hyakuman_amaneのブログ

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【 中高年の激しい思いこみを20% ゆるくするステキな絵本・・・今週の3選?! : < その19> とっても不思議な世界 編 】

さあ、中高年の頭をやわらかくする
絵本の時間です・・ご一緒にいかが?

 

こんにちは、百萬です。

 

中高年は感動が 少なくなりがち。

どうしたら、やわらかな頭とこころを保てるでしょうか?

 

中高年は、長年の経験で物事がだいたいわかるもの。

けれども、それが仇となって、思い込みが激しくなりがちかも。

 

そうなると、さまざまな弊害があるようになったり・・・

かたくなった頭を、少しでも柔らかくしたい。

 

そのためにはいくつかの方法がありますが・・・

イメージの世界で頭を柔らかくする方法が、絵本ではないでしょうか。

 

いまさら絵本・・・などと思わずに、よかったらご一緒にどうぞ。

 

目 次

 

tupera tuperaさんの『タコさん トコトコどこいくの?』(2010年)は、子どもと中高年の想像をはるかに超える世界まで、みんなを連れて行ってくれるスグレものかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

 

海からタコさんがものすごいスピードで、どこかに向かっているようです・・・

いったい、どこをめざしているのでしょうか?

 

タコさん、トコトコ歩いてどこ行くの?

タコさんは、チリンチリリンと自転車に乗っています。

 

ねえねえ、タコさんどこ行くの?

タコさんはいつのまにか、ブルルンブゥーンと車に乗っているではありませんか。

 

ねえねえ、タコさんどこ行くの?

いつの間にか タコさんは、次はガタコト電車に乗っています。

 

いったい、どこに向かっているのでしょう?

子どもはワクワク。

中高年は興味しんしん・・・???

 

ねえねえ、タコさんどこ行くのぉ?

タコさんは、それからビューンと飛行機に・・・

 

ねえねえ、タコさんどこ行くのよ~?

なんと場面は、5、4、3、2、1・・・0!

発射!

ロケットは、はるかかなたの宇宙に向かって飛んでいきます。

 

さて、タコさんはいったいどこに行くのでしょうか?

あれ~宇宙の星に誰かいるようです・・・タコさんに少々似ているような???

 

タコさんはいったい、どこに向かっているのか・・・???

この問いに、子どもも 中高年もいろんなことを想像します。

 

けれども、作者のスケールにはとてもかなわないかも・・・

そんなことを感じさせてくれる楽しい1冊。

 

ヨシタケシンスケさんの『もしものせかい』(2020年)は、現実と空想の世界を 無重力状態で漂っているような感覚を与えてくれそう?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

 

子どもや中高年の想像をはるかに超える絵本の世界は、そうそうあるものではないと思いつつ・・・

でも、そのような絵本に出あったら ビックリするかも?

 

それがあるのです・・・この1冊がそうかもしれません。

 

もしもあれがうまくいってたら・・・

もしもあちらを選んでいたら。

もしもあの人がそばにいたら。

 

もしも・・・もしも・・・

 

ボクは宣言した。

突然で申し訳ないんだけど、ボクは「もしもの世界」に行くんだ。

 

もしもの世界って何かって?

もしもの世界ってねえ、キミが暮らしているいつもの世界じゃないんだ・・・

キミの心の中にある、もう一つの世界だよ。

 

キミがどうしてもできなかったことや、ずっと一緒にいたかった人や、変わってほしくなかったものさ。

キミの目の前から消えてしまって、もしもあのとき・・・って思い出すものなんだ。

 

それはみんな、もしもの世界にいるんだ・・・

 

ボクは今からそこに行く。

なんでかって?

なんで、ボクとキミがそんな目に合わなくちゃいけないのかって?

 

ボクはそのことについてずっと考えていたんだ・・・

けれども、どうやら理由はないみたいだ。

 

(はあ?・・・このあたりから、中高年の頭が少しずつ溶けていくような感覚になりませんか?)

 

たまたまそうなっただけとか、最初からそうなっていたとか・・・

誰かの声があったとか・・・

いろんな考え方があるみたいなんだけど、1つだけ確かなことがあるんだ。

 

それは、ボクがもしもの世界に行っちゃったら・・・ボクはいつもの世界には戻ってこないってこと。

 

でも大丈夫。そうなったら、ボクはもしもの世界にずっといる。

いつもの世界から、もしもの世界に・・・ボクのいる場所が変わるだけだ。

 

キミの未来になるはずだったものが、そこにはみんなあるんだ。

もしもの世界は手でさわることはできないけれど、キミの中にもちゃんとある・・・

 

いつもの世界と、もしもの世界。

キミが持っている2つの世界を、2つともゆっくりゆっくり大事に、大きく、楽しくしていこうじゃないか。

 

なんだか村上春樹さん風の小説に浸っているような・・・不思議な感覚に襲われたのは、中高年の私だけ?

 

エミリー・メルゴー・ヤコブセンさんの『よるくま シュッカ』(2021年)は、小さな子どもを不思議な眠りの世界に連れて行ってくれる、くまのおまじないかも?!

 

(横浜市立図書館の蔵書より引用)

 

 

深い眠りに入る直前の小さな子どもの顔を、じっくりと見たことがありますか?

その変化を自分の目で見た中高年は、とても幸せな感覚になれるかも・・・

 

ある国のお話し・・・

小さな子どもを、ステキな眠りに導いてくれる くまがいるのです。

 

ぐっすり眠れる愛の言葉が、静かに流れています。

大好きな〇〇ちゃん、私はよるくま シュッカ。

シュッカがあなたにぴったりくっついて、今から夢の旅行にお出かけします・・・

 

・・・そのうち、子どもは無性に眠たくなります。

 

〇〇ちゃんは、シュッカの宝物。

夢の旅行の行き先は、大好きな場所だよ。・・・それはね、星の森。

星の森に出かける前は、大きなあくびが出てくるんだよ。

 

ふゎ〜あ・・・

 

あくびをするのって、いい気持ちだねえ。

〇〇ちゃんも、あくびがしたくなったかな?

 

ふぁ〜あ〜あ・・・

 

匂いを嗅いでみてごらん。

 

ふぁ〜あ〜あ〜あ・・・

 

素敵な世界への旅が始まるよ・・・星の森への夢の旅だ。

星がキラキラまたたくよ。

ほら、もうすぐ星の森。

 

木の枝になっているのは何?

キラキラきれいに光ってるお星さまだねえ。

 

お星さまを振ってみようねえ。

星のかけらがキラキラまい落ちるよ。

 

星の匂いはステキでしょう・・・??

 

眠くなってきたみたいだねえ・・・

ほら、まぶたもだんだん重くなってきたねえ。

 

秘密の呪文をかけようねえ。

ほら、もうすぐ・・・今度は月の海だねえ。

 

とっても静かな月の海

月明かりがきれいに映りますよ・・・

 

月の海のほとりには、ふわふわの草が生えているよ。

〇〇ちゃんも横になってみて。

おやすみなさい。

 

・・・〇〇には、お父さんとお母さんの大切な子どもの名前が入ります。

なんだか、とっても気持ちいい世界に入っていきそう。

 

お父さん お母さんに、このような眠りの森に誘ってもらえる子どもは、とっても幸せでしょうね。

中高年もグッスリ眠れそうな・・・

 

まとめ

 

図書館は・・・実は
中高年の楽しみの宝庫かも?!

 

図書館に行ったときに、たまたま本棚にあった懐かしい・・・絵本。

 

1冊を手に取って、パラパラと見てみたら・・・

ストーリーはけっこうしっかりと覚えていました。

 

けれども、読み進むうちに、なんだかふわりと温かい気持ちになってくるのを感じました。

こういう感覚は久しぶり。

 

まるで小学生くらいの子どもに戻ったような感覚になって・・・

これは、中高年のかたくなった頭をほぐす効果がありそうな感じがしました。

 

そんなことから、図書館に行くたびに週に2〜3冊借りてくるように。

初めて見る絵本もあれば、ずいぶん昔に読んだ話もあります。

 

いずれも・・・新鮮な感覚がします。

頭が考えることをやめ、感じる世界に入ったような気がして・・・中高年はとってもいい感じに。

 

・tupera tuperaさんの『タコさん トコトコどこいくの?』(2010年)は、子どもと中高年の想像をはるかに超える世界まで、みんなを連れて行ってくれるスグレものかも?!

・ヨシタケシンスケさんの『もしものせかい』(2020年)は、現実と空想の世界を無重力状態で漂っているような感覚を与えてくれそう?!

・エミリー・メルゴー・ヤコブセンさんの『よるくま シュッカ』(2021年)は、小さな子どもを不思議な眠りの森に連れて行ってくれる、くまのおまじないかも?!

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

なお、「中高年の絵本」シリーズの直近のものは、次のとおりです。

よかったら、ご覧ください。

 

<その18>・・・「おばあちゃんはやっぱりスゴイ!」編

hyakuman-amane.hatenadiary.com

 

<その17>・・・「何だろう  なんだろう?」編

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<その16>・・・「気づいてほしい」編

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