こんにちは、百萬です。
朝4時台はとっても静か、物音がほとんどしません。
いつに間にか、こんなに早い時間に目覚めるようになったため、健康のために散歩でも・・・
これがいつもの朝です。中高年の中でもかなり早いほうかも。
そんな生活になり、いつの間にか 近所の自然や生物・植物の日々の変化、季節ごとのさまざまな移ろいにハマってしまい・・・はや10年。
朝早く目覚めると、時間がゆったり流れているように感じます。
家族も近所の人たちも、まだぐっすり眠っている時間に、家をそっと抜け出して きままに散歩と道草。
今日も300メートル以内の近所を散歩して、いくつかの発見がありましたので お知らせします。
目 次
ひつじ飼いに追われるように、「ひつじでんしゃ」がメーメー鳴きながら 歩いているみたい!
朝夕の散歩で「うしでんしゃ」か、「 ひつじでんしゃ」のどちらかを必ず見かけます。
土手の上を のんびりと、とてもゆっくり歩いているように見えます。
2両だけの電車が 単線を行ったり、来たり。ずっとその繰り返し。
電車はたしかに走っていますが、草を食べながら のろのろと歩いている感じ。
子どもが横を駆けると、子どもが圧倒的に勝ってしまいそう・・・
ほとんど誰も歩いていない道を 自由きままに散歩。右に行ったり、今度は左にふらふらと。
こどもの国線を 「うしでんしゃ」や「ひつじでんしゃ」が動いているさまは、まるで田園風景に溶け込んでいるような感じです。
せわしない毎日の生活とは 無縁のような世界。
電車が私の視界に入り、そして見えなくなるまで たった30秒とちょっと。
でもなんとなく、今日も散歩してよかったなあと感じる瞬間です。
道端のかれんな草花たちの とっても静かなハーモニー!
田んぼの苗がここ数日で急成長しました。
その道端をじっと観察すると、単色系ながらさまざまな草花が顔をのぞかせています。
地味な色合いとはいえ、遠目に見るといろんな色が微妙に溶け合って、まるでハーモニーを奏でているよう・・・
黄色い花、紫色の花、ピンク色の花はとても小さいサイズ。その花に、ときどきミツバチやバッタがとまっているのを見かけます。
これも、とても平和な瞬間。
普通なら15分の散歩が、今日も30分以上になりそう・・・
そのようなとき、私の足は無意識に立ち止まっていて、それをじっと眺めています。
時の流れるのをすっかりと忘れてしまってるような感覚。
植物も昆虫たちも、みな生きているんだなあ。
思わず、アンパンマンの作者である やなせたかし さんが、かつて作詞した「手のひらを太陽に」を思い出したりします。
♪ ぼ~くらは みんな生きている~・・・みたいに
自然の中にある 何か貴重なものを見たような気持ちかも。
さまざまな道端の小さな草花と、それに寄り添う昆虫たちを見ていると すべてがつながっている・・・
生きていることを実感できる時間が、ゆっくり、ゆったりと過ぎていきます。
田んぼの中、アメンボたちの軽やかな水上の舞い!
田んぼの苗が成長する下で、その水面を小さな生物が何匹も軽やかに動いています。
それはアメンボたち。なんとなくまだ小さいような・・・
さっと通り過ぎるとまったくわからないけれど、田んぼの隅にちょっとだけ腰を下ろして 、田んぼの水面をじっと見ると けっこうな数のアメンボ。
まるで氷上のスケーターみたいに、水の上を軽々と舞っています。
アメンボの動きは予測困難。次はどこへ向かって滑るのか・・・
そんなことを考えながら、横浜市内の田んぼをじっと見つめているのは私ぐらいでしょう。
散歩している中高年がときどき、不思議そうな顔でこちらをチラッと見て通り過ぎます。
田んぼに苗が植えられる前は、早朝にラジコン飛行機を飛ばしている中高年の男性がいました。すごい楽しそうな顔で・・・
今はそれができないので、さぞや寂しいのではなどと思います。
秋の稲刈りまで ちょっとお預けですかね。
まとめ
60代になって、あわてず、ゆっくり、のんびりが、日々の生活パターンになりました。
急ごうとしても、それができないような感覚ですが・・・
すると、せわしない日常の世界の中にあっても、ときどき 非日常のような世界が広がるような感じがします。
これって、けっこういい感じ方かも。
生物や植物を日々じっと観察してみると、かすかな変化がわかるようになってきました。
みなちゃんと生きている みたいな感覚は、とても貴重なもの。
・ひつじ飼いに追われるように、ひつじでんしゃ がメーメー鳴いて歩いているみたい!
・道端のかれんな草花たちの、とっても静かなハーモニー!
・田んぼの中、アメンボたちの軽やかな水上の舞い!
人のいない時間帯に 近所をゆっくり歩くと、日ごろ見えないものが見えてきます。
そして、小さな変化にときどき驚かされます。
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。