hyakuman_amaneのブログ

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【 京都四条から五条の寺町通りをゆっくり散策して、ちょっと変わった景色を発見!: 京都編 その3 】

 

京都の街並みをゆっくりと散策すると
いいことがあるかも・・・

こんばんは、百萬です。

 

京都の四条通りから五条に向かって、寺町通りを歩きます。

すると 古きよき時代の京都の街並みが、まだまだたくさん残っていることがわかります。

 

狭い道が碁盤の目のように走っているこのあたり。

あちらこちらの建物の前をゆっくりと歩きました。とても久しぶり・・・

ときどき軽トラックなどが通るので、気をつけて・・・

 

ここはその昔、京都が最も栄えた場所の1つ。

こういう所をゆっくり散策していると、ときどき おもしろいものに出あって、得をしたような気分になることがあります。

 

今回はわずか1日だけの京都の旅。

京都の繁華街 周辺で、興味深いものを見つけましたので お知らせします。

 

目 次

 

きわめて芸術性が高い「わざわざ曲げてつくりあげた電柱」の美にビックリ!?

 

建物の形に合わせて、電柱を曲げる
京の美の極致・・・!?

 

京都の家は、うなぎの寝床などとよく言われます。間口が狭く、奥行きがけっこう長い。

確かに場所によっては、細長く小さな家がびっしりと 詰まっているようなところが多くあります。

 

四条通りから五条通りにかけて伸びている寺町通りも、その1つ。

かつて京都に住んでいたときに、この通りのあちこちをふらふらとよく歩きました。

 

それからかなりの年数が経ちました。

今回、改めてこのあたりを歩いてみると、古きよき京都の匂いのする家々が取り壊されて、新しいハイカラな家に変わっているところも・・・

 

もともとそれほど大きくない 繁華街周辺のさまざまな民家の連なり。

今回、狭いながらも その空間をうまく使っているところを見つけました。

 

その1つが、建物の出っ張り部分に合わせて わざわざつくられたと思われる電柱。

周囲の民家それぞれに電気を供給するために、その真ん中あたりに設置されたのでしょう。

なんと、建物の不規則な形に合うように、電柱をわざわざ曲げてつくり上げているではありませんか!

 

最初は何だ、これ? ?

その後、近寄って行き、しばらくじっと観察しました。

 

たぶん、近所のみんなでさまざまに話し合って 苦労してつくったのでしょう。

これはまさに、京都芸術の粋かも!?

 

小さくても、庭空間を創造したい 京都人の心持ちがよくわかるような?!

 

微小空間に、宇宙サイズの
心の安らぎを求める工夫・・・

 

京都では、自然との調和を大切にする家づくりが多いと思います。

しかし、この繁華街周辺のようなところでは、間口がそれほど取れません。

このあたりをのんびりと散策していると、狭いスペースをとても上手に使って、ステキな?庭空間をつくっている家を見つけました。

 

大きな窓の幅が2メートルくらい。窓から逆向きに突き出している奥行きが40センチほど。

何だろうとまじまじ見つめて、一瞬目をパチクリと・・・

 

これは何?

なんと、京都の侘び 寂びを感じさせるミニ庭園!

この空間をつくろうと思ったのは、狭いながらも 何とか心を和ませる空間を創造したいという執念かも。

 

これを見た瞬間、私はまったく言葉が出ませんでした。

こういう奇抜な発想もあるのかあ・・・

 

まわりの家を見わたしましたが、同じような庭付きの家は見当たりません。

心が休まる庭空間を少しでもつくりたい。この家の持ち主の、そんな気持ちを想像しました。

完全に脱帽!

 

自宅の駐車場に、 ほかの誰にも車を入れられないための創意工夫?!

 

堅固な守りを感じさせる
バリケード風の芸術美!?

 

家の1階部分の一部を駐車場にする。

都会ではそんな家が増えています。

 

土地の値段が高いため、どうしても広い面積を確保できない・・・

そうなると、1階部分を上手に活用せざるを得ないもの。これは大都会だけでなく、地方中核都市でも同じ傾向かも。

 

今回 京都で見たこの光景。

自分の家の1階につくった駐車場を、ここまで車が停められないようにするのは、なぜ?

駐車スペースをじっと見つめてしまいました。

 

そして、いろいろに想像を膨らませました。

家の持ち主は、何らかの事情で愛車を手放したのかも。でも、何で ここまでする必要があるのか?

 

この場所は、京都の繁華街のすぐ近く。特に土日は、どの駐車場も昼には満杯になります。

そのため、四条通りに車で来た人が ここにちゃっかり停めることがあるのだろうか?

 

そしてトラブルが発生すると面倒なので、それを避けるために このようなことをしたのではないかなどと想像しました。

 

あるいは・・・何らか事情で買った家を手放さざるを得なくなり、次の購入者を探すまでの間、誰にも悪さをされないためにバリケードを築いたのか?

暇にまかせて、いろいろなことを空想しました。

 

でも、それにしても、なぜここまで・・・!?

 

まとめ

 

歩き疲れたら、一服しましょう・・・

四条通りの繁華街周辺に残る京都の古い街並みを、人のいない早朝に歩くと とても心が落ち着きます。

烏丸通りから河原町通りにつながる四条通りは京都市のメインストリート。

 

その四条通りから五条通りに向かって、寺町通などの細い道を歩いていくと、いかにも京都らしい風情のある街並みがまだまだ残っています。

けれど、古くなった家は次第に取り壊されて、新しいタイプの家にどんどん変わってきています。

 

1時間ほどですが、今回はそのような街並みを久しぶりに散策してみました。

すると、狭い空間をよくここまでさまざまに工夫して 活用していることに新鮮な驚き・・・

 

京都人の執念のようなものを感じました。

これは、実はすごいことかもしれません。

 

・きわめて芸術性が高い「わざわざ曲げてつくりあげた電柱」の美!?

・小さくても、心なごむ ミニ庭空間を創造する京都人の心持ち!?

・自宅の駐車場に 誰1人として車を入れられない工夫!?

 

京都に旅行に行く人は、お寺の訪問や おいしいものを食べる合間を縫って、一般の人たちが普通に暮らしているこのような街並みを、ゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか?

 

京都人らしい発想にもとづく 驚くような建築物に出会えるかも。

もし発見したら、私にも教えてほしいものです・・・

 

ブログをご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

 

【ご参考】

今回は、寺町通りを歩いてみました