考えて、書いて・・・う~ん・・
こんばんは、百萬です。
中高年の自己啓発・・・
必要性はわかるけど、何をどうやったらうまくいくのでしょうか?
中高年の自己啓発を活性化するには・・・
新しいものを追い求めるだけでなく、かつての「読む、考える、書く」など、自己啓発を行う基礎を、文章の大先輩たちから学び直すのもいいのでは。
新しい自己啓発の本が、毎日ドンドンどんどん出版されています。
そのため、これをどん欲に吸収するのも1つの方法。
しかし、中高年はかつて自己啓発の本をけっこう読んだことがあるはず。
けれども、本にいいことが書いてあっても、実行しているかとなると ちょっとあやしいかも。
そのためには、大先輩たちの著書を読み直してみるのもいいのでは?
そのようなことから、会社の社内教育チームで教育資料を見直してみることに・・・
大量の本を読み、大量の本や論文を書いた大先輩たち。
竹内仁さん、梅棹忠夫さん、糸川英夫さん、渡部昇一さん、野口悠紀雄さん、和田秀樹さん・・・6人の著書を改めて読み直してみました。
そして、文章の大先輩たちのノウハウの共通事項を拾い出してみました。
これらが中高年の参考になるかと思い、お知らせします。
目 次
- 誰でも知っているような情報でも個々にバラしてみて、それぞれのつなげ方を変えてみるKJ(注)法だと、まったく新たな発想が考えられるかも!
- 文章を書くコツは 自分の型をしっかり決めておいて、ある程度の構想ができたら まず書き始める・・・すると、最初でつまづかない!
- まとめ
誰でも知っているような情報でも個々にバラしてみて、それぞれのつなげ方を変えてみるKJ(注)法だと、まったく新たな発想が考えられるかも!
いい発想がなかなか出ないなあ・・・
自分にとって関心のあることは・・・
大量の本を読むことによって、たくさんの情報を得ることができます。
では、さまざまな情報から 新たな発想をどうやって生み出せばいいのでしょうか?
大先輩たちの思考法は・・・
・情報が広い範囲にわたるほど、さまざまな分野の新たな関連性が見つけられる可能性が高まる
・そして 自分の問題意識に合わせて、それらの個々の情報を一定の目的に沿って並べ変えてみると、思わぬ新たな発想や主張につながる可能性が広がる
さまざまな情報を一定の目的に沿って、並べかえたり つなぎ合わせたりするには、KJ法が有効であるみたい。
このKJ法を活用すると、次のような効果が・・・
・いろいろな情報のつなぎ合わせ方を検討することで、これまでになかった新しい展開が可能になる
・その結果、誰からみても面白い発想になる可能性が出てくる
(注) KJ法については次が参考になるかも。よかったら、ご覧ください。
hyakuman-amane.hatenadiary.com
物事を突き詰めて考える上で、KJ法は発想の広がりを限定しないという意味で かなり有効な方法かも。
これまでにあった情報の組み合わせを、意識的に変える訓練をする。
この方法によって、これまでとまったく異なるストーリーを展開させ、とても新鮮なものになる可能性が高まるかもしれません。
文章を書くコツは 自分の型をしっかり決めておいて、ある程度の構想ができたら まず書き始める・・・すると、最初でつまづかない!
悩んでしまうなあ・・
本をたくさん読むことによって、自分の関心ある情報を出来るだけ集める。
そして、その大量の情報メモについて、いろいろな組み合わせ方を変えて考えてみる。
その後で「書く」作業での大先輩たちのノウハウは・・・
・新たに考えたことを、読者に「読みやすく 理解されやすい」文章で展開していく
最初から完璧な文章を書こうとすると、筆が全く進まなくなるものです。
そのような場合に大量の本を書いている大先輩からすると・・・
・とにかくまず書き始めることが大切
書き始めれば とりあえずは進み、次にさまざまな展開につながっていくことに。
・そして その前提として、文章を書くための「型」を決めておく
型が決まっていれば、まずはそれにしたがって書くだけ・・・
例えば、報告書のフォーマットが最初から決めてあれば、それにしたがって埋めていくだけです。
いろいろな文章を書く場合も、同じでしょう。
例えば、次のような型を決めておく・・・
①目的に沿って、最初に結論を書き、次にその理由を書く。
②次に具体例を書いて、理解しやすくする。
③最後にもう一度 結論を書いて確認する。
このような型を決めておけば、それに沿ってすぐ書き出し始められる・・・
これによって、書き出しのハードルが低くなるのは間違いないでしょう。
それ以外にも、細かい点での共通項目は・・・
・漢字はあまり多く使いすぎない
・接続詞の「が」を多用しない
・1つの文には1つのことしか書かない
など・・・
読み手からみて、わかりやすい文章を意識するということ・・・
まとめ
とりあえず書き始められそう・・・
大量の本を短時間で効率よく読み、それらのメモをもとに さまざまに新たな発想を展開し、大量の本を書き続けた大先輩たち・・・
そこには、「読む、考える、書く」ことについて、共通する重要なノウハウがあるはず。
そのような考え方から、大先輩たちの本を読み直してみることに・・・
すると、役に立つ内容なのに、これまでほとんどやってみなかったことが たくさんあることに気づきます。
それらのノウハウをすべて実行することはできません。
けれども、大先輩たちに共通するやり方のうち、自分のレベルに合いそうなものからマネるのもいい方法。
慣れたら、さらに自分流にアレンジして使うと、それが本当に自分に定着するのでしょう・・・
・誰でも知っているような情報でも個々にバラしてみて、それぞれのつなげ方を変えてみるKJ法だと、まったく新たな発想が考えられそう!
・書くコツは 自分の文章の型をはっきり決めておいて、ある程度の構想ができたらまず書き始める・・・すると最初でつまづかない!
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
なお、「50代からの中高年を刺激する自己啓発」シリーズの直近のものは、次のとおりです。
よかったら、ご覧ください。
<その7>・・・「本の読み方 まとめ」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その6>・・・「和田秀樹さん」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com
<その5>・・・「野口悠紀雄さん」編
hyakuman-amane.hatenadiary.com