やっと日が昇りました・・・
(神奈川県横浜市緑区)
こんにちは、百萬です。
中高年は、次第に体力が落ちてくるもの。
それを少しでも防ごうと、中高年はジョギングをしたり、散歩をしたりします。
散歩の楽しさは、いったい何でしょうか?
それは人によってさまざまでしょうが・・・
①早朝に散歩すると、空気がスッキリ澄んでいること
②早朝だと人が少ないので、中高年はまわりを気にせず、自分のペースでのんびり歩けること
・・・など、私の場合はこんなところ。
近所をゆっくり散歩していると、日ごろわかっているようで、実はよくわかってないことに気づきます。
さまざまなものの変化がよく見えるのです。これが案外におもしろいものかも・・・
中高年の、今日の散歩での気づきをお知らせします。
目 次
- 近くの恩田川にシロサギを見つけ、小魚をとらえる瞬間をじっと見つめる・・・中高年が何かに取り憑かれたようになる時間はけっこう貴重かも?!
- 恩田川の違う場所で、また別のシロサギを目撃・・・流れの早い場所でも、一瞬にして小魚をみごとにゲットできるのでしょうか?
- シロサギと、渋谷駅からの田園都市線の鷺沼駅・・・同じサギという名前ですが、なんらかのつながりがあるのでしょうか?
- まとめ
近くの恩田川にシロサギを見つけ、小魚をとらえる瞬間をじっと見つめる・・・中高年が何かに取り憑かれたようになる時間はけっこう貴重かも?!
首を左に、右にグルグルと・・・
シロサギが小魚をくちばしで捉える瞬間を 見たことのある人は多いでしょうか?
いつも通り、早朝に近所の恩田川をのそばを散歩。
場所は、神奈川県横浜市緑区。横浜市とはいえ、近くには田んぼがいっぱい。
かなり寒い朝、体がブルっと震えます。
6時ごろ、地平線をさえぎる建物の向こうから、太陽の弱い端が顔を出します。
少しずつ太陽が昇るにつれて、まわりが明るくなってきました。
恩田川の水面から、薄い湯気が立ち込めています。
大気温と水温の違いから、川の水が盛んに蒸発中・・・
それだけ空気が冷えている証拠でしょう。
1月に入り、早朝の気温がすごく下がりました。
北方に比べるとそれほど寒くはないのでしょうが、それでも日が昇るころから散歩するとそれなりの冷え込み。
恩田川の横の遊歩道を歩いていると、シロサギが水中に足を入れてじっとしていました。
見ていると、ときどき足を動かしています。とてもリズミカル。
今日の散歩は60分間ほど。
結果的にそのうち30分以上を、シロサギの観察にあててしまいました。
シロサギがいても、いつもはチラリと見て通り過ぎますが・・・
この日は、シロサギの首が左右に何度もなんども機械的に動くのがとても興味深くて、気がついたらそこにずっと立ち止まったまま。
水の流れがきわめて緩やかなところで、ときどき水中で足を河岸の石に入れては、かき混ぜるように動かしています。
おそらく、石の間に潜んでいる小魚をクチバシでパクっとつかまえて食べるのでしょう。
こうなると、60歳を超えた中高年といえども、まるで子どもそのもの。
息を呑んでシロサギをじっと見つめていると、みごとに小魚をつかまえる瞬間を目撃しました。
その間20分くらい・・・
足を動かした後、一瞬でくちばしを水の中に突っ込んで、小魚をはさむスピードはものすごいものです。
あっけにとられました。
シロサギが小魚をとらえる瞬間は、これまでにYouTubeなどで何度か観ていました。
けれども、最初から最後までリアルでじっくりと見たのは初めて。
まるでスローモーションのような感じさえ。
なんだかとても得をしたような感覚に・・・
恩田川の違う場所で、また別のシロサギを目撃・・・流れの早い場所でも、一瞬にして小魚をみごとにゲットできるのでしょうか?
獲物をさがすシロサギは真剣そのもの?!
シロサギの観察に少し飽きて、散歩を再開・・・
川沿いの歩道をまた歩いていくと、自分の吐く息がかなり白く立ち込めている感じ。
ジョギングしている若者や、ときには中高年がときどきが軽く抜き去っていきます。
犬を連れたおじいさんや、2人連れのおばあさんもけっこういます。
(私もそういう年齢ですが・・・)
こんなに寒い時間帯にワンちゃんを散歩させなくても・・・
とは思いながらも、やっぱり人間や犬の毎日のリズムがいろいろあるのでしょう。
ゆるやかな川の流れを見ながら、しばらく歩いていくと・・・
今度は川の流れがやや早いところに、またもやシロサギを発見。
さっき見たシロサギがこちらまで飛んでくる姿を見ていないので、多分別のシロサギでしょう。
また、観察を始めてしまうしまつ。
川の流れが早いところで、水中に両足を入れて・・・
右を見てはしばらく静止、次に左を見てまたしばし停止。まるで、スローモーションのように首を動かしています。
川の流れがそれなりに早い中で、シラサギが小魚を捕まえられるのか・・・
そんな思いで見つめていると、しばらくして くちばしを水中に突っ込んで見事に小魚を捕まえる姿をまたまた目撃。
そのスピードはやはりすごいもの。
大したものと感心しながら、またじっと見入ってしまって・・・
その後また、10数分の間シロサギはときどき右や左をキョロキョロ見ながら、獲物を狙っている感じ。
散歩の途中で、さまざまなものに目を奪われるままに・・・自然の営みをじっくりと見ることができるのは、とても楽しいものです。
近所とはいえ、知ってるようで よく知らない世界が、そこに広がっています。
家から出てちょっと足を伸ばすと、案外におもしろいものが見えてくるかもしれません。
シロサギと、渋谷駅からの田園都市線の鷺沼駅・・・同じサギという名前ですが、なんらかのつながりがあるのでしょうか?
渋谷から中央林間に向かいます。
かつては沼にシロサギがいっぱい・・・
恩田川で見かけるシロサギは、そんなに大きくない感じ。
コウノトリやツルに比べると、かなり小さく見えます。
恩田川だけでなく、水が張ってある時期の田んぼでもよく見かけます。
川では小魚、田んぼではカエルなどをとらえるとのこと。
色は白がほとんど。
けれども、10回に1度くらいは、全身が真っ黒のサギも見かけます。
季節により体の色が変わる種類もいるとのこと。
近所の詳しい人に聞くと・・・
サギの種類は世界で60種を超え、そのうちの1/3くらいが日本にもいるとのこと。
素人が見ても、たぶん区別できないでしょうが・・・
渋谷駅から中央林間駅まで走っている田園都市線で・・・急行が停車する鷺沼駅。
この駅名は、サギに関係するのでしょうか?
Wikipediaによると、昭和40年代ごろは広い沼地だったとのことで・・・サギをはじめとする鳥類がかなりいたとされています。
東急電鉄が田園都市線をこの地に通した際に、ここにつくった駅の名が鷺沼駅。
やはり、かつての名残りがちゃんとありました。
私はこの電車に30年以上も乗っていながら、今回初めて知ったしだいです・・・
まとめ
中高年の体力維持はとても大切。
けれども、家の中にじっとしていることの多くなる中高年。
その理由は、体が少しずつ疲れやすくなってくるからでしょう。
運動不足を感じながらも、体を動かさない状態を続けていると、だんだんと体が動かなくなる・・・
それは、頭ではわかっているはず。
ちょっとだけ気合を入れて、近所を散歩してみる。できるだけ自分の足で歩いてみる。
すると、日頃わかっているつもりでいた近所にも、日々さまざまな変化があることに気がつくことがあります。
これが案外におもしろいものかも・・・
・近くの恩田川にシロサギを見つけ、小魚をとらえる瞬間をじっと見つめる・・・中高年が何かに取り憑かれたようになる時間はけっこう貴重かも?!
・また違う場所で、別のシロサギを目撃・・・流れの早い場所でも、一瞬にして小魚をみごとにゲットしました!
・シロサギと、渋谷駅からの田園都市線の鷺沼(サギヌマ)駅・・・同じサギという名前がついていますが、かつては沼地に多くのサギがいたとのことです!
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
なお、「半径300メートルが違う世界に見えてくる近所の散歩! 」シリーズの直近のものは、次のとおりです。
よかったら、ご覧ください。
<その24>・・・「冬の朝6時は中高年の散歩には適さないかも?」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その23>・・・「初冬の香り?」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その22>・・・「あまり行かない最寄駅のざわざわ裏エリアを散歩」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com