hyakuman_amaneのブログ

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【 15回観てもまだ飽きない『愛と青春の旅立ち』! : 大好きな映画の1シーン <その1 >】

 

『愛と青春の旅立ち』
(1983年:Amazon
プライムビデオより引用)

 

こんばんは、百萬です。

 

1980年代の懐かしい映画を、休日にまた観ました。

何度見ても飽きない映画というものはあるものです・・・

 

15回目ともなると、さすがに全体のストーリーだけでなく、主だったセリフまで覚えてしまいました。

それでも不思議なもので、観る前からワクワクしてきます。

 

20代に初めて観たときの感動とは、また一味違う気づきがありましたので お知らせします。

 

目 次

 

何度観ても、また観たくなる映画は 心の宝物かも?

 

 

今回はリチャード・ギアデブラ・ウィンガー主演の『愛と青春の旅立ち』。

今回で15回目の鑑賞となります。

私は映画が大好きです。小さい頃から、気に入った映画は何度も観てきました。

 

この映画は、20代に妻と一緒に見たのが最初。

妻の当時のお勧め映画でした。どうしても行こうと言うので、一緒に渋谷の映画館に観に行ったのを覚えています。

その後、気がついてみたら、なんと15回も観てしまいました。

 

この映画のあらましは・・・

 

親の影響もあってかなり不遇に生きてきた若者が、海軍士官学校に入ります。

その訓練の途中で 巡り会った、とある工場勤務の女性と付き合うものの、士官学校の卒業が近づくなか、最後には彼女を捨ててしまいます。

 

しかし、その後 士官学校の唯一の親友が 女性との交際問題で自殺し、若者はそれまでに失った最愛の人も含めて、すねた生き方を自分なりに見つめなおします。

 

そして、ラストでは・・・???

 

ストーリーとしては、とてもシンプルです。

けれど何度観ても、愛を信じたい男女の機微について、さまざまに考えさせてくれる名映画かも・・・

 

その一方で、私がこの映画で観たいのは、実は最後のシーンだという気もします。

真っ白な制服に身を包んだ士官の若者に、突然 抱えあげられた女性が、男性の白い制帽を手に取って ステキな笑顔でかぶる・・・

 

これはまるで、絵本を何度も読んで欲しいという子どもと、もしかして・・・同じレベルかも?

 

観るたびに、新たな気づきがあるのがうれしい!

 

 

自分のお気に入りの映画を改めて観ると、新たな気づきが毎回あります。

 

この『愛と青春の旅だち』の印象は・・・

私は20代の頃は、主人公の男女2人の行動や心の動きにしか 関心がなかったように思います。

 

しかし、今では私は60代。

私の子どもたちも成長して、私に60代の親としての視点も加わって 映画を観ていることに気づきます。

 

主人公である工場勤務の貧しい女性の母親。さまざまな苦労をして年老いています。

映画を観ていて、士官候補生に捨てられた娘に対する 母親の複雑な気持ちがよくわかるようになりました。

母親も士官候補生に、かつて捨てられた経験があるだけになおのこと。

 

娘のことが心配でたまらないものの、娘の行動には常に言葉を選んでしまう・・・

映画を改めて観ることで、その映画を違う立場で再評価することができるかも。

 

さりげない仕草、何げない一言、あるいは周りの光景など。それらすべてが映画の中でつながっている。

そんなことがよくわかったりします。

 

また、特に若い頃に見た映画は、その当時の自分の経験の中での感じ方だったはず。

けれども、一定の人生を経てきた結果として、いま観てみると感じ方がけっこう変わっていたりします。

 

自分の経験や年齢によって、見え方が変わっていくのがわかるのは面白いもの。

お気に入りの映画をもう一度観てみると、新たな楽しみの発見がありそうです。

 

何度も観たいと思う映画をストックして、また観ましょう!

 

 

私は映画を年間100本ぐらい見ています。

新しい映画が80本くらい、懐かしい映画が20本くらい。

 

新しい映画を見ることが圧倒的に多いのですが、ある時ふと、以前に観た映画が頭の中に浮かんだりします。

ハッピーエンドで終わるものや、頑張ったことが報われるようなものが多いように思います。

世知辛い世界の中で、何か心があったかくなるようなものを期待しているのかも。

 

新しい映画を見る場合は、そのようなことがわかりません。

そのため、Amazon プライムビデオなどで、おもしろそうなものを片っ端から見ている感じ。

その中で、新たに気に入った映画がまたストックされて、宝になっていきます。

 

まとめ

 

 

何度観ても、飽きない映画があるものです。

そして、観るたびに新たな感動と気づき。

 

それはまるで、小さな子どもが、1冊の絵本をお母さんに何度も読んでほしいと せがむ感じ・・・

 

今回は、『愛と青春の旅立ち』を久しぶりに観て、またいろんな気づきがありました。

 

・何度観ても、また観たくなる映画はとてもいいものです

・観るたびに、新たな気づきがあります

・何度も観たいと思う映画をストックして、心の宝にしたいものです

 

新しい映画はもちろんいいけれど、以前観て気に入った映画を、改めて観直すのもいいもの。

忙しい中ですが、過去を振り返ることも、たまにはいいことかも・・・

 

ブログをご覧いただき、ありがとうございました。