こんばんは、百萬です。
自宅から近くの横浜市 寺家ふるさと村に、妻と2人でホタルを見に行ってきました。
20年近く前、子どもが小学生のときに行ったきりなので、ずいぶん様子が変わっていて驚きました。
この場所は横浜市とはいえ、まだまだかなりの田園風景が残っています。景観が保全されている地区であり、川崎市と東京都町田市に隣接しています。
田んぼと小川、小高い丘などがあり、早朝には犬を散歩させている人がけっこういます。
6月になって古い写真を整理していたら、ホタルのぼやけた写真が出てきました。
懐かしく思い出され、それで妻と2人でこの時期にホタルを見に行くことに。
そのとき様子をお知らせします。
目 次
ホタルがゆらゆらと妖しく飛び回る 異次元の世界に、しばし我を忘れました!
その日は、夜7時ごろに寺家ふるさと村に着きました。
まだ薄暗いくらい程度のため、ホタルがまったく見えません。
けれども、それから30分ほどして、夕方の薄暗さが真っ暗な闇に変わった瞬間。
あちらこちらに点灯して揺れるホタルが1匹、また1匹と姿を現し始めました。
そのとき、さまざまな場所から 子どもと親の歓声が聞こえました。まるでため息をもらすよう・・・
草むらに潜んで静かに点滅しているホタル(メス)もいれば、空高く舞い上がってゆらめいているホタル(オス)もいます。
さらには、数匹のホタルが交互にダンスを踊っているような光景も。
1年間じっと待って成虫に。オスとメスが織りなす2週間のステキな世界・・・
川の横にある小さな草むらでも点滅しています。また、田んぼのふちを不規則に低飛空しているものもいます。
最初はあまり見えなかったホタルですが、あたりが暗くなるにつれて、ますます鮮明に見えます・・・
黄色っぽい光もあれば、少し白っぽく見える点滅も。
20年ぶりで来たので、もしかして農薬などの影響でホタルが減少したのかも と心配しました。
けれども、真っ暗になってたくさんのホタルに再会できて 感激。
久しぶりに味わった異次元の世界・・・とても妖しい雰囲気が辺りを支配しているみたい。
いくつになっても、子どもの頃と同じように、時の過ぎるのを忘れられるのはいいものです。
横浜市にはホタルが見られる場所がまだまだあります!
横浜市にはホタルが見られる場所が、けっこうあります。
けれども、有名な場所には多くの人が集まります。
ずいぶん前に妻と子どもたちが、緑区にある「四季の森公園」にホタルを見に行ったら、人のものすごい行列だったとのこと。
人の頭越しにしかホタルが見られず、とても残念だったことがありました。
そのため、今回は自宅から近くの割と地味な所に行こうと決めたのです。
けれども、結果的にはものすごい人、ひと、ヒト・・・
当時とは違って、最近はネットやスマホで簡単に情報が得られるため、この場所もかなりの人気スポットになったのでしょう。
それでも、もっと有名な場所に比べればまだ少ない方かも。
今回、妻と2人でホタルを見に行こうかなと思ったのは、たまたま古い1枚の写真からでした。少し色あせています。
今では子どもたちも独立して、夫婦2人の生活。昔の思い出に浸るわけではありませんが、たまにはいいなあと思いました。
今度この場所にホタルを見に来る時は、平日の夜にしようかなと思いました。
(それでも多いかも)
ホタル目当ての車の渋滞と、パトカーの出動にご注意を!?
田んぼの横の細い道には、多くの車が軒を連ねるようにびっしりと停まっていました。
狭くなった道路を 新たな車が次々と通るため、歩いている人が通るのにとても危ない感じ。
この細い通りは、どんどん奥まで行くと行き止まりになっているため、Uターンができないのではと少し心配に・・・
そのうちパトカーが現れて、大きな声で車の移動を呼びかけていました。
今はこういう状態にまでなっているのかと思うと、ちょっと残念。
しばらく来ないうちに、ホタルの宿も大きく変貌していました。
まとめ
寺家ふるさと村は、子どもが小さい頃に家族で来たホタルの生息地。
昔の名残はありつつも、かなり変化がありました。
これほど大勢の人が集まるくらい有名に。
それでも、あたりが真っ暗になるにつれ、ホタルたちが妖しく美しい姿を見せてくれました。
いつの間にか、時間の経つのをつい忘れてしまっていました。
・ホタルがゆらゆらと妖しく飛び回る 異次元の世界に、しばし我を忘れました!
・横浜市にはホタルが見られる場所がまだまだあります!
・ホタル目当ての車の渋滞と、パトカーの出動にご注意を!?
私が子どもの頃にも、この時期になると、たくさんのホタルを近くの川に見に行きました。
当時は、当たり前の光景。
その後、私の子どもたちと一緒に見に来ました。そして、今回は妻と2人で。
それぞれに、ホタルを見る視点が少しずつ変わるのを感じました。
それでも多くのホタルを、今回も見ることができました。
60代になった今でも、まるで子どものように息を凝らしてじっと見つめていました。
このようなことを体験できるのも、この場所の魅力でしょう・・・
ブログをご覧いただき、ありがとうございました。