもっともっとほめてあげて、ご褒美をあげて・・・やる気をさらにさらに高めるのがお得です。

 

外発的な動機づけは、「他の人からの働きかけの力」しだいなので、あまり期待しにくいもの・・・けれども中高年が管理職である場合は、部下のモチベーションアップのために この力がとっても必要です!

 

自分の後輩のこともちゃんと
考えておこうっと・・・

 

モチベーションをアップさせる方法のうち、「外発的な動機づけ」とはいったい何でしょうか?

・・・それは、他の人のモチベーションを高めてあげる方法です。

 

たとえば 会社であれば、上司が部下のモチベーションを高めるために行うのが 主でしょう。主導権は上司が握っています。

いわゆるアメとムチの組み合わせで、人のやる気をコントロールしようとするもの。

 

外発的な動機づけは、相手に対して行うものなので・・・当たり前ですが、相手自身はコントロールできません。

 

外発的な動機づけについては、次の3つが中心になります。

① 金銭的報酬を高めてあげる

② 関心と愛情を注いであげる

③ 承認欲求を満たしてあげる

 

① 金銭的報酬とは、とってもわかりやすいもの・・・まさに給料などが増えることで、人のやる気が一定程度 増すでしょう。

 

人はやはり生活のために仕事をします。生活のためには一定のお金が必要です。

そのため、とても根源的な人間くさい部分になりますが、けっこう重要な部分。

 

②「関心と愛情を注ぐ」のは、わかりやすいイメージです。

 

多くの人は、他の人から関心を持たれたい、愛情をもらいたいと思っているもの。

人は強がっていても、1人だけでモチベーションを高く保ち続けるのはなかなか難しいものです。

 

具体的には、仲間との絆を深めるとか、肯定的な話し方をするなど、相手の気持ちが前向きになれるさまざまなものが対象になります。

 

③「承認の欲求を満たす」とは、「関心と愛情を注ぐ」よりも、1つ高いレベルのモチベーションアップにつながるものです。

 

まわりの人たちとのさまざまなやりとりによって、関心と愛情を受けるのはとってもいいこと。

けれども、それでもまだ不足する部分があるのが・・・人というものでしょう。

 

人は心の中に「重要な価値ある人として、人から認められたい」という願望があるものです。そうすることで、自信を持っていたい気持ちがあるもの。

 

A.H. マズローさんはこれを欲求5段階説として、「承認の欲求」を高いレベルに位置づけました。

この欲求が満たされると人は大きな喜びを感じ、幸福感で満たされることになるというもの。

 

他人からの支援とはいえ、これがうまくいくとモチベーションはけっこう上がるもの・・・

中高年が管理職の場合は、部下のモチベーションを高めるために、このような「外発的な動機づけ」を積極的に、継続的に行いたいものです。

 

まとめ

 

中高年のモチベーションアップは、
自分に合ったやり方で・・・

 

中高年の目標・・・

65歳までの会社中心の生活と、それ以降の家庭中心の生活。それぞれ生きいきと毎日を送りたいものです。

 

中高年は体力、気力などの面で、少しずつ踏ん張れなくなるのはやむを得ないこと。

けれども、それをよくわかった上で、そしてそれを前提として・・・今後どのような目標を持って取り組めば、継続できるか。

 

これまでを振り返って、それなりに得意な分野について戦略的に考えて実行するか、めんどくさいからそんなことやらないと思うか・・・

考え方1つで、中高年の毎日がワクワクするか、そうでないかが ある程度決まるように思います。

 

どうせなら、ワクワクする人生の方が楽しいもの・・・これは誰でもそうでしょう。

その際に目標管理というツールは、中高年にとても役立つと思います。

 

・小さな目標を達成したら、自分をほめてあげる・・・そして 大きな目標を達成したときのために、自分にステキな?ご褒美をあらかじめ考えておくのは とってもいい方法です!

・外発的な動機づけは、「他の人からの働きかけの力」しだいなので、あまり期待しにくいもの・・・けれども中高年が管理職である場合は、部下のモチベーションアップのためにこの力がとっても必要です!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「50代からの中高年の目標はナニ?」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その10>・・・「もっとも大切な中高年のセルフコントロール」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その9>・・・「中高年にピッタリ合う目標管理の方法は? 」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その8>・・・「 中高年の体力・気力・知力にピッタリ合う目標づくり」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com